岩手山(鬼ヶ城コース〜山頂〜お花畑コース)
- GPS
- 06:52
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
山頂11:20 〜 11:32御鉢 〜 11:38不動平 〜 12:20御花畑分岐 〜 12:28御苗代湖 〜 12:36御花畑分岐 〜 12:54大地獄分岐 〜 13:07切通し 〜 13:21黒倉山13:27 〜 13:33黒倉分岐 〜 13:43姥倉分岐13:56 〜 14:25犬倉山14:30 〜 14:42リフト山頂駅 〜 15:18下駅
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
リフトは7:00から17:00まで。9月の平日は8時からのようなので、休暇村に確認要。 鬼ヶ城は1カ所細くて急な登りあり、小学生は危ないかも。 お花畑から地獄谷分岐にかけて所々硫黄臭。黒倉山頂は数カ所から水蒸気が噴出。姥倉から黒倉の稜線上にも登山道のすぐ外側に噴出口あり。 網張温泉ビジターセンターの日帰り入浴は500円。 |
写真
感想
天気予報によれば、北東北が天気良し。土曜日は仕事、日曜日なら行動可。但し、月曜に響かぬコースを選択するとなると、思いついたのがこのコースでした。リフトの魅力に負けました。
7時運転開始に間に合うよう4時前に起きて出発。到着はぴったりでした。駐車場には20人くらいの登山ツアー集団が既に準備体操中、他に15台ほどが駐車済み。東北道では雲に隠れていた岩手山でしたが、リフトに乗ればそこは雲上の世界(?)、秋田駒、早池峰が顔を出し、御鉢もバッチリ見えます。快適山行間違いなしということで、いざ出発。大集団を追い越すのに若干時間を要したものの、姥倉分岐からはマイペースの歩きが出来ました。黒倉山は帰りに行くとして、まずは鬼ヶ城へ。途中何度か足を止めては北面の断崖をのぞき込み、高度感を味わいつつ進みますが、2回ほどコース外の岩に登ってしまい引き返し。危ない危ない。視界や風が悪ければ相当気を引き締めて臨むべきコースと感じました。ペンキマークもっとあると安心できるのですが。不動平からは馬返しからの登山者でグッと人口密度が増えました。老若男女勢揃いで、山頂も30人くらいいたでしょうか。山頂からは雲が多くて100%の展望ではなかったものの十分満足。風もなく日も射しているので、ゆっくり昼食を摂ることができました。
さらに賑やかになってきた山頂を後にして残りの御鉢を巡り、帰りはお花畑コースへ。岩がゴロつきやや歩きにくいものの、シダが旺盛に繁茂しているこの道、軽くガスがかかったこともあり何かジュラシックパークのような原始の世界を彷彿とさせました(笑)。お花畑は残念ながらシーズンオフ。御釜湖、御苗代湖は幻想的な静けさですが、余りに静かすぎてすぐに撤収。大地獄(七滝)分岐までは、所々で硫黄臭が漂う沢沿いを歩きます。黒倉山は、山頂の至る所から水蒸気が上がり、この辺り数年前まで立入禁止だった活きた山であることを感じさせてくれました。穏やかな景色を眺めながらリフトで下りて3時に駐車場着。膝痛もなく戻ることが出来ました。
余談ですが、姥倉分岐まで来ると、ヘリコプターがこちらへ向かってきます。遊覧ヘリかと思いきや、岩手県の防災ヘリでした。やたら姥倉から黒倉の稜線を旋回し、何度も着陸ぎりぎりまで高度を下げます。小生のすぐ上や前まで来るものですから、何か聞きたいことでもあるのか、などと想像を膨らませたものの、クルーが下りることはありませんでした(笑)。おそらく遭難救助ではなくて、火山ガス検知器の確認でもしてたのかもしれません。
リフト利用は、少しズルしたような後ろめたさがありますので、次の機会は馬返しか焼走りからチャレンジしましょう。それにしても鬼ヶ城はスリルがあるし眺望抜群、お勧めです。下りてすぐの網張温泉でゆっくり湯につかり、ストレッチできますし。
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