【バリエーション】徳並山〜甲州高尾山

2018年05月27日(日) [日帰り]

• GPS: 07:24
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,284m
• 下り: 1,431m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:22

7:17 甲斐大和駅
7:31 7:32 三嶋神社
8:07 8:07 AL900m(林道コース合流点)
8:47 8:55 徳並山
9:08 9:08 西大志山
9:18 9:18 東大志山
10:04 10:13 古部山
11:42 11:51 深沢峠(四っコンバ)
12:08 12:08 大滝山(宮宕山)
12:22 12:30 棚横手山(大富士見台)
12:53 12:53 富士見台
13:19 13:20 甲州高尾山(深沢山)
13:23 13:23 宮宕山(剣ヶ峰)
13:45 13:45 AL880m(大日影トンネル上尾根分岐)
14:00 14:05 AL700圏
14:25 14:25 尾根末端フェンス
14:39 勝沼ぶどう郷駅

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

大滝山〜甲州高尾山を除き公設の道標がなく、古部山・境沢ノ頭に旧いものが残ってますが、朽ちて正しい方位を示してません。またテープ類も信頼できる連続性のあるものはほぼないので、事前に地形図への情報落とし込み、GPSの補助等は必須です。
基本的には地形図通りの明瞭な尾根歩きがほとんどですが、次の箇所は要注意です。
�〇暗菴声劼琉銘�
地形図の位置より鳥居2つ分左です。地図拡大すると石段が確認できます。
��徳並山手前の岩稜帯
AL947m辺りから始まります。極端な危険箇所はありませんが慎重に。特に下山時は要注意です。
�６�沢ノ頭からの下降
明瞭な北東尾根ではなく、見通し悪く急な北尾根を下るのでコンパスで見極めます。最初は黒テープがあり間もなく北西に転じます。後半は尾根絡みの掘り込まれた径で荒れ気味です。
�ず群絮�深沢林道のショートカット
前述��の下降点近くのカーブ裏辺りから西へ下りますが、踏跡らしきはなく枝葉が積もった急斜面の林床を適当に下ります。
�ヂ臚�影トンネル上尾根
全般に枝葉が散乱し歩きにくいです。踏跡も薄くピンクテープは林業用のもののようで過信禁物です。700m圏で尾根が分かれ、左手(地形図第二トンネル上)の尾根に乗ります。
�Ε侫襦璽張薀ぅ鵑�ら駅　
園地を巡る小径を辿ると近道できます。現地では丘陵で見通しが悪いため判別つきません。事前に地図拡大して持参した方が得策です。

写真

5/27 7:16

甲斐大和駅発7:17。駅から歩けるコースはありがたいです。

5/27 7:22

7:22-約22℃。

5/27 7:25

正面擁壁に右：西光寺、左：三嶋神社の道標。

5/27 7:27

同、左：三嶋神社。

5/27 7:28

神社手前の登旗の竿。

5/27 7:28

進むと石段があります。

5/27 7:30

趣ある佇まい。

5/27 7:34

社の左奥に進み、

5/27 7:35

少し藪道を上ると、

5/27 7:35

すぐにフェンスがあります。

5/27 7:36

カンヌキを外しても開かないので調べると、下部に飛び出した針金が枯草に引っ掛かってたので丁寧に取り除きます。
(地元の方が不審がらないよう要注意。出禁になっては大変)

5/27 7:37

フェンス沿いに進むより適当に植林帯を上がるほうが楽です。

5/27 7:41

尾根に着くと明瞭です。

5/27 7:43

振り返ったところ。下りで迷ったら、青いフェンスを頼りに扉を探すことです。

5/27 7:44

すぐに快適な尾根道。

5/27 7:49

AL795m辺り、錆びた一斗缶。

5/27 7:52

AL800m-7:51。

5/27 7:54

歩きやすい尾根道。

5/27 7:59

石杭発見。

5/27 8:03

AL855m辺り、樹皮はがされた立木。

5/27 8:09

AL900m-8:07。登高速度16分/100m。

5/27 8:17

AL947m辺りから岩が出てきました。

5/27 8:18

小金沢連嶺を望みます。

5/27 8:20

これから辿る徳並山？

5/27 8:22

結構な大岩です。

5/27 8:26

旧いロープ出現。

5/27 8:27

ガイドロープとして、荷重をかけるほどではありません。

5/27 8:28

AL1000m-8:27。登高速度18分/100m。

5/27 8:29

本ルートで最も切れ落ちていたところ。

5/27 8:31

AL1021m辺り、ワイヤー残渣。

5/27 8:33

保安林看板。

5/27 8:34

かなりやせた岩稜帯に。

5/27 8:40

最後の大岩は左を巻きますが、

5/27 8:41

枝が逆手に出ているので、ザックが絡まないよう低くかがんで通過。(振り返ったところ)

5/27 8:46

いちおう、"蛙岩"。

5/27 8:49

徳並山。

5/27 8:49

三角点。西側には明瞭な勝沼尾根。

5/27 9:00

境界柱が出てきました。

5/27 9:04

突然の390。恩賜林の境界柱のNoのようです。

5/27 9:05

同、ワイヤーが幹に食い込んでました。

5/27 9:07

境界柱362。

5/27 9:22

東大志山。

5/27 9:23

9:23-約20℃。AL1115mあり涼しいです。

5/27 9:25

東大志山先のピーク。

5/27 9:34

右に植林帯をみて上ります。

5/27 9:42

AL1173m辺り、東→北の屈曲点。

5/27 9:54

自然林のなか進み、

5/27 9:59

AL1292m地点。

5/27 10:07

道標が地面に転がってたので、方位を確認して木の又に挟み込みました。
徳並山方面はトラロープが張ってあります。

5/27 10:07

古部山。

5/27 10:30

気持ち良いなだらかな尾根道。

5/27 10:31

寄生樹？

5/27 10:32

AL1413.5m手前の屈曲点。

5/27 10:38

急にテープが出てきてAL1413.5mポイント。

5/27 10:38

突然の「←竜門峡」？
調べたら11月実施の「甲州アルプスオートルート」の残渣のよう。
ちょっと紛らわしいので感心しません。

5/27 10:39

三角コンバへの朽ちた道標。(頼れません)

5/27 10:50

松浦氏が評していた老樹のオブジェ。

5/27 10:50

なるほど、

5/27 10:50

人知れず、

5/27 10:51

存在を示して

5/27 10:55

見事です。

5/27 11:00

旧い境界注の看板。

5/27 11:02

ワイヤー残渣にピンクテープ。これはレースの注意用？

5/27 11:04

ここにも朽ちた道標。

5/27 11:05

組立てると微かに境沢ノ頭と読み取れます。

5/27 11:08

下降路は北東(右)と北(左)にあり迷います。

5/27 11:08

北東のほうが明るく続いています。

5/27 11:08

北のほうが暗く荒れ気味。
(方位としては左ですが試しに右を30mほど下るも一向に北転しないので間違いに気づいて上り返しました)

5/27 11:16

北尾根を黒いテープを目印に下ります。

5/27 11:16

急な尾根が続きます。

5/27 11:17

黒いテープ。

5/27 11:19

AL1400m辺り、休猟区看板。
1390mまでは少し穏やかになり、

5/27 11:27

後半は落葉が積もった、

5/27 11:27

尾根に絡んだ掘り込まれた径。

5/27 11:29

林道も間近。

5/27 11:32

ここに出てきました。

5/27 11:33

少し右へ戻ったカーブ地点から林道をショートカット。

5/27 11:34

踏跡みつからず、幹につかまり強硬突破です。

5/27 11:41

ここに飛び出しました。

5/27 11:43

深沢峠の林道分岐。
道標ありませんが正面の尾根が大滝山へと続きます。

5/27 11:44

地形図破線に従い、少し進んだ先から薄い踏み跡を上ります。

5/27 11:52

尾根に合流し、林道を見下ろしたところ。

5/27 11:54

すぐのピークは左を巻きます。(振り返ったところ)

5/27 11:55

さらに尾根通しを上ります。

5/27 12:07

宮宕山。

5/27 12:19

棚横手山に近づくと東面が一望できます。

5/27 12:23

棚横手山。

5/27 12:36

歩いてきた徳並山〜古部山の稜線を望みます。

5/27 12:36

甲州高尾山までは結構あるようです。

5/27 12:37

林道を横断。

5/27 12:51

富士見台分岐。

5/27 12:53

富士見台。

5/27 12:54

12:54-約29℃。
AL1140m辺りですが、直射日光が続き暑いです。

5/27 12:58

ぽっかりと塩ノ山。

5/27 12:59

大滝不動の男滝を遠望。ここまで音が聞こえます。

5/27 13:03

甲州高尾山のお帰りは大善寺へ?

5/27 13:04

大滝不動分岐。(振り返ったところ)

5/27 13:16

甲州高尾山の尾根が遥か続きうんざり。

5/27 13:20

甲州高尾山頂。(剣ケ峰は団体さん占有のためスルー)

5/27 13:24

消防無線施設。

5/27 13:25

再び林道横断。

5/27 13:34

甲州高尾山のお帰りは大善寺へ?

5/27 13:41

AL930mピーク過ぎから下りる尾根方向を望みます。意外とすぐそこのようです。

5/27 13:42

勝沼ぶどう郷駅も手に取るよう。

5/27 13:45

AL880mピーク先、目印の林業看板。
踏跡ないので適当に右手(西北西)へ進みます。

5/27 13:48

踏跡はあったりなかったり。

5/27 13:50

だんだん尾根らしくなります。

5/27 13:53

AL800m-13:52。

5/27 13:55

ピンクテープあり。

5/27 13:57

たくさん出てきました。

5/27 13:59

ところが尾根線から右手、尾根外れにもピンクリボンがチラホラ。(たぶん林業用マーカー)

5/27 14:08

700m圏の尾根分岐でルートミス。下り過ぎと知らず正面方向かと思いましたが地形図に比して小規模過ぎ。正しくはより左手ですが、上り返すのも面倒なので谷沿いにトラバースしリルート。

ルートミス検証。
地理院地図を拡大印刷して情報を書き込んだものを携行し、「大の字の横棒に掛かる辺りで左尾根へ」と地図で読み取りGPS画面で追っていました。実際はGPS上の新大日影のフォントとその位置が地図と異なっていたため、分岐点を過ぎてしまった次第です。

5/27 14:13

下草や枝がなお邪魔ですが明瞭な尾根です。

5/27 14:16

さらに下りればすっきり。

5/27 14:21

おそろしいトゲの木！初めて見ました。

5/27 14:22

テープあり。もう樹間の向こうに果樹園が見えてます。

5/27 14:26

尾根末端。カバーのかかった作業機？
看板からここまで約40分。(休憩5分、ロスト5分なので実質30分程度)

5/27 14:26

目の前のフェンスのすぐ右に扉。ドンピでした。

5/27 14:28

園地の小径を通らせていただきます。

5/27 14:29

舗装路に出て振り返ったところ。なだらかな尾根です。

5/27 14:29

道なりに下って、

5/27 14:30

フルーツラインに下ります。

5/27 14:34

ブドウ畑の向こうに駅舎は見えますが・・・。

5/27 14:41

勝沼ぶどう郷駅。おつかれさまでした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

Shindai1987

距離15km、累標上り1111m/下り1242m、歩6:41。
先週の源次郎岳に続く日川尾根エリアです。
甲斐大和駅発着のバリレコを参考に、棚横手〜甲州高尾山というメジャー？ルートを挟み緩急あるコースを検討、松浦本「静かなる尾根歩き」P183記載のコースを辿りました。
道標はもちろん、全般にテープ類も薄いのでバリ度は高いですが、古部山〜塩沢ノ頭は自然林が美しく気持ちよい尾根歩きです。ピークの登降や屈曲点も多いため、読図トレーニングにも適かと思います。
※大日影トンネル上尾根は、勝沼ぶどう郷駅へのショートカットにオススメです。コースタイムでAL880-55分-大善寺-40分-駅のところ、1時間程度かと思います。

コメント

cyberdoc

甲斐大和駅からのバリルート
三島神社〜得並山〜古部山は難しそうですね
大日影トンネル上尾根は柏尾山を経由しないで
ブドウ郷駅にショートカットできて有用ですね
先週の源次郎岳〜恩若ノ峰〜塩山バリも含めて
僕に行けるかどうか分かりませんが 大変参考になりました

Shindai1987

Re: 甲斐大和駅からのバリルート
いつもありがとうございます。
古部山へのルートはテープこそありませんが、尾根を忠実に辿ればよいのでさほど難しくありません。甲斐大和駅からは水野田山〜大天狗〜古部山のルートもとれるので、周回も可能です。ただ入梅してしまうと湿度もあり適期とはいい難いので、秋まで待つほうが賢明かもしれませんね。