【バリエーション】中日川峠から源次郎岳〜恩若ノ峰

2018年05月19日(土) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 18.1km
• 登り: 978m
• 下り: 1,473m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:19

8:04 大菩薩峠登山口
8:13 8:13 大久保平BS
8:44 8:50 大久保平(登山口)
9:54 10:02 AL1400m圏
10:24 10:24 中日川峠
10:46 10:48 1627m峰(ゴウロ沢ノ頭)
10:54 11:07 NTT中継アンテナ
11:13 11:17 下日川峠
11:36 11:36 源次郎岳・下日川峠・嵯峨塩温泉分岐点
11:50 11:59 源次郎岳
12:25 12:25 源次郎平
12:36 12:37 オツタテ
13:19 13:26 恩若ノ峰(温石ノ峰)
13:53 13:55 害獣除けフェンス
14:23 塩山駅

源次郎岳〜恩岩ノ峰のコースタイムは山高地図で2:20とありますが、本レコでの所要は1:20。下りでスピードハイクしたことも考慮し、コースタイム1:55程度かと思います。

天候

薄曇り、のち晴れ〜快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

塩山駅7:35〜8:02大菩薩峠登山口

コース状況／危険箇所等

�‖臺郢�峠登山口BS〜大久保平(登山口)
登山口BSから大久保平BSまでは歩9分。登山口までは地形図では実線が交錯してますが、基本的にはメインの舗装路を上へと辿れば問題ありません。(民家の飼い犬に注意)
��登山口〜中日川峠(バリエーション)
登山口から尾根への取付きが不明瞭。最初は道なりに少し下って回り込んで行く感じです。地形図では尾根線ですが、旧峠道なので馬を引けるほどの径を尾根を絡めながらほぼ峠まで掘り込んであります。迷いそうになったら馬になったつもりで九十九に上りました。
�Ｃ翔�川峠〜源次郎岳
明るく歩きやすい尾根道ですが、道標は下日川峠(ゲート)から源次郎岳の間に数ケ所あるのみなので、テープを追います。
�じ纂］些戞漸玄礇諒�(バリエーション)
源次郎岳直下が核心部ですが、トラロープほか多数あり安全に下降できます。基本的に踏み跡のしっかりした尾根道ですが、冗長で曲がりや枝尾根が多いため、地形図＆コンパス必携です。
�ゲ玄礇諒�〜フェンス(バリエーション)
過去レコやみん足では踏み跡が複数あり心配しましたが、基本的には一番しっかりした踏み跡を追えば心配はないようです。但し下部の谷筋では降雨時等にロストする可能性もあるため、要注意です。

写真

5/19 8:01

大菩薩峠登山口BSから出発。
乗客は地元の方1名のみでした。

5/19 8:04

バス停前の道。
直進は大菩薩峠、ガードレール沿いに右カーブへ。

5/19 8:06

8:03-23℃。
未明から少し降ったようで少し湿った感じです。

5/19 8:14

歩9分で大久保平BS。
始発の甲州市民バスは二本木経由なのでここを通ります。
石垣手前左、高原荘の前を進みます。

5/19 8:20

沢を渡ると開けます。
青い壁の山荘の前を直進。

5/19 8:21

ここは少し狭いほうの道、三角屋根の山荘を目印に左へ。

5/19 8:23

さらに道なりに上ります。

5/19 8:25

アトリエ風の山荘の前。

5/19 8:36

AL1000m。

5/19 8:40

地形図卍マークの大平寺。(振り返ったところ)
山荘風なので気づかず進みましたが、てっぺんの宝珠で気づきました。

5/19 8:43

最後の集落。
放し飼いの飼い犬が吠え出てきたので、無視して歩き続けました。
(カメラだけ後ろにかざし撮影)

5/19 8:45

大規模な農業用ハウスを左に直進。

5/19 8:47

どん詰まりにタイヤを積んだ擁壁と唯一の道標。6分休憩。

5/19 8:54

左へ進むと砂利道が消失。
地形図の破線の入組みや書物から、朽ちた別荘地帯のよう。

5/19 8:54

下方、落葉のないほうへ林道っぽい道を進みます。

5/19 8:55

広めの径が続くので上へと辿ります。木立の中、涼みます。

5/19 8:57

あまり尾根を意識せず上へ。

5/19 8:57

下方からの道が合流。

5/19 9:00

AL1100m。登高速度21分/100m。

5/19 9:02

また下方からの道が合流。

5/19 9:05

趣ある苔むした岩。

5/19 9:07

掘り込んだ峠道になります。

5/19 9:09

落葉が堆積して踏ん張りがきかず、やや歩きにくいです。

5/19 9:11

AL1150m辺り、岩がオブジェ風。

5/19 9:12

その上はちょっとした広場状で休憩適地。

5/19 9:19

AL1200m。登高速度18分/100m。

5/19 9:23

この辺は落葉がなく歩きやすい。

5/19 9:24

9:21-20℃。
とても爽やか、段差もなく足取りも軽いです。

5/19 9:25

樹林から大菩薩嶺。
日川尾根までの間、展望はほぼありません。

5/19 9:29

AL1250m辺り、岩のオブジェその2。

5/19 9:36

AL1300m。登高速度17分/100m。

5/19 9:38

またも岩ですが、九十九に径が開かれています。

5/19 9:40

直登もできますが、踏み跡をペースよく歩くのが早道。

5/19 9:54

AL1400m。登高速度18分/100m。休憩8分。

5/19 10:09

AL1450m圏、ヤセ尾根にブリキ道標。(文字消失)

5/19 10:16

ワイヤー残渣。

5/19 10:19

AL1500m。登高速度17分/100m。

5/19 10:22

明るい笹原、稜線間近。

5/19 10:25

稜線に合流。
中日川峠は左の林道側？

5/19 10:25

ここに出てきました。
旧い道標があるのみ。(文字消失)

5/19 10:27

左に小金沢連嶺を見て、穏やかに進みます。

5/19 10:39

この先、本日の最高点1621mピーク。

5/19 10:44

続いてのゴウロ沢ノ頭は巻道。

5/19 10:49

巻き過ぎの感があり、途中南東側の尾根のほうかなと誤認。(振り返ったところ)

5/19 10:55

バカでかいNTT中継局。

5/19 11:06

施設正面の直線路を進みます。

5/19 11:08

すぐに平行する右手尾根上にピンクリボン見つけ尾根へ上がるも、

5/19 11:11

結局はすぐ林道に合流するので意味なし。

5/19 11:12

林道カーブ先から尾根末端。
ここにも紛らわしいピンクリボンが随所にあり。
(振り返ったどころ)

5/19 11:16

続くカーブの先に林道ゲート。「源次郎岳」道標�，△蝓�(振り返ったところ)

5/19 11:18

道標�◆�直進。

5/19 11:19

道標��、左折。

5/19 11:37

旧い道標。

5/19 11:39

すぐにピーク、北西へ大きく転回するポイント。

5/19 11:40

想定外に一気に下降。

5/19 11:43

旧い道標に安堵。

5/19 11:46

鞍部からひと登りで、

5/19 11:59

源次郎岳。

5/19 11:51

伐採され、北西側の展望が広がります。

5/19 12:00

山頂標左後ろ、北西に踏跡あり。

5/19 12:01

直下は幅広い尾根なので、ピンクリボンとトラロープ等に導かれます。

5/19 12:02

ロープは主にコースガイドなので、荷重をかける際はよく確認してから。

5/19 12:03

ほぼ新品のよう。

5/19 12:07

こちらは旧いもの。

5/19 12:09

続きます。

5/19 12:10

この辺りは急斜面の核心部なのでしっかり固定されています。

5/19 12:10

AL1320m圏の巨岩。

5/19 12:23

旧い道標。

5/19 12:23

AL1250m圏、地形図の西方への破線分岐。

5/19 12:27

源次郎平。
白いプレートは文字消失。

5/19 12:31

いつの間にかピンクリボンが消え、疎らに赤テープ。

5/19 12:51

AL1200m圏、約22度で風も通り快適。

5/19 12:55

オッタテ。

5/19 13:02

林業標識。

5/19 13:05

この先は5つぐらいのピークを巻いて進みます。

5/19 13:20

最後のピークの鞍部にこの標識をみつければ、

5/19 13:20

目の前のピークをひと登りで、

5/19 13:22

恩若ノ峰。

5/19 13:31

正面は枝で止めてあり左へ。

5/19 13:36

写真左から下りてきた鞍部、そのまま登り返しかと思いきや道標があり、右の掘り込んだ道へ進みます。(振り返ったところ)

5/19 13:38

林業標識。
この先尾根に平行して末端で出会うと、一度目のスイッチバック。

5/19 13:46

南斜面からの展望。
この先で二度目のスイッチバックをし谷筋へ入ります。

5/19 13:46

谷合は林床が広く踏跡の薄いところがあるので注意深く。
ケルンに安堵。

5/19 13:48

谷を進むと石積み、昔の名残でしょうか。

5/19 13:52

フェンス。

5/19 13:53

巨大堰堤。

5/19 13:56

デカい堰堤です。

5/19 13:57

さくらんぼハウスの向こうに南ア。

5/19 13:59

甲府盆地と南ア。

5/19 14:01

文殊院への分岐。

5/19 14:02

雨除けハウス栽培です。

5/19 14:03

さすがに14時過ぎで33℃。

5/19 14:04

見渡す限りのさくらんぼ。

5/19 14:06

フルーツラインを渡り、振り返ります。

5/19 14:34

塩山駅ホームから日川尾根。
おつかれさまでした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

下りバリのみヘルメット着用

感想

Shindai1987

先週ハマイバ丸でお話ししたペア・バリ氏から源次郎岳を教えていただき研究。松浦本『新バリエーションハイキング』P265記載のコースを辿りました。
始発6:40のバスで大久保平BSまでを予定しましたが、雨雲が残るようなので1時間遅らせ、大菩薩峠登山口BSよりスタートしました。
大久保平の上りは照返しで汗ばむほどでしたが、登山道に入ってから恩若ノ峰に至るまでは終始20℃以下、快晴に転じながらも風が抜け心地よいコースでした。(塩山市街に戻るとさすがに30℃UPでうだりましたが)