阿寺山
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- GPS
- 05:20
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:21
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3連休の土日は2歳の子供を連れて遠征に出た。と言っても2歳の子供を背負ってゲレンデを背負うのは世間の目が気になるし、雪山に入るのも気が引ける。そもそも登山は自分の意思で行くものという意識があるので、少しでも危険があるところにはあまり連れて行く気にならない。当然のように鉄道ツアーとなった。息子と2人きりで旅に出るのは初めてだったが、まぁなんとかなった。車の移動が苦にならない息子で良かった。
という訳で全く山の状況を知らない状態だったので、前日鍋倉山に行っていたパートナー2人に行き先の決定を任せた。当初の候補は巻機山だったが、新雪がないということで阿寺山に変更となる。2時半に待ち合わせ場所に到着して仮眠。5時半に起きて車を1台にまとめ、広堀橋に向かった。阿寺山には6年前の1月、当初所属していた山岳会の冬山合宿で来たことがあるだけ。総勢11名でワカンラッセルし、初日に阿寺山まで。翌日さらに少し奥の五龍岳を目指したが、悪天でわずかに目標には届かなかった。大きなテントで囲む夕食と下山後の敗北感が懐かしい。
この日の朝、広堀橋には既に2台ほど車が停まっていた。そのうち若い二人のパーティには途中で追いついて先を行かせてもらった。トレースは稜線手前で大きくトラバースしている。山頂までの距離はさほど変わらないので、そのまま有り難くトレースさせてもらう。やがて木がなくなり視界が開けた。越後駒、中ノ岳をはじめ標高二千メートルの白い峰々が展望できた。トレースは三ノ池・四ノ池からさらに五龍岳の方へ伸びていたので、別れて阿寺山頂に立つ。6年前フルラッセルだった山は、トレースがあったこともあり、たったの2時間半だった。しばし談笑して滑走に移る。
下りは斜面を広く使えるように意識して沢地形を避けるため、平場で2回止まって位置確認をした。途中登ってきたパーティに出くわす場面があり、滑りと登りがバッティングしないようなライン取りをすべきだった(登りでも下りでも)と反省した。この日の雪は幸い安定していたが、不安定なら危険だったろう。山の上から下までずっとレインクラストの層があったが、底付きなく気にならない素晴らしいパウダーだった。
沢のボトムからトレース沿いにトラバースして尾根の取付き地点へ。まだ時間も早いのでおかわりすることに。新しいインナーがまだ足に馴染まず靴擦れを起こしている。痛いので「あたしもう帰る」と告げると皆で下りることになった。ここもノートラックで程良く地形が出ており、かなり良かった。あとは同じトラバースと林道ボブスレーで帰宅。今日も素晴らしい一日でした。
滑走時の一人称動画です。
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