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Yamareco

記録ID: 1197174
全員に公開
トレイルラン
富士・御坂

ランナーのための富士山ルート3776(日帰り可!)

2017年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
17:35
距離
49.2km
登り
3,879m
下り
1,499m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:35
休憩
2:25
合計
17:00
1:10
100
スタート地点
2:50
3:10
30
ラストコンビニ
3:40
3:50
100
よもぎ湯
5:30
5:50
60
大渕街道終点
6:50
6:50
20
スカイライン合流点
7:10
7:15
25
グリーンキャンプ場
7:40
7:45
125
料金所ゲート前
9:50
9:50
60
御殿庭下
10:50
10:50
20
山体観測装置
11:10
12:00
80
宝永山荘
13:20
13:20
65
八合目
14:25
14:30
10
奥宮
14:40
15:00
170
剣が峰
17:50
18:00
10
宝永山荘
18:10
ゴール地点
行程としては、大渕街道に入るまでがひと苦労。夜だからか分かりませんが、とにかく道が分からすぎます。あとマップも一番迷いやすい市街地をかなり端折っているため、一度迷ったらあれでリカバリーするのは不可能でしょう。今回、吉原高校まで進んでしまったので24号線をそのまま進んで東名高速沿いに復帰しました。
大渕街道から先は迷う箇所がほとんどないので道なりに進めばゴール可能です。あとは2日目以降のマップがちょっと距離感分かり辛いかな…。
真っ暗なみなと公園のテトラポッドを乗り越えて海水を汲むのには非常に難儀しました。今回用に持参した捨ててもいいランニングシューズのツルッツルなソールであの巨大なテトラポッド群を乗り越えるのは大変でした。危なく取り付きで滑落事故を起こす所だった(笑。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
新富士駅
コース状況/
危険箇所等
スタンプポイントは宝永山荘6:00-20:00のみ、他は外に置いてあるのでいつでも可。シャチハタの蓋を開けっ放しにしないように!
その他周辺情報 新富士駅近くの温泉施設は現在検査を受けていて休業しているそうです。
帰りの湯を求めるならば富士宮駅が良いでしょう。
予約できる山小屋
八合目池田館
今回のお荷物たち。
2017年07月15日 01:05撮影 by  ISW13HT, HTC
7/15 1:05
今回のお荷物たち。
スタート地点。ガイドマップ、スタンプラリー用紙、挑戦計画書および提出ボックスは公園の最も東側のエリアにあります。園内に上がる道路のすぐ脇で、夜でも分かると思います。
ただ筆記用具が一切置いてないので注意です。
2017年07月16日 00:42撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 0:42
スタート地点。ガイドマップ、スタンプラリー用紙、挑戦計画書および提出ボックスは公園の最も東側のエリアにあります。園内に上がる道路のすぐ脇で、夜でも分かると思います。
ただ筆記用具が一切置いてないので注意です。
一気に飛んで、ラストコンビニで食事。この時点で熱中症の症状が出ていたのか、食事が全く喉を通りません。消化もされないのでしばらく歩きます。
2017年07月16日 03:05撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 3:05
一気に飛んで、ラストコンビニで食事。この時点で熱中症の症状が出ていたのか、食事が全く喉を通りません。消化もされないのでしばらく歩きます。
よもぎ湯までは徒歩で何とか到着。よもぎ湯は夜だと結構分かり辛いです。地図の感覚よりちょっと奥に入る感じです。
2017年07月16日 03:44撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 3:44
よもぎ湯までは徒歩で何とか到着。よもぎ湯は夜だと結構分かり辛いです。地図の感覚よりちょっと奥に入る感じです。
そのかなり先に、よもぎ湯と同じスタンプを押せる民宿があるけど、その民宿へ向かう道との分岐点に最後の自販機あり。距離も結構あるので、ラストコンビニよりここで水分補給しても良いかもしれない。
2017年07月16日 04:13撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 4:13
そのかなり先に、よもぎ湯と同じスタンプを押せる民宿があるけど、その民宿へ向かう道との分岐点に最後の自販機あり。距離も結構あるので、ラストコンビニよりここで水分補給しても良いかもしれない。
気持ち悪くて全く走れず悪戦苦闘しつつ、4:30過ぎにようやく山が見えた。実はここまで来る間、2つほど山を越えていたようです。夜だから分かりませんが。
2017年07月16日 04:43撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 4:43
気持ち悪くて全く走れず悪戦苦闘しつつ、4:30過ぎにようやく山が見えた。実はここまで来る間、2つほど山を越えていたようです。夜だから分かりませんが。
しばらく進むと、ようやく大渕街道の終点に辿り着きます。まさに絶不調状態で中継点へ。ここのベンチで10分ほど横になりました。
2017年07月16日 05:36撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 5:36
しばらく進むと、ようやく大渕街道の終点に辿り着きます。まさに絶不調状態で中継点へ。ここのベンチで10分ほど横になりました。
そこからさらに進むと、村山古道との合流点も越えてようやくスカイラインに合流します。大渕街道終点からここまではなぜか下り基調です。
2017年07月16日 06:52撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 6:52
そこからさらに進むと、村山古道との合流点も越えてようやくスカイラインに合流します。大渕街道終点からここまではなぜか下り基調です。
2日目コース終点のキャンプ場へ。7:00、すっかり朝になってしまった。気持ち悪くて全く走れません。キャンプ場の水をお借りして、冷たい水で体中を冷やします。
2017年07月16日 07:15撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 7:15
2日目コース終点のキャンプ場へ。7:00、すっかり朝になってしまった。気持ち悪くて全く走れません。キャンプ場の水をお借りして、冷たい水で体中を冷やします。
山に入ればこっちのもの、御殿庭まで来れば何とかなるだろう、とそれだけ念じ続けてここまで来た。
2017年07月16日 09:49撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 9:49
山に入ればこっちのもの、御殿庭まで来れば何とかなるだろう、とそれだけ念じ続けてここまで来た。
御殿庭あたりからは空気も薄く、体調不良の身では息も絶え絶えです。何とか宝永山荘の目処が経つ山体観測装置に到着。既に11:00近い…。ガス欠も酷いのでここで残りのピットインリキッドを使い切る。
2017年07月16日 10:50撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 10:50
御殿庭あたりからは空気も薄く、体調不良の身では息も絶え絶えです。何とか宝永山荘の目処が経つ山体観測装置に到着。既に11:00近い…。ガス欠も酷いのでここで残りのピットインリキッドを使い切る。
宝永山荘でカレー。お姉さんが大盛りにしてくれました!
店内には有名人が寄贈した登頂記念サインがたくさん貼ってあります。そんな中に1つ…これ噂の須藤凛々花?
食事と充電を済ませて12:00に頂上へ向け出発。
2017年07月16日 11:37撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 11:37
宝永山荘でカレー。お姉さんが大盛りにしてくれました!
店内には有名人が寄贈した登頂記念サインがたくさん貼ってあります。そんな中に1つ…これ噂の須藤凛々花?
食事と充電を済ませて12:00に頂上へ向け出発。
山頂へ続く道に戻る頃にはもう体力は0よ!状態。体中が全く動かないし気分悪いし息も苦しいし…。フラフラしながら、数歩歩いてはもたれかかったり。死にそうです。真面目に。
2017年07月16日 13:18撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 13:18
山頂へ続く道に戻る頃にはもう体力は0よ!状態。体中が全く動かないし気分悪いし息も苦しいし…。フラフラしながら、数歩歩いてはもたれかかったり。死にそうです。真面目に。
14:30頃。執念でここまで来た。頂上かと思った8合目来た時に遥か上が見えた時は、もう帰ろうかと思いましたが(笑。
2017年07月16日 14:28撮影 by  ISW13HT, HTC
1
7/16 14:28
14:30頃。執念でここまで来た。頂上かと思った8合目来た時に遥か上が見えた時は、もう帰ろうかと思いましたが(笑。
その先も作業のように剣が峰に辿り着きます。もう意地以外の何物でもない。田子の浦で汲んでここまで運んできた海水をかけます。
2017年07月16日 14:45撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 14:45
その先も作業のように剣が峰に辿り着きます。もう意地以外の何物でもない。田子の浦で汲んでここまで運んできた海水をかけます。
下山はゆっくり。ただ山頂で何か買えると思っていたら営業していなくて、何も食べられずにあっさりガス欠。宝永山荘で報告と軽食を済ませる。筋力は0状態なので、せめて補給だけは怠らずに。
2017年07月16日 17:53撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 17:53
下山はゆっくり。ただ山頂で何か買えると思っていたら営業していなくて、何も食べられずにあっさりガス欠。宝永山荘で報告と軽食を済ませる。筋力は0状態なので、せめて補給だけは怠らずに。
無事に富士宮口5合目へ。歩数表示は9万歩。ガーミンはなぜかリカバリータイムを20時間と表示していました。20時間後にまたこれとか無理だから(笑。
2017年07月16日 18:18撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 18:18
無事に富士宮口5合目へ。歩数表示は9万歩。ガーミンはなぜかリカバリータイムを20時間と表示していました。20時間後にまたこれとか無理だから(笑。
コンプリート。スタート地点はどっちを押してもOKです。
2017年07月16日 21:44撮影 by  ISW13HT, HTC
7/16 21:44
コンプリート。スタート地点はどっちを押してもOKです。
無事到着した記念バッジと達成証。
ハガキを東京から発送して、1週間ちょっとで届きました。
バッジに年の表記はないので、毎年集めるとかは残念ながらできません。入山バッジはそういう楽しみがあるんですけどね。
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無事到着した記念バッジと達成証。
ハガキを東京から発送して、1週間ちょっとで届きました。
バッジに年の表記はないので、毎年集めるとかは残念ながらできません。入山バッジはそういう楽しみがあるんですけどね。
撮影機器:

装備

個人装備
マーチンウイング スマホ モバイルバッテリー2 UL.Wind上下 Gentosハンドライト スパッツ ピットインリキッド2 アミノ酸タブレット 海水用ペットボトル 飲料最大1リットルとウィダーインゼリー最大3つ(消費と補給を繰り返す)

感想

そもそものきっかけは、毎年富士山に登っている友人が何を思ったか来年これをやってみたいと言ったことでした。海抜0は登山を始めたばかりの頃に沼津の千本浜から須山口経由で行ったことがあって、当時は情報ゼロで大変難儀したものです。あれみたいなのを友人がやって大丈夫なのか?と心配になり、とにかく調べてみる必要を感じました。
ガイドプラン(攻略)を練るためにはまず行ってみるのが一番ですが、色々調べてみると登山競争の試走に毛が生えたレベルだと感じたので、そうであることを確認してきた。登山競争試走21Km+市街地やキャンプ場など補給可能な21Km、熱中症リスクさえ何とかすれば何とかなるだろと捉えてかなり軽い気持ちでやってみました。ここ数日走ってなかったからと前日に走り込みと近所の行列店に炎天下の中並んで熱中症っぽくなるというおまけ付き。その辺の不摂生というか何というかが地味に効いていた気がします。

さて、スタート地点の田子の浦みなと公園にあるスタート地点までは新富士駅から結構歩きます。迷ったりもして1時間近く歩いたような。終了後にタクシーで行ったけど1000円ちょいかかったかも。
みなと公園の川沿いにあるゲートから公園内へ上っていく道路があるけど、上り切った所に広場があって、そこにガイドマップやスタンプラリーシート、挑戦計画書等が置いてあります。挑戦計画書は登山計画書なのですが、ここには筆記用具がありません。用紙も少ないので、HPからダウンロードして自宅で記入・印刷推奨です。

個人的には、アクセス、帰りの便もしっかりしているのでランナーにお勧めしたいです。今回これをやってみた一番の動機は、友人の件もありますが、それ以上にもっとランナーにこのコースを楽しんでもらいたいというのがあります。こういう記録があれば、みんなやってみたくなるのではないかと思って書いてみました。体力・技術という点では、登山競争に出ている人ならまず大丈夫だと思います。馬返しまで走れる人なら大概何とかなるのではないでしょうか?
ただ日中はすごく暑いので、今回のように夜発を勧めたい所。最悪、天候に恵まれなかったならキャンプ場か稜線歩きの少ない宝永山荘から5合目に引き返せばバスで帰れます。今回雨具としてUL.Windの上下を持っていきましたが、引き返し前提なら無しでも行けるかもしれません。
今回のは体調不良とトレーニング不足でかなり悪い部類のタイムだったと思っています。そのため、もっと早く帰ってこれると思います。
改めて良いと感じるのは、これ日帰りができるということ。トレイルランの良さはこれに尽きると思います。その日中に帰京して、風呂に入って選択して寝ることができて翌日ゆっくり過ごせます。おかげでEVOの最終日を見ることもでき、配信を見ながらゆっくりこれを書いてます。
是非ランナーの皆さんにはトレーニングの一環としてでもいいのでこれをやっていただき、やがて日帰りが当たり前になるようになればと思います。

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