三頭山- 槇寄山 今日はここまで???
- GPS
- 06:55
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
09:42 周遊道路横切る
10:06 三頭大滝 10:20
10:50 鞘口峠
12:14 三頭山西峰 12:39
14:11 槇寄山 14:29
15:44 数馬バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 数馬〜武蔵五日市(西東京バス)- 武蔵五日市駅〜立川駅(JR五日市線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
数馬バス停から登山口 雪掻きされていて凍結もありませんでした。 登山口から奥多摩周遊道路そして都民の森内の東屋 雪は残っていますが凍ってシャリシャリしています。 木橋は薄く粉雪が乗っているだけでした。 三頭大滝から鞘口峠 一部凍結していましたが殆んど問題無いと思います。 森林館付近は雪掻きされています。 鞘口峠から山頂そして大沢峠 見晴し小屋を過ぎるまでは雪があったり無かったりです。 見晴し小屋の先は硬い雪が残っています ここからチェーンスパイク着けましたが、 他の人はどうだったか見るの忘れました。 大沢峠から槇寄山そして西原峠 殆んど雪はありません、一部残っていても歩くのには困りません。 槇寄山手前で踏み跡が迷走?(自由に歩き過ぎ?)している場所がありましたが問題無いと思います。 西原峠から仲の平バス停 北側斜面なので残雪&凍結がかなり標高の低いところまでありました。 登りは大丈夫かもしれませんが、下りだったのでチェーンスパイク着けました。 |
写真
感想
前回塔ノ岳で初めて雪のある山道を歩いてからというもの
毎日次は何処へ行こう、あの山なら行けそうか?ここはまだ無理だろうか?と
そんな事ばかりを考えて過ごしていましたが、好事魔多しの理どうり
風邪をひいてしまって山行きは1週休みになってしまいました。
しかしこれは山の神様が「1回くらい雪道を歩いたくらいで何のぼせ上っているんだ!」
とクールダウンの機会を与えてくれたのかな、と前向きに考える事にして
ヤマケイの「雪山登山」を再読したりしながらユルユルと過ごしました。
もちろんこの本に書かれている内容のほとんどは自分とは縁遠い事ばかりなのですが、
世の中にはすごい事をしている人達がいるもんだなぁ、しかし今の自分には到底無理だろうなぁ、という思いは、
地に足が着いたというか、意気消沈したというか・・・。
しかしその反面もっと鍛えなければという変な焦りが出てきて
それが結果として今回の情けないハイキングにつながってしまったようで
反省というよりは色々な意味で「自分は何やってるんだろう??」てなことになってしまいました。
話は少し変わりますが前回雪のある山を歩いてみて
1)秋冬用のパンツではちょっと寒い。
2)滑り止め付きの薄い手袋ではだいぶ寒い。
3)休憩台が埋まっていたり一面雪で座るところが無くて休憩できない。
4)よしんば座れてもベンチ等が冷たくて体が冷える。
5)雪のある道ではいよいよダブルストックが必要かもしれない。
6)随分と眩しい。
以上の事が気になったので風邪で体調があまり良くないにもかかわらず嬉々としてアウトドア屋さんへ、
1)セールを利用して中厚パンツ。
2)そこまでは必要ないだろうと思いながら冬山の本に影響されてオーバーグローブとインナー手袋等。
3)折りたたみ椅子。
4)携帯座布団。
5)BlackDiamondのトレッキングポール(ロック機構に興味津々で)。
6)サングラス(安物買いの銭失いを実感・・。)
以上をご購入
それ以外にもツェルトは基本かぶる物だと考えていたのですが、ダブルストックにしたついでに
テントとして設営できるようにペグとそれ用の細引きも装備に追加
このあたりは装備が増える事が嬉しいというか自己満足というか・・・・。
今回行く山は前回も候補に挙げていた三頭山、
難易度は低めにして都民の森から登って笹尾根を下り浅間峠から下山のコースを選択、
ヌカザス尾根、ムロクボ尾根、都民の森と登りは違えども三頭山 - 笹尾根のコースは何度か歩いているので、
まぁ何とでもなるだろうと気楽に考えて荷造りを開始しました。
が・・・、なんだか重いのです。
以前のレコにも書いたのですが、
今年の夏に予定(願望?)しているテント泊のトレーニングの意味と緊急時の備えとして
最低限のビバーク装備を持ち歩いていているのでもともと多少重い(私の低い身体能力基準での重いです)のですが、
それにしても新装備の1つ1つは大した事が無い物でも全部詰め込むと随分な重量になってしまいました。
ここで普通なら荷物を減らすという選択になるはずなのですが、
冬山の本の影響で変にトレーニングへのテンションが上がっていたせいか
「あと少し重くすれば最低限のテント泊装備と同じ重量(実数は書きませんけれど15Kg未満です)になるなら水を増やして鍛えるか。」
という結論に特に疑問も感じないで達してしまい、さらに重量を増やして出掛けてしまいました。
勢いっていうのは恐ろしいですよ。
当然の帰結としてなんとも情けないハイキングになってしまったのでザックリと記録しておきます・・・。
良く雪掻きされた温泉街を抜け登山口から奥多摩周遊道路を横切り東屋へ、
少しシャリシャリした残雪や薄っすらと積もった昨日の雪の上に残る小動物の足跡を眺めながら気持ち良く歩きました。
三頭大滝に寄ってから森林館を経由して鞘口峠へ向かい、そこからブナの路を通って山頂へ向かいましたが、
とにかく体が重くてスピードが出ません、足や腰が辛いという訳ではないのですがどうも調子が上がらない感じで
何でだ?と”?”マークが頭の周りをグルグル回っていました。
理由はザックの重量なんでしょうけれど、息が上がるわけでも無いのに1歩1歩が重いのです。
いつもなら浮橋を08:10に出発してヌカザス尾根を登り三頭山を経て浅間峠から下山、
上川乗バス停から14:48のバスに乗りラッシュ前に帰宅が理想なのですが、
今日は槇寄山に到着した時点で14:11、これでは笛吹峠からの下山すら怪しくなってきたので
コンビニおにぎりだけ食べ、ヘロヘロと西原峠から仲の平へ向けて下山しました。
残念ながらこれが今の私の力なんだよなぁ〜、それにしても何やってんだろ〜?
という感想と共にバスに乗って帰宅の徒に着きました。
今日は云うまでも無く不完全燃焼な1日でした。
【購入して結局使わなかったもの】
オーバーグローブ このレベルの山では必要無い?
ダブルストック 情けない展開に意地になって1本だけ使って下山しました。
折りたたみ椅子 普通にベンチが使えました。
携帯座布団 天気が好く暖かかったので必要ありませんでした。
使用しましたが残念だったサングラス。
視界にボツボツした光が映り込んで使いづらかったです。
まさかと思うのですが、良く見るとレンズの内側に自分の毛穴が輝いて映り込んでいるように思えるのですが、
そんなことあるのでしょうか?
こんにちは
高尾山の雪、奥多摩の雪が今年始めて、本格的な冬山は行ったことない私としては、とても参考になりました。もちろん山の会には所属していません。自己流です。
防寒着、グローブ、靴、アイゼン、等々一応はそろえてますが、実際に行ってみると、朝早くは寒く、登り始めると汗をかいて暑かったり、思考錯誤の連続です。
また山洋品店の店員さんにアドバイスをもらったりしている現在です。
三頭山は秋に行きましたが、冬も行ってみたいと思ってます。
今後も安全な楽しい登山をしたいと思っています。
ありがとうございました。
udou1192さん
コースは違いますが、明日行こうと考えていたので大変参考になります。装備練り直します。ありがとうございます。
by kennogu
私も少しずつ道具を買い揃えながら悪戦苦闘している状態なので、
そんな私の記録が少しでもお役に立てたのなら嬉しいです。
奥多摩や高尾そして最近行き始めた丹沢くらいしか経験が無く
今年こそは谷川岳や瑞牆山等にも行って見たいと考えていますので、
私の方こそレコを参考にさせて頂きます。
今後ともよろしくお願いいたします。
はじめまして。
すべて初心者の主観なのでkennoguさんの判断にとってマイナスにならないと良いのですが・・・。
ご健闘をお祈りいたします。
こんにちは。
私個人の場合ですが....。
雪のあるところは遅いし疲れます。これ位の高度だと雪が有ったり無かったりで、中途半端なんですよね。アイゼンを付けたり外したりは結構煩わしい。で、外していくと、滑りそうで神経使うし、妙に足に力が入って疲れる。じゃぁ付けていったらいったで、雪のないところで下が岩だと、これまた足の置き場で結構気を遣うし、なんだか疲れる。足から返ってくる反応がアイゼン無しの時とは違うので、調子が狂っちゃうんだと思います。数センチはいつもより足を上げないと引っかかったりする訳だし。いっそびっしり雪の方が楽なんじゃないかなぁ?(ラッセル・ラッセルならそうは行かないでしょうけれど。)
雪国出身の方だと、雪の上は歩き慣れ、歩き方も自然に身に付いているのでしょうが、普段は雪が無く、山登りでしか出会わない生活なので、根本的に歩き方が身に付いてないのかと思ってます。少しセーブした計画の方が無難かも。あるいはチェーンスパイクなどの方が良いのかな?、試行錯誤状態です。
はじめまして、アドバイスありがとうございます。
凍結や残雪の影響は全く考えていませんでした。
雪の景色が珍しいという事ばかりに気をとられていたようです。
山慣れされているa_tomさんですら影響を受けると感じるのでしたら
私は知らず知らずのうちに結構なダメージを受けていたのですね。
実はこのコメントを拝見する前に次の山へ行ってしまい今回も少々失敗してきました。
雪や凍結の季節が過ぎるまでは無理のないコース設定を心掛けるようにいたします。
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