塔ノ岳 今年初めのご挨拶。
コースタイム
07:15 大倉バス停
08:35 堀山の家 08:40
09:47 山頂 10:48
12:09 堀山の家
13:04 大倉高原山の家
13:44 大倉バス停
天候 | 曇り(遠くまで景色は見えるのですが上空は薄い雲が覆っている感じでした。) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 大倉〜渋沢(神奈川中央交通)- 渋沢駅〜町田駅(小田急電鉄) |
コース状況/ 危険箇所等 |
19日の時点では特に問題はありませんでしたが、 20日(これを書いている現在)に雪が降っていると思われますので参考にはならないと思います。 |
写真
感想
今年最初の丹沢行きはまずは塔ノ岳に行く予定でいましたが、
せっかく塔ノ岳に登るのならば天気が好い日に登りたかったので
タイミングを見計らっていると、天気予報で晴れのうえ気温も高い予報が、
これは行くしかない! というわけで出かけてきました。
しかし去年の終わりから続いていた、奥多摩の多摩川南側の尾根三昧の時も
天気が好かったのでその時に行っていたら・・・な感じが少しする結果に・・・。
まぁあの時は気持ちが奥多摩へ向かっていたので仕方が無いのですけれど。
渋沢駅のバス停では私が今までに経験した事の無い大人数(多分30人弱、休日の比では無いのでしょうが)で、
他の人達も今日の天気に期待しているのかなと思いながら、何度かお見掛けした達人の方々へ
心の中でご挨拶申し上げつつ、「今年はすれ違う場所を少しずつ山頂へ近付けたいものだ」と
これも心の中で、それも小声で意気込みを少々・・・。
バスに乗り込み窓から明るくなり始めた空を眺めていて
「あれ???」
な感想がこの時点で既に出始めました。
どう考えても空は曇り・・・
予報では風はあるが陽射しもあるはずだったので山頂マッタリを期待しての登山だったのに、
これではただ寒いだけの登山になってしまいそうです。
しかし今日は丹沢へご挨拶という意味合い以外にもトレーニングとしての意味もあったので
つべこべ言わずに登っとけ、ということで大倉をスタート。
麓の気温は確かに高かったのですが、駒止茶屋を過ぎた辺りから風が出てきて
この季節のウエアの調整の難しさを実感しました。
去年までこの時期は毎週北高尾山稜に通っていたのですが、あそこでは体の熱を奪われると
心配するほどの風を受けた事が無く、休憩の時だけ着込めば特に問題はなかったので
ウインドブレーカーを着つつ汗をかかないレイヤードというのが今ひとつ掴めない感じです。
堀山の家を過ぎるとそれ程風は気にならなくなりましたが、
上のほうでゴーゴーと風の唸る音が聞こえました。
花立山荘前後は体が火照ってきて寒くないのは言うまでもありませんが、
金冷シ手前の痩せたところに差し掛かると風が急に強くなり
突風でも吹かれたら困った事になりそうでしたが、今も生きてレコ書いています。
(↑大袈裟?怖がりすぎ?)
ところが意外な事に山頂に着いてみると殆ど風がありません。
鼻の頭は赤くなりましたがインナーダウンを着なくても休憩する事が出来る程度で、
カップラーメンとおにぎりを食べながら、登ってきて良かった〜というあの特別な感じを満喫しました。
太陽も10分に1回くらいは顔を覗かせてくれましたし景色も眺める事が出来たので満足ではありましたが、
先週来ていれば陽射しがもっとあったのかな・・と少しだけ思ったのも事実。
ん〜、贅沢言ってはいけませんね。
そういえばカップラーメンのお湯を沸かそうとしていた時、少し離れた場所で
『JETBOIL』を使っていた方がいて、ほとんど同じタイミングで沸かし始めたにもかかわらず、
私がお湯をそそいでいる時に既に食べ始めていました。
物欲の萌芽を感じた一瞬でした。
山頂の仏様にもご挨拶を済ませ、ヌシさんにもお目にかかったので気持ち良く下山を開始します。
階段が連続する大倉尾根も登るのは苦にならなくなってきましたが、
下りでは階段にある石がどうにも苦手でペースが思うように上がりません。
というよりも時間が早く日没を気にしないでいられるという気持ちと
お腹の中のカップラーメンがのんびりムードを作り出しているようで、
標高が低くなって暖かくなって来ると更にホンワカした気持ちに磨きがかかり、
「山って良いなぁ〜」などと思いながらペースダウン。
その上バス停で帰り支度を済ませた時にちょうどバスが来たり、
電車の乗り次も全て順調にいったりですっかり幸せ気分全開、
今日も良い1日、良い山行きでした。
【今日のあれまぁ・・・】
しかし今回も下りではよく人に抜かれました・・・。
昔の山ガールというか山レディーというか山オバ(失礼)
の方々にスカスカ抜かれまくっていました。
それにしてもストックの使い方や足さばきは私には真似できない熟練の技を感じました。
元々下りは苦手なので抜かれてもそんな物だと思っているのですが、驚かされたのは
下りの堀山の家の手前(山頂寄り)の階段ですれ違ったトレランさんに最後の舗装道路に出る手前で抜かれてしまった事です。
あのトレランさんは山頂まで登ったんでしょうね・・・やっぱり。
今回も楽しい山行、よかったですね。
曇天に少しガッカリされたようですが、それもまた「山の風景」。
快晴の時とは違う「味」があると思うのですが、いかがでしょう?
「山オバ」は、今週末冬山フル装備で丹沢の雪を堪能してきます。
若いモンには負けへんで〜 (嘘)
誤解です
まさか間違ってもricalonさんを山オバだなんて
カップヌードル100個とricalojpさんのプロフィールから計算すると(してはいけない事??)
お若いです 断然!!
晴れたり曇ったり雪が降ったり、それが自然の姿なので
全てを楽しみたいとは思うのですが、
何ていうか塔ノ岳は”陽の山”なイメージで晴れていて欲しいと、
ん〜勝手な話なんですけれども・・・
冬山は私にとってまだまだ先の話、全く未知の世界なので、
丹沢での冬山フル装備登山は羨ましいかぎりです。
どの辺りに行かれるのか興味深々です。
お怪我の無い様、素敵な山行きになる事をお祈りいたしております。
最後に、くれぐれも誤解です
おふざけが過ぎました。反省、反省...。
あ、でも私は「立派な」山オバですよ!エッヘン!
>何ていうか塔ノ岳は”陽の山”なイメージで晴れていて欲しいと、
おっしゃることよーくわかります。
特に大倉尾根は南面ですし、開放的ですしね。
尊仏の小屋主さんがおっしゃっていたのですが、
「山の天気は一日どころか15分で変わる。さっき見えていたものが
アッという間に見えなくなるし、逆もまたしかり」
丹沢がお好きなようなので、飽きずに通ってみて下さい。
季節によって、もちろん日によって、さまざまな「山の顔」に
遭遇できると思います。
雨が降っても、雪が降っても、ガスでなーんにも見えなくても...。
丹沢のいろんな顔を楽しんでくださいね
ヤマレコ拝見させていただくと同じ日に同じバスで行き、同じバスで帰ってきたみたいです。
そういえば1枚目のように朝日を撮っている人がいらしたのを思い出しました。私はその脇で準備運動をしていましたw。
昨日はそんな山オバさんとご一緒させていただいていました。もともと私は登るのも下るのも遅いのですが、全然先を行かれていました。
登山は年は関係ないんだなあと思ったしだいです。
三ノ塔尾根にご興味があるご様子。
昨年末に行ってきましたがとても静かな良いコースでした。人気がなすぎて寂しい、怖いくらいでした。
次のヤマレコも楽しみにしています。
返事が遅れてしまって申し訳ありません。
昼夜逆転の仕事をしているのでご容赦ください。
その上間違っていたらゴメンナサイ、
トレッキングポールのカバーがモフモフしていた方ですか?
帰りのバスではだいぶボンヤリとしていたので、
そのくらいしか記憶が無くて・・・。
タイムを見ると下山中どこかで抜かれているようですけれど、
あの日は何人もの方々に抜かれ続けていたので、
その辺の記憶も定かでなくて何ともお恥ずかしい話です
三ノ塔尾根の情報ありがとうございます。
のんびり尾根は大好きなのでぜひ歩いてみたいです、
ビビリなのでもちろん登りで・・・。
またどこかで擦れ違った折には気が向いたらかまってやって下さい。
これからも良い山行きを。
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