谷川岳 雪洞講習会

2012年03月10日(土) ~ 2012年03月11日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 6.5km
• 登り: 930m
• 下り: 945m

コースタイム

3/10 　 09:00 集合
         09:50頃ロープウェイ乗車
　　　　10:15　天神平発
　　　　10:50　稜線に出る　巻き道を通らず、スキー場横を直登
　　　　11:30 雪洞建設予定地着
　　　　14:30 雪洞完成
　　　　16:30 ビーコン訓練実施
　　　　夕食鍋パーティー

3/11 5:00　気象
　　　 6:55　出発
　　　 8:07-8:18  1730m付近で休憩
　　　 9:10　トマの耳
　　　10:40　雪洞に戻る
　　　11:00　歩行訓練開始
　　　13:00　頃まで訓練実施
　　　13:10 雪洞解体
　　　14:00　天神平着　ロープウェイ乗車　下山。

天候

晴れ/曇り/時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

深さ30cm位のあたりで弱層あり。弱層の上に重く湿った雪が乗ってます。雪崩斜面に進入する際は細心の注意が必要。雪洞切削中の排雪で点発生で雪崩ました。

雪庇もありますので踏み抜かないようご注意。

写真

3/10 11:49

3/10 11:49

3/10 11:49

3/12 22:30

3/12 22:29

3/10 15:19

3/10 16:23

3/12 22:29

3/12 22:26

3/12 22:26

3/10 18:00

3/10 21:20

3/12 22:24

3/12 22:24

3/11 7:18

3/12 22:23

3/11 7:57

3/12 22:23

3/12 22:22

3/11 8:58

3/12 22:22

3/12 22:30

3/11 9:26

3/12 22:30

3/11 10:23

3/11 10:37

3/11 12:16

3/11 13:03

撮影機器：

HD1000 SANYO Electric Co.,Ltd.

iPhone 4 Apple

感想

hata-k

雪洞講習と言う事で行って参りました。

近くて良い山、谷川岳。

土合からロープウェイで上がって天神峠。
天神峠から北北西の尾根のちょっと下で雪洞堀り開始。
約三時間で雪洞完成。聞いてはいたがけっこうな時間がかかる。
掘り方もこつがいる。スコップの刺し方。スノーソーで切ってからスコップを突っ込むとらくちんに掘れるが雪を切ってるだけで腕がパンプする。
ブロックで上手いこと掘り出したらそれを使って風よけの壁が作れる。なるほど。
掘ってる最中は汗もかくが掘った雪をかぶってびしゃびしゃになる。
装備にゴム手袋。なるほど。


翌日に谷川岳トマノ耳を目指す。
基本的には困ったところは無かったが稜線に出ると風も受けるし若干視界も悪くなった。
肩の小屋以降はトレースもついていたがはっきりとした場所で地図、コンパスでの現在位置、目標への確認が必要と同行して頂いたガイド氏より指摘があり。
はっとさせられた。

自分は後ろを歩いてついていく形での山行になっていたが、個人それぞれでしっかりと確認作業をするべし!!と。基本は忠実に行う癖をつけるべきと反省。


トマノ耳頂上では「景色良いやーん」なんてノリでピークをうろついてたら、ガイド氏より「そこの先は雪庇だから危ない」と指摘され、また改めて油断していた自分を反省。

こういった形で事故るのかと思い気を引き締めた所で。

ピークを踏んで雪洞に戻り、雪洞の北側の斜面でビーコンの捜索訓練、カラビナ&スリングでセルフビレイを取ってのフィックスロープの通過、ATC、カラビナなどを使っての懸垂下降、マッシャーでバックアップをとって登る訓練、ピッケルで滑落停止の練習。

こういった訓練と反省は何度でも経験すべきと思った山行でした。