伊豆ヶ岳-武甲山 (正丸駅から浦山口駅)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,822m
- 下り
- 1,861m
コースタイム
土津園から浦山口駅は約10分です
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り: 浦山口16:29(快速急行:池袋行き) を利用 浦山口の時刻表はこちら http://www.chichibu-railway.co.jp/train/ttable/31_urayama.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 基本的によく整備されています。 残雪は大持山-シラジクボなど、一部区間で多少残ります。 アイゼンはなくても何とかなる状況に近いですが、念のため携行して状況に応じてください。 山伏峠:武川岳の登山口は2万5千分の1地図(平成13年修正測量版)と異なるので要注意です (写真を参照してください *注 最初の登録時に間違いがあり3/26 13:30に修正しました。重要な部分にミスがあり、スイマセンです) 武甲山:浦山口への下りで重要案内板が破損しているので要注意です (写真を参照してください) トイレ コース途中唯一の武甲山山頂トイレはまだ冬季閉鎖中です |
写真
感想
今日のテーマは「下山後に旨いビールを飲む!」です。
前回七ツ石山小屋の「冷た〜いビール冷えてます」の看板を素通りした切なさを引きずっているんです(笑)。
そうと決まれば私にとって行く山は一つ。武甲山で決まり。
武甲山は最もよく行く山ですが、このところ名郷BS→天狗岩→武川岳→ というルートが続いていたので
今回は正丸駅→伊豆ヶ岳→山伏峠→武川岳→ とスタートをちょっと変更(ほとんど同じルートだけどね。。)
そんなわけで、正丸駅からスタート。
ずいぶん春が近づいてきましたね。
登山口までの舗装道歩きでは今年初めてウグイスの声を聞きました。
20分ちょっと舗装道を歩いて登山口の馬頭様に到着。
ほどよいウォームアップで体が温まったのでウェアを軽くして、いざ登山道へ。
山に入ると杉の香りがプンプンします。花粉症とは無縁の私には心地良い香り。
五輪山山頂で正丸峠方向から登ってきたハイカーと遭遇。こんにちわ!
ほどなく伊豆ヶ岳男坂の岩場ですが、雪はすっかりなくなっていて今日はいけそう。
先のハイカーは看板の指示通りに巻き道へ向かいました(エライなぁ〜)。
半年ぶりの伊豆ヶ岳の男坂。
登り始めてみると水が染み出して濡れている箇所もあり、ちょっと緊張。
腕力を頼りにグイグイ登ります(誉められない登り方です。。)
あっという間に登攀終了。
岩の上からは川越山、二子山がキレイに見え、高度感もタップリ。
危険はあるけど、この爽快感と展望はやめられません。(注:自己責任にてお楽しみください)
伊豆ヶ岳山頂に到着すると先ほどのハイカーが先着して休憩されていました。
直登の自分の方が先着するかな?と思っていましたが、急がば回れなんですねぇ。
行き先をうかがうと子の権現方面とのこと。ここでお別れです。
山伏峠までもったいないくらい高度を下げて、車道を横切り武川岳の登山口へ。
そうそう、前回同ルートを通ったときは2万5千分の1地図を頼って登山口がわからず難儀しました。
その時は道なき斜面をエイヤっと登って登山道に行きつきましたが、今日は学習済。
すんなりと登山口に接続しました。(初めて行く方は写真を参考にして下さい。)
山伏峠からは一直線の登り。楽ではないですが、途中で休みを入れるほど急登でもない。
ほどよいトレーニングといったところでしょうか。
この辺りからはちょくちょくハイカーとお会いしました。春山に向かい少しずづ賑わいを取り戻していますね。
前武川岳は残雪がありましたが、アイゼンを出すまでもなくそのまま歩きます。
想定よりちょっと早く、順調に武川岳山頂に到着。
おにぎり補給のため小休憩して今日一番の勝負どころ、妻坂峠への下りと大持山への登り返しに向かいます。
下りの途中で見える大持山-武甲山の山並みは圧巻で、いつも急な下りの途中で足を止め見とれてしまいます。
妻坂峠からは急登。
幸いなことに雪解けは予想以上に進んでいて、アイゼンなしで行けます。
ぬかるんでいて滑りやすいので、その点だけ注意。
部分的に残雪があり凍っていましたが、ちょっとの区間なのでごまかして、
あとはルートをちょっと横にとって問題なく進めました。
ほどよくバテるころに大持山の肩に到着。
ここで昼食休憩にします。
さすがに冬ほどの見通しは効かなくなりましたが、関東平野を一望する展望は文句なし。
若いハイカーが同じく昼食休憩をされていて、少しお話しをしました。
山は始めたばかりだけど、すっかりハマっていて休みは天気が悪くないかぎり必ず山に入っているとか。
将来は深雪の山に行ったり、テントを背負っての山行をしたいと夢を語ってくれました。
とても感じのいい好青年(←この表現がどうにもオジサンだなぁ〜)で、楽しい昼食休憩を過ごせました。
またどこかでお会いしましょう!
大持山、小持山の細い稜線はいつ歩いてもホントに楽しい大好きなラインです。
北面では残雪があり、凍っているところもあります。
アイゼンを使うかは微妙なところ。雪の無い区間の方が多いので、着けていない方の方が多いようです。
でも私は途中から6本爪のアイゼンを装着。
「転ぶくらいだったら、着けようと着けて来ました」と話していた先の青年のアドバイスに従います。
そう。転ばぬ先のアイゼンです。
小持山からの武甲山もいつも見とれてしまう堂々たる山姿です。
そしてシラジクボ手前までアイゼン着けての安全ハイク。
シラジクボまで来ればもう今回のハイクも無事に終われそうな予感。
あとは武甲山への最後の急登を楽しみながら喘ぐだけです。
途中で息が上がりそうになりますが、ここはガンガン攻めるのがマイルール。
何度も登って体が覚えているから大丈夫。もうダメ!の寸前で肩に到着します。
武甲山山頂の展望台はすっかり雪がなくなっていました。
やはり見通しはあまり効かず、浅間山が辛うじてという感じですがお決まりの秩父市街をパチリと撮って下山します。
20日のhariさんのレコでは下山の雪もしっかり残っていたようですが、
今日はよく解けており、残っているのはほんの一区間。アイゼンなしで大丈夫です。
膝痛も出ず(最近出なくなりました♪)順調に下ります。
hariさんのレコのとおり尾根筋から左に折れるポイントの看板が無残にも割れていましたが、
心ある方が破片を立てかけていてくれたので、初めての方でもなんとか解るかなって感じになっていました。
ルートでない方向の気にピンクテープが巻いてあるので、ちょっとイヤらしいです。
みなさん、気をつけましょう!
沢に出合ったポイントではいつもの通り滝見物。
雪解けで水量も豊かです。
顔を洗うと冷たくて超キモチイイ♪
口に含んでも美味しいですが、この後ビールが待っているので、喉は乾かしたままに。
最後は橋立川のせせらぎを聞きながら林道を「ビール♪ビール♪♪」と呟きながら軽やかに歩きます。
ゴールの橋立堂:土津園では女将さんがいつもの笑顔で迎えてくれ、ご主人とは山談義をして楽しい時間を過ごしました。
ほどよい疲労感、渇いたのど、心の通ったもてなし これ以上はない!って感じの旨いビールでした。
今日のテーマは完璧に達成!★★★
いつもの甚太郎そばで締めてお別れです。
好きな割には弱いクチなので、少々千鳥足になっていましたが、駅まで10分なので不安なし。
無事に浦山口駅に到着して、池袋まで直通の快速急行に乗り込みました。
はじめまして、山伏峠先のひらけたところで、抜かれた2人組のうちの一人です。
武甲山まで行かれましたか!そのルートも視野にいれてましたが、武川岳についた時点で、武甲山まで行くか、二子山を経て、芦ヶ久保に抜けるかの選択に、はやく、豚モツ丼がたへたいがゆえの、二子山経由になりました。
もしかしたら、またお会いするかもです。
お疲れ様でした。
前回に引き続き18km超の道のりを・・・
伊豆ヶ岳にも何度も登っていますが、初めてだと山伏峠は迷いますよね〜。
武川岳から武甲山に向かうのがまた凄い!
私は迷わず二子山方面です
テーマを決めての山行、いいですね〜
私は冬以外はマイカー登山派なので、飲めないのがつらい所です
doppo634さん、お疲れ様です。
奥武蔵でこれだけの標高差、毎回タフですね。
日が長くなってきたので、doppo634さんの季節到来といったところでしょうか。
ちなみの634は「武蔵」を意識したものなのでしょうか?
kazutaro24さん
はじめまして!
2人組の方を抜いたのは覚えていますよ〜
狭いルートを後ろからドカドカと失礼しました
距離的には浦山口までの方がありますが、
芦ヶ久保に向かう二子山の下りは脚を使うので負荷としては同じようなもんだと思いますよ。
下山後に豚モツ丼を食べたいか蕎麦をすすりたいかの違いだけです
kazutaro24さんとは歩いているエリアが同じようなのでまたお会いできそうですね
(敬称が抜けており失礼しました 修正しました <(_ _)> )
Kazu405さん
こんばんわ! 先ほどKazu405さんのレコ見ましたよ!!
すごく先に行かれてしまったようで・・
羨ましいです。
Kazu405さんと同じくワイワイってのが少し苦手なので
今回 正丸駅スタートにしたホントの理由は飯能発のバスに乗りたくなかったー それだけです
結果的に少し長く歩きましたが、その方がビールが旨いってもんです
(敬称抜けが2ヶ所もあり、大変失礼しました 修正しました <(_ _)> )
hirokさん
はい、待ちに待った季節がやってきました
日の長い季節ならではのハイクもプランしたいと思います。
ストイックなハイクもいいですけど、お昼寝付きってのも悪くないですね
ユーザ名はお察しのとおりです。
武蔵の山のソロハイカー(独歩)って意味です
doppo634さん、こんばんは!
伊豆ヶ岳の男坂の鎖場は楽しいですね!
私が登った時も、岩間から水がしみ出ていて気を遣いました
小持山から見る武甲山はホントに秀麗で、さすがは秩父の名峰ですね
浦山口へ抜けるこのコースは私も好きで2回歩いています。
1回はやはり土筆園でそばとソフトクリームを食べた思い出が
コメントありがとうございます
はい、伊豆ヶ岳男坂のプチクライミングは楽しいです
いつも低山ばかり歩いているくせに 高度感が楽しめるところは好きなんですよねぇ〜
大持山→武甲山→浦山口は最も多く通っていますが、
最近は武甲山 に行きたいのか 土津園 に行きたいのかよくわからなくなってきており〜
(今回はテーマのとおり8対2で土津園の勝ち〜)
そんな楽しみ方があってもいいですよねっ
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