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Yamareco

記録ID: 1481662
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

雨飾山麓・戸倉山周回/藪漕ぎに梃子摺って頂上で日没

2018年10月20日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.8km
登り
599m
下り
595m

コースタイム

出発12:50−五差路(白池分岐)13:00−塩の道13:10―スキー場建物(標高575m付近)13:30−スキー場最上部(標高740m付近)14:00〜14:20−藪尾根取付き14:35−踏跡合流(720m鞍部・道標)15:10〜15:25−800m圏コブ15:50−765m鞍部16:05−戸倉山頂上16:45〜17:10−角間池17:40−白池18:00〜18:05−五差路(白池分岐)18:25−ゴール18:30
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道148号線を通り、JR根知駅近くの信号「根知谷入口」から県道225号線に入る。糸魚川シーサイドバレースキー場を過ぎ、大久保集落で「しろ池の森」の案内に従って林道に入る。終点の原の館付近に広い駐車場が完備されている。
コース状況/
危険箇所等
しろ池の森から戸倉山の北側を巻いてスキー場の脇に出る。スキー場の最上部まで上がって善光寺山を狙うが、濃い藪で断念。
ここから戸倉山を目指す。スキー場最上部から720m鞍部の間はルートを求めて右往左往。根が曲がった灌木の多い藪にかなり手間取った。
720m鞍部から戸倉山までは明瞭な踏跡がある上、急登にはロープや階段が設置されている。戸倉山の頂上で日没。
戸倉山からしろ池の森までは、道幅が広く、道標も完備された一般登山道で、夜道でも何の不安も無い。
駐車場の脇に「しろ池の森」の案内図が掲示されている
2018年10月20日 12:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 12:48
駐車場の脇に「しろ池の森」の案内図が掲示されている
車両通行止めの車道に入る。10m先で右に遊歩道が分かれているが、そのまま車道を進む
2018年10月20日 12:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 12:50
車両通行止めの車道に入る。10m先で右に遊歩道が分かれているが、そのまま車道を進む
雨に濡れた車道の上に小さなイモリがジーっとしていた
2018年10月20日 12:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
10/20 12:55
雨に濡れた車道の上に小さなイモリがジーっとしていた
五差路に来た。駐車場からの車道と遊歩道が合流し、この先、白池への車道と遊歩道、さらに恵穂への道に分かれる。恵穂へ向かう
2018年10月20日 12:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 12:58
五差路に来た。駐車場からの車道と遊歩道が合流し、この先、白池への車道と遊歩道、さらに恵穂への道に分かれる。恵穂へ向かう
林道並みの幅広い道を進む。緩やかに下って行く
2018年10月20日 13:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:08
林道並みの幅広い道を進む。緩やかに下って行く
塩の道を横切る。道標完備
2018年10月20日 13:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:11
塩の道を横切る。道標完備
雲に隠れた戸倉山の裾野を巻くように西北西に進む
2018年10月20日 13:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:14
雲に隠れた戸倉山の裾野を巻くように西北西に進む
水芭蕉鑑賞用の幅広い遊歩道が張り巡らされているが、山側の林道を進む
2018年10月20日 13:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:21
水芭蕉鑑賞用の幅広い遊歩道が張り巡らされているが、山側の林道を進む
標高575m付近でスキー場の建物の脇に出た
2018年10月20日 13:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:28
標高575m付近でスキー場の建物の脇に出た
スキー場の作業道を辿る。リフトの乗降場を見下ろす
2018年10月20日 13:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:36
スキー場の作業道を辿る。リフトの乗降場を見下ろす
スキー場の最上部を目指して、コースの端を突き上げる。急な荒れ地で歩きにくい
2018年10月20日 13:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 13:43
スキー場の最上部を目指して、コースの端を突き上げる。急な荒れ地で歩きにくい
スキー場最上部まで登った。標高740m。正面に昔熱中した海谷山塊の駒ヶ岳や鬼ヶ面山が見えるはずだが雲の中。残念
2018年10月20日 14:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:17
スキー場最上部まで登った。標高740m。正面に昔熱中した海谷山塊の駒ヶ岳や鬼ヶ面山が見えるはずだが雲の中。残念
善光寺山の頂上まであと標高差50m程のはず。手前のコブを巻くために、スキー小屋の裏手から取付く
2018年10月20日 14:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:02
善光寺山の頂上まであと標高差50m程のはず。手前のコブを巻くために、スキー小屋の裏手から取付く
踏跡は無く、密藪が行く手を阻む。雨は止んだがまだ濡れているから、ビショビショになるだろう。や〜めた。あっさり断念
2018年10月20日 14:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:21
踏跡は無く、密藪が行く手を阻む。雨は止んだがまだ濡れているから、ビショビショになるだろう。や〜めた。あっさり断念
さて本命の戸倉山に向かう。800m圏コブの頂に雲がかかっている。その手前の750m圏コブを越えなければ
2018年10月20日 14:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:23
さて本命の戸倉山に向かう。800m圏コブの頂に雲がかかっている。その手前の750m圏コブを越えなければ
スキー場最上部の南端から尾根筋に取付く。こちらも踏跡は無くて密藪。少し進んだが時間が掛かり過ぎる。さあどうしよう
2018年10月20日 14:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:25
スキー場最上部の南端から尾根筋に取付く。こちらも踏跡は無くて密藪。少し進んだが時間が掛かり過ぎる。さあどうしよう
戻ってコブの北側を巻こうと試みる。真下のスキーコースのために切り払ったのか藪は薄いが急斜面のトラバースで危険すぎる
2018年10月20日 14:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:27
戻ってコブの北側を巻こうと試みる。真下のスキーコースのために切り払ったのか藪は薄いが急斜面のトラバースで危険すぎる
また戻り、登って来たスキーコースを降りながら登れそうな斜面を探す。標高680mまで降り、ここなら何とかなりそう
2018年10月20日 14:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:38
また戻り、登って来たスキーコースを降りながら登れそうな斜面を探す。標高680mまで降り、ここなら何とかなりそう
急だけど、灌木が少ないだけマシだ
2018年10月20日 14:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:45
急だけど、灌木が少ないだけマシだ
小さな支尾根を突き上げてから標高720mの鞍部目がけて東斜面を巻く。途端に根曲がりの灌木だらけで、突破に手間取る
2018年10月20日 14:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:53
小さな支尾根を突き上げてから標高720mの鞍部目がけて東斜面を巻く。途端に根曲がりの灌木だらけで、突破に手間取る
主尾根が直ぐ上まで降りて来ている。これに移るが、灌木が密生しているのでまた東斜面に逃げる
2018年10月20日 14:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 14:56
主尾根が直ぐ上まで降りて来ている。これに移るが、灌木が密生しているのでまた東斜面に逃げる
これを繰り返していると、突然、谷側から巻き気味に上って来た踏跡に飛び出した
2018年10月20日 15:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:11
これを繰り返していると、突然、谷側から巻き気味に上って来た踏跡に飛び出した
踏跡を20m程進むと標高720mの鞍部に出た。草陰に小さな道標が立っている。矢印が登山口を指すが、どこにあったのかしら
2018年10月20日 15:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:26
踏跡を20m程進むと標高720mの鞍部に出た。草陰に小さな道標が立っている。矢印が登山口を指すが、どこにあったのかしら
南方向の戸倉山とは反対に、微かな踏跡が北方向にも続いている。これを辿れば善光寺山に登れるのかしら
2018年10月20日 15:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:12
南方向の戸倉山とは反対に、微かな踏跡が北方向にも続いている。これを辿れば善光寺山に登れるのかしら
ここ720m鞍部からは明瞭な踏跡が戸倉山頂上まで続いていた
2018年10月20日 15:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:31
ここ720m鞍部からは明瞭な踏跡が戸倉山頂上まで続いていた
800m圏コブの急登になると、数か所に渡ってロープが付けられていた
2018年10月20日 15:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:35
800m圏コブの急登になると、数か所に渡ってロープが付けられていた
時にはロープに加えてプラスチック階段が設置されているので、安定して登れる
2018年10月20日 15:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:38
時にはロープに加えてプラスチック階段が設置されているので、安定して登れる
振り返ると善光寺山の頂が望めた。頂上直下の尾根筋にも岩場が見える。予定通り手前のコブを巻けたとしても岩場を突破できたかしら
2018年10月20日 15:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:44
振り返ると善光寺山の頂が望めた。頂上直下の尾根筋にも岩場が見える。予定通り手前のコブを巻けたとしても岩場を突破できたかしら
北西方向に明星山が見えた。南壁は有名だが東壁もすごい。この角度から見ると、ヨセミテのハーフドームに感じが似ている
2018年10月20日 15:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 15:49
北西方向に明星山が見えた。南壁は有名だが東壁もすごい。この角度から見ると、ヨセミテのハーフドームに感じが似ている
800m圏コブまで登ると戸倉山の頂が見えて来た。ぐるりと回り込むので、まだまだ遠い
2018年10月20日 15:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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10/20 15:52
800m圏コブまで登ると戸倉山の頂が見えて来た。ぐるりと回り込むので、まだまだ遠い
標高765mの鞍部の前後は小さなアップダウンが続く。途中で北側すぐ近くに日本海や糸魚川の市街地が望めた
2018年10月20日 16:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:06
標高765mの鞍部の前後は小さなアップダウンが続く。途中で北側すぐ近くに日本海や糸魚川の市街地が望めた
戸倉山本峰の登りになると急登が続く。またまた何か所もロープが下がっていた
2018年10月20日 16:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:19
戸倉山本峰の登りになると急登が続く。またまた何か所もロープが下がっていた
ここにも階段付きのロープが設置されていた
2018年10月20日 16:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:38
ここにも階段付きのロープが設置されていた
南側から上って来た一般ルートと合流すると、「戸倉山山頂すぐそこ」の激励看板が立っていた
2018年10月20日 16:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:46
南側から上って来た一般ルートと合流すると、「戸倉山山頂すぐそこ」の激励看板が立っていた
看板から1分程で戸倉山の頂上に着いた。丁度、陽が沈もうとしていた。頂上の山名杭と975.6mの三角点
2018年10月20日 16:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:47
看板から1分程で戸倉山の頂上に着いた。丁度、陽が沈もうとしていた。頂上の山名杭と975.6mの三角点
この頂は雨飾山の展望台として優れているらしいが、あいにく雨飾山は雲にすっぽり包まれている
2018年10月20日 16:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:48
この頂は雨飾山の展望台として優れているらしいが、あいにく雨飾山は雲にすっぽり包まれている
北西方向の山々。右の青海黒姫山には十数年前に登ったが、左の明星山には明日登る予定
2018年10月20日 16:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:53
北西方向の山々。右の青海黒姫山には十数年前に登ったが、左の明星山には明日登る予定
南西方向の山々にかかっている雲が残照で美しい。朝日岳付近と思われるが不明
2018年10月20日 16:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 16:54
南西方向の山々にかかっている雲が残照で美しい。朝日岳付近と思われるが不明
すっかり陽が沈んだ。夕暮れ迫る中、急いで降りなければ。でも、今までの踏跡とは違って道幅はたっぷりあって明瞭だ
2018年10月20日 17:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:12
すっかり陽が沈んだ。夕暮れ迫る中、急いで降りなければ。でも、今までの踏跡とは違って道幅はたっぷりあって明瞭だ
林に入ると暗いので、直ぐにライトを点ける。急な下りには階段も敷設されているので安心
2018年10月20日 17:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:20
林に入ると暗いので、直ぐにライトを点ける。急な下りには階段も敷設されているので安心
道標も完備しているので、夜道でも迷わない
2018年10月20日 17:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:29
道標も完備しているので、夜道でも迷わない
角間池まで降りて来た。池は真っ暗で何も見えない。ここで急な下りは終わるので一安心
2018年10月20日 17:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:38
角間池まで降りて来た。池は真っ暗で何も見えない。ここで急な下りは終わるので一安心
本日の登り始めに横切った塩の道がここを抜けているようだ
2018年10月20日 17:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:39
本日の登り始めに横切った塩の道がここを抜けているようだ
ここ角間池は長野県小谷村。新潟県の戸倉山から降りて来て、50mほど長野県に入り、直ぐにまた新潟県に戻って白池へ
2018年10月20日 17:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:41
ここ角間池は長野県小谷村。新潟県の戸倉山から降りて来て、50mほど長野県に入り、直ぐにまた新潟県に戻って白池へ
山腹をぬったりジグザグ道を降りたりして白池に着いた。雨飾山が水面に映ってきれいらしいが、今は岸辺に祠が見えるだけ
2018年10月20日 17:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 17:58
山腹をぬったりジグザグ道を降りたりして白池に着いた。雨飾山が水面に映ってきれいらしいが、今は岸辺に祠が見えるだけ
池の畔に立派な休憩所が建っていた
2018年10月20日 18:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 18:02
池の畔に立派な休憩所が建っていた
白池からは遊歩道を辿って五差路まで降りて来た。ここから先は登り始めに通った車道を辿り、400m程でゴール
2018年10月20日 18:24撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
10/20 18:24
白池からは遊歩道を辿って五差路まで降りて来た。ここから先は登り始めに通った車道を辿り、400m程でゴール
撮影機器:

感想

戸倉山は雨飾山や海谷山塊の展望に優れている。一般的には、しろ池の森から往復するようだが、これでは変化に乏しいので、北側から周回するルートを考えた。このためにはスキー場の端を通るが、この最上部まで登れば、北隣の善光寺山まで標高差は50m程、距離も300m程しか無い。せっかくだから、この山に登ってから戸倉山に回ることにした。
でも、結果的にはあまりにも欲張ったルート設定であった。

早朝に厚木の自宅を出たが、長距離なので着いたのは正午近かった。その上、雨。車の中で昼食を取りながら、しばし天候待ち。
やっと小雨となり、降ったり止んだりになってきたので出発。午後1時近かった。これでは一般ルートの往復がせいぜいかな、と思いながら歩き出す。

しかし、5差路に来ると、周回ルートのアプローチである恵穂への道は地形図に載っていないのに林道並みに広い。これなら雨が降っても大丈夫だろう、と、急に気が変わって当初の計画を決行することにした。

スキー場の最上部までは順調に進んだ。
ここから780m圏コブを巻いてから善光寺山に登ろう、としたが、全く踏跡は無く、密生した藪のみ。雨は止んだが、まだ濡れている藪を掻き分けたら、たちまちビショビショになるだろう。止〜めた。あっさり断念。

ここで矛先を戸倉山に向けたが、720m鞍部に出るまでが難渋した。
スキー場最上部から尾根通しに進もうとしたが藪が酷い。コブを巻こうとしたが急斜面で危険。どれもダメで右往左往。結局、登って来たスキーコースを標高差60m程下ってから藪斜面に突入。まだ濡れている藪には入りたくないが、先に進まなければ戸倉山も諦めなければならないので、濡れることを厭う訳にもいかない。その上、豪雪地特有の根元が曲がった灌木に四苦八苦し、強烈な藪漕ぎに梃子摺りながら、やっと720m鞍部に抜けられた。でも、同じ苦労をするなら、最初に狙った尾根筋の藪漕ぎの方がマシだったかも知れない。

鞍部に出る直前、谷から巻き気味に上がって来た踏跡に飛び出した。鞍部には小さな道標が立っていて、一方は「←戸倉山」、他方は「→登山口」と書かれていた。
登山口とはどこにあるのだろうか。スキー場端の作業道の途中から分かれている、と思われる。かなり注意を払いながら登って来たのだけれど、見落としたのかな。

この鞍部から北に向かって微かな踏跡が続いていた。これを辿れば善光寺山に登れるかもしれない。ただし、この後の800m圏コブへの上りで撮った善光寺山の写真を拡大すると、頂上直下の尾根筋に岩場が見受けられる。果たしてこれを突破できるか、現地に行ってみなければ分からない。
踏跡に繋がる登山道入口にしても、善光寺山の頂上直下の岩場にしても、再訪して確認したい心境である。

720m鞍部から先は順調だった。明瞭な踏跡が続き、急斜面にはロープや階段まで設置されていた。
戸倉山の頂上に着いたのは日没と同時だった。出発が遅かった上、藪漕ぎに梃子摺ったのだから当然か。
でも、一般ルートが良く手入れされた道だったので、真っ暗な中を降りて来ても全く不安は無かった。

今回は予想以上に手間取り、5時間半を越える行動時間になってしまった。善光寺山は諦めたが、もしもここに深入りしていたら、丸々一日の行動時間が必要であっただろう。13時近くから歩き始めた割には盛りだくさんで、あまりにも欲張ったルート設定であった。
藪漕ぎが避けられないならば、もっと適切なルート選択があったはずだ。さらに、720m鞍部へ出られる踏跡の入口を見落とすなど、今回の山行は反省すべき点が多々あった。
結果的にはこの山域を甘く見ていた、と言わざるを得ない。

明日は近くの明星山に登る予定だ。戸倉山から下山後、糸魚川市郊外のコンビニまで買い出しに行ってから、登山口のヒスイ峡へと車を走らせた。途中、落石で小滝川沿いの道が通行止めで大きく迂回したため、到着は20時を回っていた。
明日の明星山も頑張ろう!

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