佐渡島・ドンデン山 -日本一のカタクリ・シラネアオイ群落-

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月07日(日)

天候

5/4 快晴 5/5晴れ 5/6曇り一時小雨 5/7快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

【5/3】
白い北アルプスの山々を見ながら中央道・上信越道を上越市へ。

5/3 11:59

途中、新井市付近からの妙高山。いつも見ているのとは違うアングルで新鮮。

5/3 13:32

直江津港。佐渡汽船のフェリー「あかね」で佐渡南端の小木港に向かいます。1時間40分の船旅。

5/3 16:36

小木港に上陸して北上。海岸にはオドリコソウの群生。本州では山に登らないとなかなか見られない花も佐渡では普通にどこにでも咲いている。

5/3 16:40

真野湾越しに明日登る大佐渡山地の山並を見ながら島の東にある港街・両津を目指す。

5/3 18:12

はるばる佐渡に来たからにはやはりコレ…両津の寿司屋「魚春」。アワビ、フグ、オキビラメ、マトウダイ…島の山旅ならではのお楽しみ。

夜のとばりが下りる加茂湖。湖畔の「朱鷺（とき）の舞湯」は露天風呂だけの小さな温泉。でも展望は抜群。

5/4 6:09

加茂湖畔の「道の駅」で車中泊。連休中にも関わらず混雑しないのかま佐渡の嬉しいところ。

5/4 7:24

【5/4】
翌朝は快晴。加茂湖の対岸に見る今日登る金北山（右端）など大佐渡山地。

うむ、「日本の正しい田園風景」だ。

両津の街からほんの数キロ車を走らせるだけでこの風景に。この山の名は岨巒堂（しょらんどう）山。よ、読めない。

5/4 7:58

春浅い水沢川の清流を過ぎるといよいよ道の勾配もきつくなってくる。

5/4 8:18

道路脇で見たオオカメノキの花。小さい花は両性花、大きな花は装飾花。

5/4 8:34

さらに高度を上げて行くと、素晴らしい景色が広がってきた。

5/4 8:34

大佐渡山地の最高峰、金北山 (1,172m) 。

5/4 8:35

背後には両津の街と加茂湖。

5/4 9:01

ハイクの起点になるドンデン山荘に到着。ここに車を停め歩き出す。

5/4 9:50

尻立山への道に入るといきなりこの残雪。

5/4 9:16

カタクリ。佐渡のカタクリは葉に斑（ふ）がありません。

5/4 9:17

エゾエンゴサク（蝦夷延胡索)。

5/4 9:19

アラゲヒョウタンボク（荒毛瓢箪木）。

5/4 9:31

何て可愛らしいフキ。

5/4 9:48

登りだしてすぐにカタクリ、スミレサイシン、エゾエンゴサク…

5/4 9:47

撮影に忙しい相方…

5/4 9:48

聞きしに勝る、花のオンパレード。

5/4 9:51

ここは…そう、カタクリ街道とでも呼ぼうか。

5/4 9:53

雪国らしくフキノトウもこんなにも群生しています。

5/4 9:54

今年は残雪多し。

開けた草原に出る。ドンデン高原一帯は1,000年以上にわたって放牧地になっているそうで、夏なら牛と会うのかもしれない。

5/4 9:55

視界の先は海。島の山旅ならでは。

アマナの花咲く草原の向こうにマトネから金北山に続く残雪の稜線。

5/4 10:03

アマナの実には毒があり、放牧牛も口にしない。

5/4 10:15

ほどなくして標高940mの尻立山山頂。ドンデン高原で一番高い場所。

5/4 10:12

初夏のような天気。思わず半袖に（おかげで夏前なのにまっくろくろすけに）。

5/4 10:44

山頂から西海岸。

5/4 10:46

アズマイチゲ。

5/4 10:49

カタクリ、アズマイチゲ、エゾエンゴサク… スプリング・エフェメラル達の競演。

5/4 10:50

赤い花のエンレイソウ ⁉

5/4 10:50

本州の山では見た事がない…

5/4 10:57

一望するドンデン高原。赤い屋根はドンデン避難小屋。

5/4 11:07

アマナの後の草原の主役、エチゴキジムシロ。気の早い花がチラホラと。

5/4 11:07

「島の山旅」の醍醐味はこの眺望。

5/4 11:10

残雪豊富なドンデン池。

5/4 11:11

池を覗くと…な、なんじゃコリャぁぁぁぁ…。カエルの卵 !

5/4 11:13

5/4 11:14

5/4 11:15

アマナ。

5/4 11:21

5/4 11:25

フッキソウ。

5/4 11:33

5/4 11:34

5/4 11:35

5/4 11:35

5/4 11:37

先を歩いていた相方は…寝てる（笑）。

5/4 11:51

自分も…極楽だぁ〜。

5/4 12:25

ここは論天山。今日はここで折り返し別ルートでドンデン山荘に戻る事にします。

5/4 12:35

眼下に両津の港。山腹には、まだヤマザクラがチラホラと。

5/4 12:38

ドンデン池に戻って来ました。

5/4 12:46

椿越峠から尻立山の北側を巻いてドンデン山荘に戻る道に入ります。

5/4 12:49

沢のほとりにミズバショウ。

5/4 12:53

ヴィヴィッドな赤色が素敵なエンレイソウの花。

5/4 12:59

5/4 13:00

ただただ唖然とするカタクリの密度です。佐渡、凄いっ！

5/4 13:07

あ、見つけた…

5/4 13:07

ザゼンソウ。

5/4 13:07

5/4 13:10

北斜面の残雪多し。

5/4 13:21

それ故か、アズマイチゲの群生も多く、見飽きない。

5/4 13:25

そして、佐渡の花といえば、この花。

5/4 13:25

シラネアオイ（白根葵）。

5/4 13:25

ようやく会えました。

5/4 13:29

横断道に出る。ここからはしばし舗装道路。フキノトウがこんなにも。

5/4 13:32

ミヤマカタバミも見つけた。

5/4 13:44

5/4 13:50

一番楽しみにしていたのは、この花。オオミスミソウ。

5/4 13:51

「ユキワリソウ（雪割草）」はこの花の事。

5/4 13:51

5/4 13:53

白い花も。

5/4 13:54

5/4 13:55

5/4 14:01

キクザキイチゲ。

5/4 14:24

アラゲヒョウタンボク。

5/4 14:08

花を楽しみながらの舗装道路歩きはドンデン山荘まで。この県道はまだ雪の為に島の西には抜けられません。

5/4 14:27

5/4 14:31

ドンデン山荘に戻って来ました。

5/4 14:40

山荘のアイスをいただきながらテラスから雄大な展望を楽しむ。

5/4 16:32

両津へ下ります。道路脇にも花々が。

5/4 16:32

コキンバイの群生。

5/4 16:37

5/4 16:42

行きには何故か気が付かなかったニリンソウが彼方にも此方にも。

5/4 16:43

稜線付近では見かけなかったニリンソウがこんなにも群生しています。

5/4 16:44

ミヤマキケマン（深山黄華鬘）の花も見つけた。

5/4 17:42

この日は知り合いの佐渡出身の方々と一緒に夕食。国仲平野の真ん中の新穂という町にある「長三郎鮨」。

5/4 17:59

佐渡の寿司と言えば必ず名前が上がる店。お腹を満たした後は昨日に続き道の駅で車中泊。

5/5 4:50

【5/5】
起床3時半。御来光を見にドンデン山荘へ再び上がる。

5/5 4:54

湯を沸かし紅茶で体を温めながら待った朝日。今日もまずまずの天気。

5/5 5:02

朝日に映える金北山。

5/5 5:03

5/5 6:28

寝不足の相方は仮眠するので、別行動とし、ドンデン山荘からアオネバ渓谷を下る事にします。

5/5 6:56

5/5 7:15

5/5 7:56

5/5 7:56

5/5 8:01

5/5 8:02

5/5 8:05

ニリンソウに彩られたアオネバ渓谷。

5/5 8:13

サンカヨウの花。

5/5 8:14

咲き始めて間もない花か、とても瑞々しいです。

5/5 8:21

真打ち登場、シラネアオイ。

5/5 8:22

とにかく多い。

5/5 8:28

アオネバ渓谷は「シラネアオイ街道」。

5/5 8:31

5/5 8:34

5/5 8:36

ヒトリシズカ。

5/5 8:36

5/5 8:44

5/5 8:59

5/5 9:01

5/5 9:05

5/5 9:06

5/5 9:07

崖下はイワカガミの群生地。

5/5 9:10

清流とニリンソウ。

5/5 9:11

シラネアオイの次はニリンソウ、飽きさせない花のコース。

5/5 9:11

ズーム。

5/5 9:13

5/5 9:15

ドンデン渓谷入口へ到着。約2時間、花咲く谷を楽しみながらゆっくり下りました。

5/5 9:15

山荘から車で下りて来た相方にピックアップしてもらい合流。

5/5 11:16

この後は島内巡りへ。東の海岸を北上し、奇岩の二ッ亀へ。

5/5 11:12

海岸にも本州では高山でしか見られない花が。クルマバソウ (車葉草)。

5/5 11:51

山肌には淡い若葉の芽吹きの中に山桜が点在する。大野亀付近。

5/5 14:49

5/5 15:25

5/5 15:26

5/5 17:41

5/5 17:49

5/5 17:55

5/5 17:57

この晩のドンデン山荘夕食メニュー。

5/6 10:55

【5/6】
ぐずつきそうな空なので、島内観光に。まずは何をおいても、朱鷺（トキ）でしょう。

5/6 11:56

車を飛ばしてへ。目的はお昼の蕎麦。「七右衛門」。席の空きがないと蕎麦にありつけません。基本、事前電話で確認必要の人気。

5/6 12:04

島内ダントツおすすめの店ですが、近々お店を畳むかも、との話。

5/6 14:00

午後は佐渡金山へ。

5/6 14:29

5/6 14:34

5/6 15:02

5/6 17:55

佐渡金山から宿のある七浦海岸に移動。夫婦岩と呼ぶ岩の向こうに陽が沈む。

5/7 6:34

【5/7】
佐渡最後の日は再び快晴。

5/7 8:15

宿泊した「ホテルめおと」。

5/7 8:18

夫婦岩までは引潮の時には歩いて行ける。

5/7 8:28

ウミネコさん達。

5/7 9:31

帰りに立ち寄った妙宣寺。

5/7 9:33

佐渡は歴史的にも興味深い場所がたくさん。

5/7 10:47

最後に船が出る小木港近くの景勝地、「矢島経島」に寄り、出港時間まで散策を楽しんだ。

5/7 10:47

ハマハタザオ（浜旗竿）咲く付近の海岸。

5/7 10:53

ホタルカズラ（蛍葛）の花も。

5/7 10:55

佐渡と言えば「たらい舟」。

5/4 13:00

5/7 13:23

5/4 12:43

5/4 13:36

5/5 4:50

5/5 12:04

5/7 6:08

5/7 13:47

直江津港から車で10分、上越市にある「待夢里（たいむり）」なるお店。知る人ぞ知る、イチオシの理由は…

5/7 13:58

「なんじゃこりゃああああっ!」
文句なしに美味しいカレー。冗談でなく、人生最高のうまさのカレー!

5/7 14:53

見送る妙高にも別れを告げて、さあ名古屋へ帰ろう。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 7 Plus Apple