大倉-塔ノ岳ピストン(バカ尾根なんて言わないで)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇、一時霰 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:15発大倉行き http://dia.kanachu.jp/bus/dest (4/1)ダイア改正 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は金冷シノ頭辺りから山頂付近のみで凍結箇所は無し 全般的に泥多し |
写真
感想
ここの所関東では週末になると天候が悪化していて悲しい思いをされている
社会人の山好きの方が多いのではないでしょうか。私もです。
月曜日になると晴れたりするので腹が立ちますよね。
さて、だからという訳では無いのですが本日は月曜なのにお仕事お休み
頂いちゃって塔ノ岳の大倉尾根に初挑戦です。
この大倉尾根、山好きな方の間で「バカ尾根」等と不名誉な愛称をつけられて
愛されている様ですが、私は半年前に表尾根からの下りで一度通っただけなの
です。その時は山登り始めて間もない頃で山頂に着く前に足を痙攣させたり、
下りは腿も膝もガクガクになりながらバタバタと下りたりと散々だった記憶が
あります。
その私も駆け出しの山好き人間として半年間山行を重ねてきました。
今回は苦手な登りのトレーニングに相応しいと思い、またもや無意味にリュック
を膨らませての挑戦です。ザックに背負った大量の水やトレッキングポール、
三脚や交換レンズはただの飾りなのだよ!いいんです修行だから。
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さて、それでは早速反省会を始めます。はい、反省会です。
大量の登山客を抱え道や案内看板が完全に整備されているこの山で道迷いをする
ハイカーがいるのでしょうか?はい、いますここに。ごめんなさい!
何をどうしたら道を間違えられるのやらといったこのコースですが、余計な考え
事をしながらだらだらと道なりに進んでいたところでふと気がついたら道が
下りになっているじゃあーりませんか!この尾根は登り一辺倒で有名なはず
なのにこれはおかしい!と地図を確認。…あーどう考えても雑事場から
見晴らし台方面に下っています。アホです。アホすぎます。
この恥ずかしい航跡がGPSログにも残ってますので笑ってやって下さい。
あっはっは。笑い事じゃないですね。ごめんなさい。
地図もコンパスもナビソフト積んだGPS搭載スマフォも持っていながらこの有様。
これは大いに反省しなければなりません。ちなみに方向オンチです。
もうソロで山行くなと言われない様に地図読みからしっかり修行します。
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さて、延々と登りが続く為に「バカ尾根」等と呼ばれているこのルートですが、
実際に登ってみると急登と呼ぶような箇所は殆どなく道が非常に整備されて
いるのでかなり登り易いと思いました。階段も多いのですが段差がそれ程高く
刻まれておらず足への負担は少ないです。それでいて登りの道にも変化がつけ
られていて飽きる事なく淡々と山頂まで登る事ができました。同じ様な高低差
でも奥多摩の稲村岩尾根の方が個人的にはきつく感じたかもしれません。
登り始めは気温が高く日差しもありあっという間に汗だくに。すぐにロングT
一枚になりました。また最初から足元がぬかるみ気味だったのでこれは泥んこ
プールがあると踏んでスパッツも装着。
しかし高度を上げるにつれ気温が下がり日が陰り風が出てきます。少し寒い
くらいの方が気持ちよく登れるので暫くはそのままでいましたがさすがに途中
からソフトシェルを羽織りました。
そして山頂についていざ景観を…といった時にあっという間に周囲は雲に
まかれて何も見えなくなってしまいおまけに殴りつける様に霰まで降って
きました。うおー雨具雨具、ザックカバーザックカバー。カメラを守れー!
なんでしょうこの嫌がらせ。いや、山とはそういうものなのだろうと自分を
無理やり納得させるのでした。いいんです、これもウェアリングの修行に
なるから。いや良くないけど。
登り易いという事は下り易いという事で、下りも距離や高さはあるのですが
いいテンポで下っていけました。半年前の様にバタバタと膝を痛める歩き方
ではなくしっかり腿で膝の衝撃を守りながら下りられる余裕ができたのは
成長と捕らえていいのでしょうか。そろそろ腿が根を上げてくるかなと思う
手前で下り切る事ができました。
確かに上り調子下り調子一辺倒の道ではあるのですがポイントポイントで
細かく茶屋や道の変化のイベントがありとても楽しいルートだと思いました。
なるほど流石は人気のある塔ノ岳の表参道ですね。
今度はもっと早くから登って日高からの富士を見たり丹沢山へも足を伸ばして
みたいと思います。
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