丹沢山-大倉 今日はガスガス次回に期待!
- GPS
- 09:10
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
08:30 堀山の家(休憩3分)
09:07 花立山荘(休憩4分)
09:39 塔ノ岳(休憩20分)
10:54 丹沢山
11:56 塔ノ岳(休憩2分)
12:55 堀山の家(休憩4分)
14:13 大倉バス停
天候 | 曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 大倉〜渋沢(神奈川中央交通)- 渋沢駅〜町田駅(小田急電鉄) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●危険箇所 特に気が付きませんでした。 敢えて言うならば「雨に濡れた石に御用心を」程度でしょうか。 |
写真
感想
今週は天気が良かったら丹沢山へ行く予定でしたけれど、
週の頭から週間天気予報では木曜日は”午後から雨”の予報となっていたので、
今回はパスするべきかな、と考えていたのですが、
他の方が先週末に行かれた丹沢山の写真の見事さにグラグラ迷った挙句
「天気は夕方までもちそうだし、少しは晴れ間が覗くかも。」
という都合の良い期待とともに、出かけてしまいました。
当初の計画では
10:30 塔ノ岳
12:00 丹沢山
16:00 大倉バス停
こんな感じの「雨に降られても良いや」くらいの、ゆるいスケジュールだったのですが、
自宅の側のコンビニで買ったおにぎりをザックに詰めようとした時に、
付属のザックカバーを収納するポケットが開いているのを発見、
先週ザックカバーを使用して干してから入れ忘れていたのに気が付きました。
この時点で急遽雨が降り出す前に下山する、スピード登山(当社比)に変更。
自分なりにですが”ガツガツ”歩くことになってしまいました。
まったく最近忘れ物が多くて嫌になります。
大倉バス停から大倉尾根へと行く道は他の人の後をついていけば良いや
といったあまり感心しない考えで歩いていこうとしたのですが、
いやはや前方を歩く三人の人達の速いこと速いこと!
登山道入り口を過ぎたあたりで、早くもついて行く事を諦めるしかありませんでした。
しかもその速い人達が「若い人は足がはやいですからねぇ」
みたいな会話をしているのを聞いてすっかり意気消沈、
ヤマレコでも何なんだこのスピードは、と思う方を見かけますけれど
なるほどこういう方達なんだなぁと・・・。
他人と比較することでは無いと思いますけれど、気にはなりますし、少しは意識もしてしまいます。
今回きついと噂の大倉尾根を歩くのは初めてで、
堀山の家まではそれなりに階段が多いけれど、
眺めの良さそうな緩やかな尾根や階段以外の登りなども交互に出てきて、
「それ程苦痛でもないな、」と多少余裕の山歩き。
しかしその後の急な階段の連続がボディーブローのように効いてきて、
花立山荘の前のベンチが目に入ると、くたくたと座り込んでしまいました。
鷹ノ巣山の稲村岩尾根もきついとはいえ「まぁ何とかなった」と思いましたけれど、
階段と坂道とでは疲れ方がだいぶ違うようです。
それからは10時前には山頂へという気持ちだけで足を動かし続けます。
途中ですれ違ったチャンプ畠山さんの力強い「頑張って!」にはとても励まされました。
何とか登りきった山頂では”風有り眺望無し”といった嬉しくない状況で、
着膨れてぼんやりと鹿を眺めます。
他に眺めるものはありません。
それにしてもここまで見事に『曇り』になるとは思っていなかったので、おにぎりを食べながら、
「眺めが悪いから下山しちゃおうか・・。」「行けるのに諦めると後悔しそう。」「いや問題は雨。」
と色々迷いましたが、
だんだん意地でも行く(何の意地だ?)気になり、丹沢山に向かうことにしました。
ここからは特にきつい所も無く、天気が好ければ相当気持ちの良い尾根歩きが出来そうに思えました。
もしここから眺められる風景をまったく知らなければ「何も見えない」だけの事だったかもしれません。
しかし写真で見て知ってしまっている以上ガスで真っ白な今日のこの景色はなかなか空しい物があります。
先にどんな道があるのかもよく見えず、雨の不安ともあいまってプチ心が折れそう気分を味わいました。
竜ヶ馬場の存在にも気が付かないまま歩き続け、気が付くとソーラーパネルが目の前に。
「おっ何だか着いちゃった。」という薄い感動とともに事務的に2枚の写真(あれとあれです)を撮ると、
防寒着を着るのが面倒なので、そのままUターン
目的を果たした為か、急に気が楽になり塔ノ岳までの道はのんびりとした心持で歩けました。
大量の鹿製造物をよけながら塔ノ岳に到着すると、人の気配がありません。
もそもそと草を食べる鹿さんが動いているのみです。
行きに来た時よりもガスは酷くなっているようでしたが、気温は気持ち悪いほど暖かく感じられます。
もしかしたらこれは雨のサインで、他の人達はその事を判っていてさっさと下山したのかな?
と思うとのんびり気分も吹き飛んで、慌てて下山開始しました。
今思うと他の人達はみな山荘の中にいて、自分だけアホみたいに外にいただけかもしれませんけど。
金冷シを過ぎてからしばらくはそれなりに急いで歩けました。
チャンプ畠山さんと再度すれ違ったのもこの辺りで、プロパンガスのボンベ
(達磨みたな小さい奴じゃ無く、アパートの横にある普通のサイズの半分くらいのデカい物)を
背負っているのを見てただただ驚くばかり、今回は本当に驚くような方を見掛ける日でした。
雨が降り出してからは、階段に転がっている拳くらいの石が滑りそうでなかなかスピードを上げられず、
やきもきしましたが、途中からは諦めてのんびり歩いたり、思い出したように走ってみたりで、
そこそこ濡れて大倉バス停にたどり着きました。
【夜も更けて】
今回はなんとも残念な景色の山行きでしたので、
近いうちにもう1度行きたいと思いながらお風呂で膝をさすっております。
udou1192さん、こんにちわ。
いつもレコ拝見してましたが、初コメントさせて頂きます、
Horumonと申します。
大倉尾根お疲れさまでした。
眺望もイマイチだったようで残念です…
大倉尾根、当方は下山でしか使ったことがないのですが
やはり大変そうですね。
特に階段続きは足を上げなければいけないので
ダメージも大きいのかと(´ε`;)ウーン…
今冬にはチャレンジしようと思っていますがどうなるでしょうか(;^ω^)
十分膝を休めて下さい、次回も楽しみにしてます。
コメントありがとうございます。
コメントを頂く事自体が初めてなので、
とても嬉しいです。 (´▽`)
冷静さに欠ける私と違い
Horumonさんの観察とレコの詳細さには驚いています。
大倉尾根の登り・・・勿論お薦めはしませんけれど
私には見えなかった発見がたくさんあると思いますので、
写真も含めて期待しています
まだ行動範囲が狭い初心者ですのでHorumonさんのレコ
参考にさせて頂きます。m(_ _)m
今後ともよろしくお願いします( ^ω^)
はじめまして。
「初」大倉尾根の登り、お疲れ様でした。
渋沢発の一番バスだったんでしょうか?
一番バスには、丹沢マスターズの常連さん(結構ご年配の方が多いですが)が多いですからね。
その年齢からは信じられないスピードで登られる方もいらっしゃいますから、見た目で判断すると、イタイ目にあいます
ボッカの畠山さんも、塔の岳登頂(もちろん荷揚げで)3500回以上のツワモノですから、ほんとにスゴイですよね
また機会があったら、是非大倉尾根を登ってくださいね。
次回は、素晴らしい眺望に恵まれるよう、お祈り申し上げます。
リカロンさんほど塔には登っていませんが、大倉から2時間30分なら、立派なタイムですよ。私もだいたいその位ですが、大倉尾根はベテランが多いので、どうしてもタイム意識してしまいます。でもマイペース!
あの方、畠山さんという方なんですか? 数年前のヤマケイで写真を拝見し、一度お会いして声をかけたことがあるんです。冬でも短パン! 太ももの筋肉は競輪選手です。お近くにお住まいのようで、一日で3回、大倉から往復されたこともあるとか。このような方が山荘を支えているんですね。リカロンご夫妻もそうですが。
失礼します。もう寝る時間です。明日、仲間と雲取山テント泊なんで、パッキング終了、鍋準備完了、問題は天気ではなく、仲間5名のやる気ですが、山荘素泊まりになるかもしれません。なんせ、軟弱な仲間ですから、自分も含めてですが。
コメントありがとうございます。
私は夜勤中心の生活を送っているため、返信が遅れてしまって申し訳ありません。
ご推察の通りバスは始発利用でした。
渋沢駅でベテランさん達はすでに和やかなムードで、この人達の後について行けば間違い無いだろう、と考えたのが間違いの元だったのですね。
舗装道路でしばし道迷いする癖があるので横着を決め込もうとして、しっかりイタイ目にあいました。
ボッカといえばご夫婦での大倉尾根のボッカレコはとても楽しく拝見いたしました。
私はまだ14Kg程度でフラフラしているというのに、ricalonさんは20Kgを背負ってあの階段を登っているのかと考えると
「凄い!」の一言しか出てきません。山の世界は凄い人だらけですね。
大倉尾根は丹沢のことが好きになった事もあり、今後も末永く付き合っていきたいと思っています。
平日登山が基本なのでお目に掛かることは無いかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。
ご主人様の左手のお早い回復を祈っております。
コメントありがとうございます。
仕事が夜勤なので、コメントは拝見したのですが、返信が遅くなってしまって申し訳ありません。
登頂タイムに対してのフォローありがとうございます m(_ _)m
今の私のペースにそれ程不満があるわけでは無いのですが、トレランさんでは無い同じように歩いている方々にどんどん引き離されていったことはショックでした。
畠山さんのあの写真は堀山の家に貼ってありました。あの日はそれ以外にも角材を背負って登られている白髪の男性をお見かけしたのですが、
何て言ったらいいのか・・・、山に登る人と山で生活する人の垣根が曖昧と言うか混ざり合っていると言うか、一緒に山で生きているみたいな感覚があるのかなっと、
そんな関係が素敵だなっていう気持ちになってますます丹沢が好きになってしまった感じです。
今これを書いている頃Mikuniさんは雲取山にいるんですね、そろそろ山頂に到着した頃でしょうか?絶好の山行き日和になって何よりです。
雲取山は私のテン泊願望に火をつけた山なので、お仲間さんとの鍋&テント泊はとても羨ましいです。
私はアイゼン未経験なので来年の6月くらいにテント背負って登りたいと思っています。
週明けの雲取山テント泊&宴会レコ楽しみにしています。(^-^ )
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