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Yamareco

記録ID: 1513732
全員に公開
ハイキング
甲信越

浅草岳 ヒメサユリ求めてネズモチ平から橅曽根と桜曽根を廻る

2018年07月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
sunvito その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:49
距離
8.0km
登り
741m
下り
740m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:50
休憩
0:57
合計
4:47
8:59
9:00
102
10:42
11:00
16
11:16
11:19
9
11:28
12:00
9
山頂下ウッドデッキ
12:09
12:09
18
12:27
12:27
43
13:10
13:13
19
13:32
13:32
6
13:38
13:38
1
13:39
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■北陸自動車道小出ICから県道70号線と国道252号、県道346、385号線を経由してネズモチ平駐車場へ。
ヒメサユリのこの時期に、6月23日から災害復旧工事による通行規制を一時的に解除しているが、7月9日から再び全面通行止めが予定されている。
浅草山麓エコ・ミュージアムからネズモチ平駐車場への県道は、幅員が狭いためすれ違いに注意した。
災害復旧工事施工個所も幅員が狭いので、特に注意して通行した。
コース状況/
危険箇所等
■山頂付近ではトンボが多く発生しており、ブヨなどの羽虫は少ない。
■ネズモチ平駐車場は100台程度駐車可能でトイレ有り。
■浅草岳への直登となる橅曽根は急登で、前半の樹林帯はぬかるんでいて滑りやすい。後半は更に勾配がきつくなり岩場も現れる。
■前岳からは緩やかな稜線で、木道が整備されており浅草岳に至る。
前岳からすぐに残雪があるが、ステップが刻んであるので登山靴にストックで大丈夫だった。万が一滑ったら下まで止まらない傾斜。
■桜曽根は緩やかな尾根で木道も多く整備されていて概ね歩きやすいが、崩壊箇所が数カ所あって、崩壊斜面がザレているところは足の置き場に気を付ける。
■桜ソネ広場は、かつては登山者の駐車場に使われていたと思われるが、林道斜面の崩落や落石で今は使われていない。
その他周辺情報 ■「寿和温泉」
一番近い日帰り温泉。内湯700円。
他にプールと露天風呂600円がある。
全部利用は1000円。
道が分かりにくかった。
朝8時40分のネズモチ平駐車場は8割程度埋まっている
100台駐車場可能
災害復旧工事による通行規制を一時的に解除して県道を開放している
2018年07月01日 08:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 8:39
朝8時40分のネズモチ平駐車場は8割程度埋まっている
100台駐車場可能
災害復旧工事による通行規制を一時的に解除して県道を開放している
駐車場のトイレ棟で登山届を提出してトイレを済まして登山開始
トイレは女1男1しかないので少々混んでいた
2018年07月01日 08:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/1 8:52
駐車場のトイレ棟で登山届を提出してトイレを済まして登山開始
トイレは女1男1しかないので少々混んでいた
しばらくは林道を行く
2018年07月01日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
7/1 8:53
しばらくは林道を行く
エンレイソウの実
2018年07月01日 08:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 8:57
エンレイソウの実
ネズモチ平登山口から橅曽根へ向かう
2018年07月01日 08:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ネズモチ平登山口から橅曽根へ向かう
浅草岳への直登である橅曽根は急登が続く
2018年07月01日 09:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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浅草岳への直登である橅曽根は急登が続く
渡渉は水面上に出ている石を渡れば濡れることは無く登山靴で大丈夫
2018年07月01日 09:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 9:13
渡渉は水面上に出ている石を渡れば濡れることは無く登山靴で大丈夫
樹林帯の登山道は前夜の雨の影響とところどころ沢水が流れ込んでいるため終始ぬかるんでおりスリップ注意
2018年07月01日 09:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 9:15
樹林帯の登山道は前夜の雨の影響とところどころ沢水が流れ込んでいるため終始ぬかるんでおりスリップ注意
大きなブナで休憩
2018年07月01日 09:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
7/1 9:27
大きなブナで休憩
岩場が現れ始めると更に勾配がきつくなってくる
2018年07月01日 09:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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岩場が現れ始めると更に勾配がきつくなってくる
急斜面の登りが多くなる
2018年07月01日 09:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 9:39
急斜面の登りが多くなる
タニウツギ
2018年07月01日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 10:22
タニウツギ
爆音が聞こえる先では新潟県の消防防災ヘリコプターがホバリングを始めている
2018年07月01日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 10:36
爆音が聞こえる先では新潟県の消防防災ヘリコプターがホバリングを始めている
唯一の残雪斜面にはステップが刻んである
登山靴とストックで通過する
万が一滑ったら下まで止まらない
2018年07月01日 10:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 10:40
唯一の残雪斜面にはステップが刻んである
登山靴とストックで通過する
万が一滑ったら下まで止まらない
残雪の向こうの稜線で救助活動を行っているため登山者は救助が完了するまで待機
2018年07月01日 10:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 10:51
残雪の向こうの稜線で救助活動を行っているため登山者は救助が完了するまで待機
吊り上げられた
聞いたところでは木道で転倒して負傷したらしい
なんでもない所ではつい気が緩んでしまう
気を付けよう
回復を願う
2018年07月01日 10:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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吊り上げられた
聞いたところでは木道で転倒して負傷したらしい
なんでもない所ではつい気が緩んでしまう
気を付けよう
回復を願う
バイケイソウ
2018年07月01日 11:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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バイケイソウ
ウラジロヨウラク
2018年07月01日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ウラジロヨウラク
現れましたヒメサユリ
2018年07月01日 11:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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現れましたヒメサユリ
ワタスゲの草原が涼やか
2018年07月01日 11:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ワタスゲの草原が涼やか
救助作業で待機していた登山者が一気に山頂に集まって大賑わい
2018年07月01日 11:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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救助作業で待機していた登山者が一気に山頂に集まって大賑わい
順番を待って写真を撮ってもらう
登山者同士がお互いに撮りあうことで素早く次の人に場所を譲る
2018年07月01日 11:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 11:15
順番を待って写真を撮ってもらう
登山者同士がお互いに撮りあうことで素早く次の人に場所を譲る
山頂の三角点にタッチ
2018年07月01日 11:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山頂の三角点にタッチ
守門岳だろうか
2018年07月01日 11:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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守門岳だろうか
またヒメサユリ
2018年07月01日 11:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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またヒメサユリ
山頂から少し下ったところで栄養補給する
2018年07月01日 11:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 11:40
山頂から少し下ったところで栄養補給する
ベニサラサドウダン
2018年07月01日 12:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ベニサラサドウダン
またまたヒメサユリ
2018年07月01日 12:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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またまたヒメサユリ
ヒメサユリのつぼみ
まだまだ咲くようだ
2018年07月01日 12:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ヒメサユリのつぼみ
まだまだ咲くようだ
イワカガミ
2018年07月01日 12:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 12:06
イワカガミ
前岳の分岐で桜曽根へ舵を切る
2018年07月01日 12:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 12:11
前岳の分岐で桜曽根へ舵を切る
桜曽根は木道が多い
2018年07月01日 12:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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桜曽根は木道が多い
木道沿いのヒメサユリ
2018年07月01日 12:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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木道沿いのヒメサユリ
ゴゼンタチバナの群落
2018年07月01日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 12:22
ゴゼンタチバナの群落
カラマツソウ
2018年07月01日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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カラマツソウ
アカモノ
2018年07月01日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アカモノ
ツマトリソウ
2018年07月01日 12:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 12:25
ツマトリソウ
コメツツジかオオコメツツジのどっちだろうか
初めて見た
後日調べると葉の大きさと褐色の葉毛、4本の突き出た雄しべからオオコメツツジであることか判明
2018年07月01日 12:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 12:28
コメツツジかオオコメツツジのどっちだろうか
初めて見た
後日調べると葉の大きさと褐色の葉毛、4本の突き出た雄しべからオオコメツツジであることか判明
ギンリョウソウはこの時期はどこでも見られる
2018年07月01日 12:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 12:37
ギンリョウソウはこの時期はどこでも見られる
ヨツバヒヨドリ
2018年07月01日 13:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ヨツバヒヨドリ
ツルアシドオシ
2018年07月01日 13:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ツルアシドオシ
「浅草の鐘」を鳴らす
心得「心しずかに打つ鐘は余韻嫋嫋谺して清めたまいし浅草の山嶺」という
2018年07月01日 13:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 13:11
「浅草の鐘」を鳴らす
心得「心しずかに打つ鐘は余韻嫋嫋谺して清めたまいし浅草の山嶺」という
桜ゾネ広場
2018年07月01日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 13:13
桜ゾネ広場
桜ゾネ広場からネズモチ平へ向かう林道に大きな落石
もちろん一般車両は通れない
2018年07月01日 13:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 13:14
桜ゾネ広場からネズモチ平へ向かう林道に大きな落石
もちろん一般車両は通れない
ホウチャクソウ
2018年07月01日 13:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 13:22
ホウチャクソウ
13時38分ネズモチ平駐車場に到着
駐車台数は半分も無くなった
2018年07月01日 13:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
7/1 13:38
13時38分ネズモチ平駐車場に到着
駐車台数は半分も無くなった
無事に下山
2018年07月01日 13:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 13:38
無事に下山
帰りに寄った寿和温泉
内湯700円に入る
他にプールと露天風呂600円がある
全部入りは1000円
2018年07月01日 14:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/1 14:23
帰りに寄った寿和温泉
内湯700円に入る
他にプールと露天風呂600円がある
全部入りは1000円

感想

ここのところ、浅草岳のヒメサユリ開花の報告が多かったので行ってみることにした。

先日(6月22日)まで、浅草山麓エコミュージアムの先の県道が、災害復旧工事のため通行止めにされていたが、この時期に限り、工事を一時中止して県道を解放している。7月9日からまたしばらくの間、全面通行止めの予定だそうである。

ネズモチ平駐車場には8時40分頃到着した。100台くらい駐められる駐車場は、多くの人出で既に8割くらい埋まっていた。

駐車場にはトイレがある。建物内には登山届け用紙とポストがある。

8時50分すぎに駐車場を出発。林道をしばらく歩くとネズモチ平登山口がある。登山口は左側にあって橅曽根で山頂まで直登する最短ルート。まっすぐ林道を行くと、桜ソネ広場を経由して桜曽根で山頂へ向かうルート。今回は時計廻りで計画したので橅曽根で登る。

橅曽根は最短ルートのため急登である。さらに樹林帯の登山道は、前夜の雨で泥濘んで滑りやすい。沢水が流れ込んでいるところもあるので、常に泥濘があると思われる。渡渉箇所は、水面にでている石の上をつたい歩いて濡れることはなかった。樹林帯を抜けるとさらに急登となる。岩場も現れて勾配がきつくなる。

遠くからヘリの音が聞こえてきて、その音はだんだん大きくなってきた。どうやらこの先で救助要請があったらしい。下ってくる登山者に話を聞くと、この先の木道で転倒して負傷したということらしい。整備された木道の何でもないようなところでも事故は起きた。

前岳の分岐を浅草岳山頂に向けて舵を切ると、唯一の残雪が現れた。斜面上にステップが切ってあるので、ストックを使いながら登山靴のままでアイゼンがなくても歩けるが、万が一、踏み外したら下まで止まらないので慎重に進む。

残雪付近では、多くの登山者が救助活動を見守っていた。このすぐ先で吊り上げるので皆待機している。30分くらい待って救助が終わったので先に進む。負傷の程度は分からないが、早期の回復を願う。

救助を見守っていた多くの登山者が集まったため、山頂は大賑わいとなった。順番を待って、知らない登山者同士で写真を撮りあって早く次の人に場所を譲る。

山頂付近の広い範囲にヒメサユリが咲いている。花は終盤にさしかかっている様子も伺えたが、一部にはつぼみもあるのでまだしばらくは良さそうだ。

山頂は混んでいたので、少し下がった木道脇のデッキで栄養補給した。同じデッキでは焼き肉をする登山者がいて、こちらはいつもカップラーメンだったので羨む。

トンボが多く発生していたためか、今回はブヨなどの羽虫に悩まされることは無かった。

前岳の分岐では、今度は桜曽根へ向けて舵を切る。嘉平与ボッチはゆるやかな稜線の木道を歩く。木道脇にはヒメサユリが咲いている。桜曽根は、勾配のきついところはほとんど無くて、ところどころに木道が整備されている歩きやすい道だった。
ただ、道が崩壊しているところも数箇所あって、ザレた斜面で足の置き場に苦労するところもあった。

桜ソネ広場からネズモチ平駐車場までは林道歩きだ。

ヒメサユリは、まだつぼみもあったが来週末まで花が持ってくれるかどうかというところ。台風が近づいている。来週末の天気予報は消極的だ。浅草岳のヒメサユリが楽しめる週末は今回が最後だろうと思う梅雨の晴れ間だった。

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