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Yamareco

記録ID: 1668242
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

亀山の南、錫杖ヶ岳へ加太から往復

2018年12月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
がくさん その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
7.5km
登り
533m
下り
565m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:22
休憩
1:53
合計
5:15
9:33
40
スタート地点
10:13
10:21
27
10:48
10:55
26
11:21
11:25
22
(R)
11:47
13:16
31
13:47
13:52
5
(R)
13:57
13:57
18
14:15
14:15
33
14:48
ゴール地点
GPSを取得できたのが名阪国道をくぐったあたりのため、ログはそこからです。
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR関西本線の加太駅。名古屋からだと亀山で乗り換える。亀山〜関〜加太〜柘植のあたりは1時間1本しか運行していない。気動車の2両編成が走る。
奈良からは、木津を経て加茂まで。加茂からは、伊賀上野、柘植、加太を経由して亀山まで関西本線が直通で運行している。滋賀県からは草津より草津線で柘植まで接続する。
加太駅は無人駅。トイレ、待合室(ベンチ)はある。加太駅は、当然ながらドコモは圏内。
なお、錫杖湖からもほぼ同じ標高差で登れるし、柚ノ木峠からのルートのようなクサリ場はなかったと思う。ただし、錫杖湖までのバス便はなく、マイカー登山になる。錫杖湖水荘の隣に駐車場とトイレがある。錫杖湖水荘から亀山駅まで、以前タクシーで帰ったことがあるが、所要30分弱、6000円くらいかかったと思う。
コース状況/
危険箇所等
(目次)
1.加太駅〜柚之木峠
2.柚之木峠〜錫杖ヶ岳

1.加太駅〜柚之木峠
 駅を出て南へ少し歩くと国道25号線に出る。国道を右へ(柘植方面へ)進み、すぐの角を左へ曲がって、加太川にかかる橋を渡る。このあたり、分岐などには「錫杖ヶ岳」の案内が出ている。しばらく南へ進むと名阪国道の高架が見えてきて、国道を2回(上下線)くぐる。このあたりは名阪国道の出入り口(向井インター)である。2回くぐったあと、そのまま直進すると名阪国道の柘植方面に入る道になるので、右へ曲がる。(小さく「錫杖ヶ岳→」の看板あり。) 曲がって50mほどで左の細い林道に入る。(ここにも「錫杖ヶ岳→」の看板あり。)
 林道に入ると、舗装された道を進んでいく。林の中で木漏れ日が時おり射す程度である。左には小川が流れて、ゆるゆると傾斜を上げていく。駅から30分近く歩くと、林道が左に曲がって下りになり、すぐに右へ旋回し左へ曲がって平坦になる。その先に、林道の右側(西側)に駐車場が見えてくる。まもなく、錫杖ヶ岳の登山口に着く。駐車場には20台ほど停められそうで、この日は10台も停まっていなかった。
 登山口から山道になり、しばらくは沢を登っていく。細い流れのある沢で、時おり沢を渡って反対側に映る。崩壊箇所には立派な橋やステップが設置されていて、歩きやすい。また、途中になんどもしっかりした標識が設置されていた。登山口から200mごとに1番、2番と白看板が立てられていて、山頂が10番である。登山口から20分少々登ると、峠が見えてくる。方向的に、到着直前は峠が輝きを放っているように見える。峠には立派な看板があって、そのすぐ上にも真新しいベンチが設定されていた。峠に白看板はなかったが、3番を出て数分登ったところである。
 峠では、ドコモの電波はぎりぎり来ていたようである。

2.柚之木峠〜錫杖ヶ岳
 柚之木峠から山頂までは基本的に尾根道である。少し登れば、南側を見下ろせるところに出る。時おり、やせ尾根になっている箇所もあるが、基本的によく整備された道で問題はない。ほとんど標高を上げずに進むところと、頑張って標高を稼ぐところを繰り返す。この日は北側(加太駅側)からの風が強く、ちょっと寒かった。紅葉はまだ残っていた感じで、色づいた木々は何度も見ることができた。
 白看板の8番の少し手前にベンチがあり、いったん休憩を取ったが、風が強く寒いので、すぐに出発。ここから傾斜はきつくなってきた。階段をひたすら登らされて、途中に9番を見る。そして、階段が終わると、山頂直下の岩場・クサリ場に差し掛かる。以前と比べてクサリが多数設置されたようだが、傾斜は結構あるので大変だ。高度感はないが、初心者だとちょっと苦労するかもしれない。4、5本のクサリ場を終えると、道が尾根の左を巻くようになる。崩壊斜面にはアルミ板と手すりが設置されていた。アルミ板を過ぎると、右へ旋回して緑の太いロープが手すりのように張られた最後の登りになる。ここも結構な傾斜だった。これを登り終えると、ほぼ山頂である。右眼下に東屋の屋根が見えて、すぐに山頂と東屋の分岐に着く。分岐にはちょっと薄くなった案内標識がある。
 分岐から山頂まで、最後のクサリ場。1本のクサリを登ると、山頂の大きな岩の数々が見えてくる。一番奥まで行くと、錫杖湖を見下ろせる絶景のポイントである。あれだけの強風が吹いていて、山頂でも風音がすごかったが、山頂付近には風は届かず、なぜかポカポカと暖かかった。
 分岐から東屋へは、なんとなく木の階段が付いているが、それでも滑りやすいザレた急傾斜で、慎重に降りた。(といっても1分とかからない。) 東屋は、テーブルとベンチがあって、10人ほどが座れるくらいの大きさである。東屋のところに白看板10番があった。東屋の先を進めば、錫杖湖の下之垣内(しものかいと)に下る道である。
その他周辺情報 白鳥の湯  大人300円
https://www.city.kameyama.mie.jp/shisetsu/2014112310887/shiratori.html
亀山市の総合保健福祉センターにあり、亀山駅よりタクシーで10分弱、1000円少々。便は少ないが、
石けん、シャンプー、ドライヤーの備え付けはなく、別途購入になる。露天風呂もあるが、洗い場が不足気味で、洗い場待ちで内湯の湯舟の縁に座って4、5人が並んでいることがある。
食堂などの併設はないが、受付奥に椅子と自販機、ウォーターサーバーがある。

亀山市コミュニティバス さわやか号(乗車1回100円)
http://www.city.kameyama.mie.jp/soshiki/sanken/sansin/shokogyo/docs/2014112305333/sawayaka.html
加太駅。上が柘植方面のホーム。中・下が駅舎を出たところ。
2018年12月01日 09:22撮影 by  SO-03G, Sony
2
12/1 9:22
加太駅。上が柘植方面のホーム。中・下が駅舎を出たところ。
加太駅前よりの展望。奥のかすんでいるのが錫杖ヶ岳かと思う。
2018年12月01日 09:34撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 9:34
加太駅前よりの展望。奥のかすんでいるのが錫杖ヶ岳かと思う。
駅から30分近く歩くと、写真上の地点より左へ曲がって下りになる。写真下で右へ旋回すると、再び平坦になり、2、3分で登山口に着く。
2018年12月01日 10:06撮影 by  SO-03G, Sony
1
12/1 10:06
駅から30分近く歩くと、写真上の地点より左へ曲がって下りになる。写真下で右へ旋回すると、再び平坦になり、2、3分で登山口に着く。
錫杖ヶ岳の登山口。写真奥が柚ノ木峠への道。写真左が加太駅方面。
2018年12月01日 10:14撮影 by  ILCE-6300, SONY
1
12/1 10:14
錫杖ヶ岳の登山口。写真奥が柚ノ木峠への道。写真左が加太駅方面。
登山口にある駐車場。20台ほど停められそう。
2018年12月01日 10:15撮影 by  ILCE-6300, SONY
1
12/1 10:15
登山口にある駐車場。20台ほど停められそう。
峠までの沢筋の道。よく整備されている。
2018年12月01日 10:30撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 10:30
峠までの沢筋の道。よく整備されている。
小さな川を渡渉するポイント。標識もしっかりしている。
2018年12月01日 10:42撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 10:42
小さな川を渡渉するポイント。標識もしっかりしている。
木漏れ日が美しかった。
2018年12月01日 10:43撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 10:43
木漏れ日が美しかった。
柚ノ木峠。写真上が峠に着くところ。写真下は峠から山頂方面への道。
2018年12月01日 10:48撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 10:48
柚ノ木峠。写真上が峠に着くところ。写真下は峠から山頂方面への道。
峠から少し登ると、展望のよいところがある。
2018年12月01日 11:00撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 11:00
峠から少し登ると、展望のよいところがある。
紅葉はまだ残っていた。
2018年12月01日 11:08撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 11:08
紅葉はまだ残っていた。
階段が続くところもある。
2018年12月01日 11:11撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 11:11
階段が続くところもある。
曇りの予報だったが、時おり陽が射してきて、紅葉もきれいだった。
2018年12月01日 11:15撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 11:15
曇りの予報だったが、時おり陽が射してきて、紅葉もきれいだった。
白看板7番のポイント。
2018年12月01日 11:17撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 11:17
白看板7番のポイント。
白看板9番を過ぎると、いよいよクサリ場。傾斜はきつい。
2018年12月01日 11:41撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 11:41
白看板9番を過ぎると、いよいよクサリ場。傾斜はきつい。
クサリ場を終えて、最後はう回路を付けたようだ。太い緑ロープを頼りに急こう配を這い上がる。
2018年12月01日 11:44撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 11:44
クサリ場を終えて、最後はう回路を付けたようだ。太い緑ロープを頼りに急こう配を這い上がる。
錫杖ヶ岳の山頂付近の図。
2018年12月01日 11:47撮影 by  SO-03G, Sony
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12/1 11:47
錫杖ヶ岳の山頂付近の図。
錫杖ヶ岳の山頂より、錫杖湖。
2018年12月01日 11:47撮影 by  SO-03G, Sony
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12/1 11:47
錫杖ヶ岳の山頂より、錫杖湖。
錫杖ヶ岳の山頂より、亀山市内。
2018年12月01日 11:47撮影 by  SO-03G, Sony
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12/1 11:47
錫杖ヶ岳の山頂より、亀山市内。
錫杖ヶ岳の山頂標識。
2018年12月01日 11:48撮影 by  SO-03G, Sony
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12/1 11:48
錫杖ヶ岳の山頂標識。
錫杖ヶ岳の山頂にある説明書き。
2018年12月01日 11:53撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 11:53
錫杖ヶ岳の山頂にある説明書き。
山頂直下の東屋。というか、天井のある椅子とベンチに近い。テーブルには10人くらい座れる。その周りにもベンチがある。
2018年12月01日 13:11撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 13:11
山頂直下の東屋。というか、天井のある椅子とベンチに近い。テーブルには10人くらい座れる。その周りにもベンチがある。
東屋からの展望。すぐ東にある名もなき山のようだが、紅葉している。
2018年12月01日 13:15撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 13:15
東屋からの展望。すぐ東にある名もなき山のようだが、紅葉している。
東屋から錫杖湖を望む。山頂からと違って、ちょっと木々が邪魔。
2018年12月01日 13:15撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 13:15
東屋から錫杖湖を望む。山頂からと違って、ちょっと木々が邪魔。
山頂直下の分岐点から東屋の屋根が見える。
2018年12月01日 13:18撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 13:18
山頂直下の分岐点から東屋の屋根が見える。
山頂直下の分岐点から山頂へ登るクサリ場。
2018年12月01日 13:18撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 13:18
山頂直下の分岐点から山頂へ登るクサリ場。
山頂直下の分岐点から東屋へ下る道。滑りやすい。
2018年12月01日 13:18撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 13:18
山頂直下の分岐点から東屋へ下る道。滑りやすい。
柚ノ木峠から山頂までの道で、クサリ場が終わりう回路のアルミ板のところ。手前は緑ロープに導かれて山頂へ。
2018年12月01日 13:20撮影 by  ILCE-6300, SONY
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柚ノ木峠から山頂までの道で、クサリ場が終わりう回路のアルミ板のところ。手前は緑ロープに導かれて山頂へ。
9番より上のクサリ場の部分。行きに撮影できなかったので、帰りに撮影した。
2018年12月01日 13:25撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 13:25
9番より上のクサリ場の部分。行きに撮影できなかったので、帰りに撮影した。
9番より上のクサリ場の部分その2。
2018年12月01日 13:26撮影 by  ILCE-6300, SONY
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9番より上のクサリ場の部分その2。
帰りの方が紅葉を見下ろしながら歩く感じで、よく目に入った。
2018年12月01日 13:43撮影 by  ILCE-6300, SONY
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12/1 13:43
帰りの方が紅葉を見下ろしながら歩く感じで、よく目に入った。
登山口まで降りたら、駐車場の車は少なくなっていた。
2018年12月01日 14:17撮影 by  ILCE-6300, SONY
12/1 14:17
登山口まで降りたら、駐車場の車は少なくなっていた。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ファーストエイドキット
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