ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1771871
全員に公開
ハイキング
中国

竹原 朝日山に登る

2019年03月21日(木) [日帰り]
 - 拍手
kariogaryu その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:23
距離
12.2km
登り
471m
下り
460m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:00
合計
6:00
10:00
360
スタート地点
16:00
ゴール地点
下山道が分からず山頂から20分歩いた地点から竹原駅まで車道を歩いた。
天候 雨のち曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR呉線竹原駅より出発し、同駅に帰着
コース状況/
危険箇所等
竹原 朝日山(453.9)に登る

日時 :2019年3月21日(木) 
天気 :雨のち曇り時々晴れ 午前中に降った雨が昼前になると嘘のように上がり、昼過   
    ぎから晴れ上がる。
コース:JR竹原駅〜R432号を北上〜竹原中学校前〜登山口〜荒れた小沢に沿って登る〜 
    溜池〜稜線に出て左に折れる〜竹林の中を歩く〜再び稜線に出て右に折れる(左         
    は大井方面)〜車道に出る〜車道歩き〜朝日山(453.9)〜山頂より北に向かって降  
    りる分岐より左に折れてどんどん下る〜宿根集落〜西ノ川沿いに下る〜大井〜国     
    道185号〜JR竹原駅(概念図参照のこと)

メンバー:2人

 JR竹原駅より国道432号を北上。エディオン一つ手前の信号を左に折れ直進。すると    
賀茂川に架かる橋を渡ると右手に竹原中学校があり、じき三叉路となり左手の川沿いの道を山に向かって上がる。そのうち狭いコンクリート舗装路に入り、中学校から10分位で廃屋が二棟並ぶ民家最奥の場所に出くわす。

 ここが朝日山の登山口で廃屋と廃屋の間を通り抜けると小沢に出くわし、この荒れ気味の小沢に沿って登る。石がゴロゴロして歩きにくくおまけに粘土質で滑りやすく道も所々不明瞭。登山口から10分足らずで堰堤に出くわし、さらに2分ばかり登ると再び堰堤に出くわした。その後右岸から左岸へ渡ると古い石垣の跡に出くわした。廃屋から沢沿いに20分近く登った場所である。見る限りは田んぼの跡のようであったが、こんな所まで耕しに来ていたのであろうか?

 さらにこの場所から30分近く沢沿いに登ると大きな溜池があり、「頂上まで30分」の
標識があったが、この上にもあちこちに棚田状の田んぼの跡(ヤマザクラが咲いていた)があり、なぜこれほどの山奥にあるのか。一体どのようにしてやって来たのか、農具を置く場所や泊まれる小屋でもあったのだろうか? それこそ小規模な集落でもあったのだろうか? 不思議そのものだった。

 溜池と田んぼの跡に挟まれた平坦な道を通り抜けると滑り易い粘土状の急斜面をロープを使って登ると稜線に出た。左に折れて尾根通しに登ると大きな竹が立ち並ぶ竹やぶに出くわし、これを通り越すと再び稜線に出て、今度は右にわずかに登った。すると舗装されて車道に出て10分近く歩くと車道の終点で駐車場とその端に簡易トイレが二つあった。この駐車場から遊歩道を緩やかに3分ほど登ると朝日山の山頂だった。

山頂は芝生のなだらかな草原で瀬戸内海を見渡す展望台や東屋もあり、おまけに周囲には桜などの樹々も立ち並び、ピクニックを兼ねて車で来るには良い場所だ。

 展望を楽しんだ後は北に向かって下山する。道幅も広くドウダンツツジの群生地を始め自然林が続き中々いい所だと感心していたがそれも長続きせず。地形図上の三差路で右(東)に折れて国道432号に向かって下ろうと思ったが道は途中で消えていた。同じ三差路に引き返して直進(北)してみるがこれも道はない。やむなく左(西)に折れて幅の広い道を下る。下るに従って木の階段(木段)は急になり(逆に登るのは結構きつい)、溜池の傍を
通り過ごすとわずか10分余り(山頂から20分余り)で狭い車道の終点に出た(車数台駐車可能)。

 その後、最奥の民家から狭い舗装路を下っているとそのうち広い車道に出て、民家の数も少しづつ増えて来た。目的は国道432号に出ることだが、道が見当たらない。地元の人に尋ねると432号に出る道は消えてなくなったとのことであきらめる。代わりに宿根から川沿いに南に向かって大井まで歩き、大井から国道185号をJR竹原駅まで歩いた(宿根の
一番奥の民家から1時間30分以上かかった)。

(参考タイム)

(上り)
JR竹原駅(0.20)竹原中学校(0.13)登山口(最後の廃屋)(0.46)溜池(0.23)車道に出る(0.11)車道終点(0.03)朝日山

(下り)
朝日山(0.10)鉄塔下の地形図上の三叉路(0.10)宿根最奥の車道に出る。その後宿根の集落を彷徨う。  宿根の大桜入口(0.50)大井東橋(0.30)JR竹原駅

まとめ
 登山の対象として登られるような山とは言い難い。あえて登山道を使って登るとすると荒れ気味の小沢を往復するのみ。どうも登山道は一つだけみたい。予定していた宿根の集落から国道432号へ向かう道は無いとのことで、今回はやむなく反対方向の南へ向かって車道を竹原駅まで歩いた。
その他周辺情報 駅より北へ向かって少し歩くと商店街あり。
竹原中学校の背後に聳える朝日山(右)
2019年03月21日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 10:18
竹原中学校の背後に聳える朝日山(右)
中学校前の浄水場を左に曲がる
2019年03月21日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 10:22
中学校前の浄水場を左に曲がる
2019年03月21日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 10:27
ここで右に折れてコンクリートの狭い舗装路を上がる
2019年03月21日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 10:29
ここで右に折れてコンクリートの狭い舗装路を上がる
民家最奥の廃屋と廃屋の間を通り抜ける
2019年03月21日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 10:33
民家最奥の廃屋と廃屋の間を通り抜ける
すると小沢に出会い、この沢に沿って登る
2019年03月21日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 10:41
すると小沢に出会い、この沢に沿って登る
沢はかなり荒れている
2019年03月21日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:00
沢はかなり荒れている
入口かから20分。二つの堰堤を通り越し、右岸から左岸へ渡ると目の前にはこのような石垣の跡があった
2019年03月21日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:02
入口かから20分。二つの堰堤を通り越し、右岸から左岸へ渡ると目の前にはこのような石垣の跡があった
入口から45分近く登ると比較的大きな溜池があり、山頂まで30分の道標があった
2019年03月21日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:29
入口から45分近く登ると比較的大きな溜池があり、山頂まで30分の道標があった
溜池は結構山の深い所にあった。
2019年03月21日 11:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:30
溜池は結構山の深い所にあった。
溜池の記念碑
2019年03月21日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:31
溜池の記念碑
写真では見えにくいが、溜池の上にはこのような石垣の跡があちこちにあった
2019年03月21日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:37
写真では見えにくいが、溜池の上にはこのような石垣の跡があちこちにあった
3月21日にしては少し早いと思われる山桜が石垣跡に咲いてた
2019年03月21日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:39
3月21日にしては少し早いと思われる山桜が石垣跡に咲いてた
石垣の跡を通り過ぎると粘土質の滑りやすい急斜がありロープを使って登ると稜線に出た。
2019年03月21日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:42
石垣の跡を通り過ぎると粘土質の滑りやすい急斜がありロープを使って登ると稜線に出た。
稜線をさらに登ると竹林に出くわし、ここを通り抜けると再び稜線に出くわし、ここで右に折れる。するとじき車道に出くわし10分余りで終点に達した。
2019年03月21日 11:56撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 11:56
稜線をさらに登ると竹林に出くわし、ここを通り抜けると再び稜線に出くわし、ここで右に折れる。するとじき車道に出くわし10分余りで終点に達した。
車道終点で簡易トイレが二つ並んでいた。
2019年03月21日 12:09撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:09
車道終点で簡易トイレが二つ並んでいた。
車道終点から遊歩道を3分ばかり登ると朝日山の山頂。山頂には東屋と展望があり、瀬戸内海の島々が見渡せた。
2019年03月21日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:12
車道終点から遊歩道を3分ばかり登ると朝日山の山頂。山頂には東屋と展望があり、瀬戸内海の島々が見渡せた。
山頂から見る大三島と生口島
2019年03月21日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:13
山頂から見る大三島と生口島
山頂には小さな社もあった
2019年03月21日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:45
山頂には小さな社もあった
樹間越しに竹原の街並みを望む
2019年03月21日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:53
樹間越しに竹原の街並みを望む
三角点が鎮座していた
2019年03月21日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:54
三角点が鎮座していた
山頂の四阿
2019年03月21日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 12:55
山頂の四阿
山頂から北に向かって下ると道はよく整備されていた。
2019年03月21日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:02
山頂から北に向かって下ると道はよく整備されていた。
4月には咲くドウダンツツジの群落
2019年03月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:05
4月には咲くドウダンツツジの群落
山頂周辺に整備されている環境保全林の案内板
サンチョ言う周辺の
2019年03月21日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:25
山頂周辺に整備されている環境保全林の案内板
サンチョ言う周辺の
宿根集落最奥の民家。廃屋になり人は住んでいないが右手下の民家には人が住んでいた。
2019年03月21日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:28
宿根集落最奥の民家。廃屋になり人は住んでいないが右手下の民家には人が住んでいた。
朝日山から下りて最初の車道(山頂より20分)。ここに車を停めれば朝日山まで30分足らずで登れる。
2019年03月21日 13:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:30
朝日山から下りて最初の車道(山頂より20分)。ここに車を停めれば朝日山まで30分足らずで登れる。
下山中、出くわした沈丁花。
2019年03月21日 13:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:37
下山中、出くわした沈丁花。
アップして撮影。
2019年03月21日 13:38撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:38
アップして撮影。
自然に板塀が剥がれたのか、ユニークな廃屋だった。
2019年03月21日 13:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 13:45
自然に板塀が剥がれたのか、ユニークな廃屋だった。
道の分岐に宿根の大桜まで100mとあったので出かけて見た(中央の大木)が、平坦地ではなく山に登らなければならないので意外と時間はかかる。
2019年03月21日 14:23撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 14:23
道の分岐に宿根の大桜まで100mとあったので出かけて見た(中央の大木)が、平坦地ではなく山に登らなければならないので意外と時間はかかる。
西ノ川に沿って国道185に向かって南下する。川のあちこちが氾濫したり山が崩れていた。
2019年03月21日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 14:29
西ノ川に沿って国道185に向かって南下する。川のあちこちが氾濫したり山が崩れていた。
橋が流されたまま。左の車道は宿根への唯一の道路。
2019年03月21日 14:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 14:41
橋が流されたまま。左の車道は宿根への唯一の道路。
製鉄の遺跡に向かう道路のこの通り。
2019年03月21日 14:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 14:45
製鉄の遺跡に向かう道路のこの通り。
帰途、道路わきに墓場があり、 ベンチもあったので一休み。すると墓の隣に系図まであった。最初は享保年間だった。
2019年03月21日 15:06撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 15:06
帰途、道路わきに墓場があり、 ベンチもあったので一休み。すると墓の隣に系図まであった。最初は享保年間だった。
大井の集落を歩いているとこじんまりとした立派な神社に出くわした。九郎神社。
2019年03月21日 15:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 15:21
大井の集落を歩いているとこじんまりとした立派な神社に出くわした。九郎神社。
神社の由来が案内してあった。
2019年03月21日 15:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
3/21 15:22
神社の由来が案内してあった。
朝日山の概念図。地形図をもとに手書きで描いています。拡大してご覧ください。 
2019年03月29日 08:04撮影
3/29 8:04
朝日山の概念図。地形図をもとに手書きで描いています。拡大してご覧ください。 
撮影機器:

装備

備考 雨上がりでぬかるみが多くスパッツは正解だった。ただし泥だらけになっても構わないもの。

感想

広島から出かけたが、わざわざ登るほどの山ではないと思った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:407人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら