至仏山 〜童心に返って尾瀬ヶ原までそりで急降下〜

2018年04月30日(月) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 11.6km
• 登り: 840m
• 下り: 841m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 1:31
• 合計: 6:12

8:39 鳩待峠
9:39 9:49 原見岩
10:17 10:17 オヤマ沢田代
10:37 10:38 小至仏山
11:06 11:26 至仏山
12:43 13:43 山ノ鼻
14:50 14:50 鳩待峠
14:51 ゴール地点

　この時期限定の贅沢コース。特に至仏山〜山ノ鼻までのヒップそり下降は、童心に返る面白さ。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

戸倉第1駐車場〜鳩待峠　乗合バス　　　片道980円

コース状況／危険箇所等

全ルートほぼ雪道だが、雪解けが進み夏道も所々にある。
木道箇所も多いので、アイゼンの着脱を数回。
至仏山のふもとの方では、沢の雪解けによる落とし穴箇所があり、ヒップそりをしながらも注意が必要だった。

その他周辺情報

わたすげの湯
大人６５０円。R120沿いの落ち着いた天然温泉。レストラン水芭蕉が隣接し、食事もできる。

写真

4/30 8:26

今日はbchanbikkiさん一家に誘っていただき、未踏の地、至仏山へ。駐車場から鳩待峠までは、乗合バス移動。鳩待峠到着は朝8時半ごろ。

4/30 8:30

鳩待峠。出だしから雪道なので、チェーンスパイクを装着。

4/30 8:45

出発。初めての山域にワクワク。

4/30 8:54

空の青さにとけこむダケカンバの白さ。

4/30 8:57

緩い傾斜の雪道を進む。ほぼ無風で半袖でも良いぐらいの気温。

4/30 9:18

日光白根（奥白根山）の尖がりがよく目立つ。

4/30 9:25

道は次第に悪沢岳方面へトラバース気味に続くようになる。

4/30 9:44

途中、小休止。燧ケ岳や尾瀬ヶ原、会津駒ケ岳などがよく見える。

4/30 10:10

悪沢岳辺りからは、武尊山の雄姿が見え隠れする。

4/30 10:19

南東方面の山々。一番右側は、皇海山。今日の山行では、たくさんの日本百名山がよく見える。

4/30 10:23

次第に見えてくる上越国境の山々も気になる。

4/30 10:27

快適な雪山ハイキングで楽しい。

4/30 10:29

木道が見えてきて、途中、夏道になる。

4/30 10:31

今年は雪が少ないらしい。

4/30 10:36

そして、また雪道。小至仏山のトラバース道。

4/30 10:37

小至仏山山頂方面を見上げる。まるでゲレンデ。

4/30 11:00

蛇紋岩の岩群現る。

4/30 11:07

そして蛇紋岩の向こうには、上越国境の山々の展望が広がる。

4/30 11:07

右側には、平ヶ岳、中央奥にうっすら越後駒ケ岳など、

4/30 11:08

左側には、巻機山などが見える。

4/30 11:10

その他の名前の分からない山々も素晴らしい。

4/30 11:11

そしていよいよ至仏山山頂広場。たくさんのハイカーがいる。

4/30 11:16

記念に撮っていただく。撮影をするにも順番待ち状態。

4/30 11:12

そして、景色を楽しむ。燧ケ岳と尾瀬ヶ原の相変わらず素晴らしき景色。

4/30 11:18

上越国境の山々。左奥から、巻機山、小沢山、下津川山、本谷山、そして中ノ岳、越後駒ケ岳…。たくさんありすぎ〜。

4/30 11:20

中央に目立つ中ノ岳、越後駒ケ岳の左にうっすらと白く見える三角の尖がりは、八海山（入道岳）。日本酒好きなので一応チェック。

4/30 11:31

そして、武尊山方面。もっと澄んでいれば、武尊山の奥に奥秩父の山々や富士山も見えるらしい。

4/30 11:26

とりあえずこの風景をパノラマ撮影。

4/30 11:28

いつまでも眺めていられる風景。でもメインはこれから。

4/30 11:33

いよいよ尾瀬ヶ原に向けてのそり遊び。隊長のbchanbikkiさんに用意しておくように言われていたヒップそりの出番。

4/30 11:35

隊長に続き、どんどん滑っていく。

4/30 11:41

滑りながら撮影。爽快、爽快。

4/30 11:42

下りてきたところを見上げる。

4/30 11:43

途中、夏道が現れる。隊長曰く、昨年は山頂から一気に尾瀬ヶ原まで滑り下りることができたらしい。

4/30 11:55

そしてまた、待望の雪の斜面。

4/30 12:00

尾瀬ヶ原に向けて、急降下。

4/30 12:01

撮影しながらだと、バランスを崩す。

4/30 12:03

上を見上げる。この長距離の雪滑りは童心に返る心地よさ。

4/30 12:04

ここをスキーで下りる人もいた。スキーに比べヒップそりは持ち運びにかさばらず、手軽に楽しめる。

4/30 12:05

でもヒップそりは進路を変えるのは難しい。

4/30 12:07

適当に滑ると、谷に吸い込まれていきそうになるので、山ノ鼻方面への正しい進路を意識して、滑る場所を選んでいく。

4/30 12:19

尾瀬ヶ原に近づいてきた。背中や靴にどうしても雪が入ってくるが、それも気にならないくらいに楽しい。

4/30 12:31

そして樹林帯に入ってもまだまだ続けるが…、

4/30 12:34

麓の方では沢の融雪が進み、途中、落とし穴状態になっている箇所があるので、注意が必要。

4/30 12:39

ハート形の落とし穴。あの中にザブンしたら冷たいんだろうな。

4/30 12:45

そして尾瀬ヶ原に下り立つ。

4/30 12:45

尾瀬ヶ原の雄大な景色を見ながら、向こうに見える小屋を目指す。

4/30 12:48

そして至仏山荘前のベンチにてランチ。

4/30 13:08

今日はいつものラーメンに、ウインナーを付けてみた。

4/30 13:35

食後に少し散策。

4/30 13:38

初めて歩く尾瀬ヶ原。正面には燧ヶ岳。花の頃、草紅葉の頃は最高なんだろうな。

4/30 13:38

少し散策後、来た道を戻る。滑り降りてきた至仏山が見えてこちらもまた素晴らしい。

4/30 13:54

ランチや散策を終え、山ノ鼻を出発。途中の川上川が、雪解けが進んでいるせいか。勢いよく流れている。

4/30 14:09

鳩待峠への帰路の水芭蕉群生地。

4/30 14:08

なんとも不思議な花である。

4/30 14:56

そして、鳩待峠に戻ってきた。

4/30 15:06

bchanbikkiさんにノンアルビールをごちそうしてもらい、乾杯。これがまた美味しい。特に一口目は最高。

4/30 16:22

そして帰路の途中、わたすげの湯で休憩。GW前半のUターン渋滞の中、自宅まで送り届けていただき、本当に感謝感謝の山行であった。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

JiroDai

　今回の山行は、普段の自分の山行とは違う、新たな山の楽しさを知る一日となった。あまり馴染みのない尾瀬ヶ原を見下ろす景色、上越国境の山々の景色、そして、尾瀬ヶ原に向けて滑り降りる爽快感、どれも最高だった。何から何までbchanbikkiさん一家にお世話になり、感謝しきれないくらいの有り難い山行であった。

コメント

びっき

お疲れ様でした
また行きましょう！
レコアップしようとしてもPC立ち上がらず　ヤバいかも！

JiroDai

Re: お疲れ様でした
bchanbikkiさん
楽しい山行にお誘いいただき、最高級に贅沢な一日をありがとうございました。
GW後半の山行の話も後で聞かせてください。PCの方は大丈夫でしょうか？

びっき

Re[2]: お疲れ様でした
後半の天気が心配です。とはいえ、満喫予定。
今からノートパソコンでヤマレコアップします。
メインのデスクトップは死んだかも･･･。メールが･･･。

JiroDai

Re[3]: お疲れ様でした
bchanbikki さん
ヒップそりで滑っているときの勇姿の写真をヤマレコメッセージにて送付したのですが、もしかしたらサイズなどの関係で送信できなかったかもしれません。送信できていなかったら、違う形でお渡しします。