村山道（吉原〜富士宮）

2019年04月04日(木) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 36.9km
• 登り: 512m
• 下り: 390m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:32

距離 36.9km 登り 512m 下り 404m

7:54 JR吉原駅
8:01 8:10 鈴川の富士塚
9:09 9:10 吉原宿 左富士
9:18 9:19 平家越
9:27 9:28 吉原本町駅
9:35 9:37 東海道14宿吉原宿道標
9:40 9:42 木の元公園
9:45 9:47 西木戸跡
10:00 富知六所浅間神社
10:45 広見公園トイレ
11:25 11:26 村山古道 道標１ 左むら山道
12:19 12:20 釈迦堂
12:30 12:33 村山古道 道標２ 左むら山道
12:35 12:37 村山古道 ラストコンビニ(閉店)
12:41 12:45 村山古道 道標３ 左むら山道
12:50 12:51 みゆき食堂
12:59 村山古道 道標４ 左村山道
13:11 13:12 村山古道 道標５ 左村山道
13:19 村山古道 道標(新設) 右村山道
13:44 13:46 村山古道 道標６ 左村山道
13:49 13:52 村山古道 道標７ 左むら山道
14:00 14:01 歴代上人供養塔
14:05 14:15 村山浅間神社
14:16 14:18 山本商店
16:26 富士山本宮浅間大社

吉原駅出発　7:54
富士山本宮浅間大社到着　16:26
歩行時間 8時間32分(休憩時間を含む)
歩行距離 36.9km
高低差 504m
歩数 43832歩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

吉原駅〜富士宮泊翌日帰宅

写真

4/4 7:54

JR吉原駅です。今日は前回の富士みちに続き富士山に向かう古道第2弾で村山道を歩きます。東海道から富士山に登る道は吉原から村山浅間神社に行く道と清水清見寺から富士宮経由で行く道があり、今日はその二つの道を繋いで富士宮まで歩きます。

4/4 7:57

古東海道。旧東海道ができる前の東海道です。

4/4 8:03

鈴川の富士塚。不思議なことに静岡県では富士塚はここだけです。
それにこの富士塚は代用登山用ではなく登山者が登山の安全を祈って小石を積み上げていったものだそうです。背景に富士山。

4/4 8:07

浅間宮。

4/4 8:05

4/4 8:05

頂上までは登りませんが、ここからスタートします。

4/4 8:15

駿河湾。海抜ゼロメートルの証明。

4/4 8:16

今日の富士山。薄雲がちょっとかかっています。

4/4 8:20

昭和天皇が皇太子時代散策された地。

4/4 8:27

地蔵堂。

4/4 8:26

4/4 8:27

六地蔵。

4/4 8:31

古東海道は線路で消滅。

4/4 8:34

木之元神社。

4/4 8:43

旧東海道にぶつかりました。ここから吉原宿まで旧東海道を歩きます。

4/4 8:45

東海道本線を越えます。

4/4 9:04

左富士神社。

4/4 9:05

一里塚が復元されています。

4/4 9:09

歌川広重の浮世絵で有名な名勝左富士です。今は建物に遮られてよく見えません。

4/4 9:09

説明板。

4/4 9:10

左富士の松が残っています。

4/4 9:18

平家越えの碑。これは富士川の戦いの古跡で、平維盛率いる平家軍が、水鳥の羽音に驚いて戦わずして敗走したという故事にちなんで建てられたものです。かってこの辺りは富士川の河川敷だったといわれています。

4/4 9:19

東海道碑。

4/4 9:19

平家越え橋。

4/4 9:27

岳南鉄道吉原本町駅。

4/4 9:30

吉原宿のアーケード街。元吉原宿が流砂と高波被害がひどいので、寛永6年（1639）に中吉原に、また台風による被害を受け、さらに天和2年（1682）ここ新吉原宿に所替えとなりました。実は昨年末高校の同窓会がここであり記憶に新しいです。

4/4 9:35

吉原宿の歴史を唯一残しているのがこの鯛屋旅館です。交遊のあった山岡鉄舟と清水次郎長の定宿だったそうです。

4/4 9:36

これはまだ食べたことはない。

4/4 9:40

富士市マンホール蓋。

4/4 9:45

左に曲がるのが旧東海道。右折が村山道。

4/4 9:46

いよいよ村山道スタートです。まずはここから村山浅間神社をめざします。

4/4 9:52

行くぞ富士山(といっても麓までだけど)！^_^

4/4 10:00

富知六所浅間神社。近所では「三日市場の浅間さん」と呼んでいるそうです。

4/4 10:35

満開の桜。

4/4 10:48

広見公園。

4/4 10:47

広見公園の桜。

4/4 10:54

旧稲垣家住宅(移築)。

4/4 10:57

旧植松家住宅（移築）。

4/4 11:04

旧植松家住宅（正面から）。

4/4 10:57

杉原医院(移築)。

4/4 11:02

旧松永家住宅(移築)。

4/4 11:09

広見公園の桜。

4/4 11:25

辻畑の道しるべ。「東　三ッ倉　左　むら山道」
村山浅間神社までは7つの道しるべがありこれは1番目。

4/4 12:07

新東名高速を跨ぎます。

4/4 12:08

この先茶畑が広がります。

4/4 12:11

振り返ると茶畑の向こうに駿河湾。

4/4 12:14

富士山と茶畑。静岡らしい景色です。

4/4 12:14

富士山アップで。雲がなかなか取れません。

4/4 12:20

釈迦堂。

4/4 12:31

2番目の横山の道しるべ。「左　む（ら山道）」台座かな？確認できません。

4/4 12:36

三社氏神社。

4/4 12:36

4/4 12:43

鯉のぼりと富士。

4/4 12:44

3番目の大峯の道しるべ。「左　むら山道」

4/4 12:47

4/4 12:51

富士山が近づいてきました。

4/4 12:57

4/4 12:59

4番目の石ノ前の道しるべ。「左　むら山道」

4/4 13:06

茶畑の向こうに天子山脈の山並み。

4/4 13:12

5番目の覆盆子平の道しるべ。「左　村山道」

4/4 13:19

この道しるべは昔ここにあったものを復元したものです。「右村山道」

4/4 13:21

村山道の標識。これは助かります。

4/4 13:21

これはご親切に。

4/4 13:23

我が故郷に入りました。

4/4 13:26

緩い登りの道が延々と続きます。

4/4 13:28

振り返ると。だいぶ登りました。

4/4 13:31

4/4 13:32

4/4 13:35

4/4 13:39

4/4 13:41

4/4 13:45

6番目の粟倉の道しるべ。「左　村山道」

4/4 13:46

4/4 13:48

富士山迫ってきました。

4/4 13:50

7番目の横沢の道しるべ。「左　むら山道」

4/4 13:53

修験道らしくなってきました。

4/4 14:01

東見付跡。見付とは見張り役を置いたところで、ここは村山修験集落の入り口でした。村山浅間神社はもうすぐです。

4/4 14:02

4/4 14:04

村山浅間神社に到着。

4/4 14:05

満開の桜が迎えてくれました。

4/4 14:06

村山浅間神社。平安時代の末期、富士山頂に大日堂を建立したと伝わる末代上人が開いた寺がルーツで、富士山を信仰する者の修行の場であり、富士山最古の登山道である村山登山道の基点であった神社です。かつて興法寺を構成した堂社のひとつで、「富士根本宮」「七社浅間」などとも称しました。

4/4 14:07

村山浅間神社の大杉。

4/4 14:09

4/4 14:11

4/4 14:11

4/4 14:11

4/4 14:15

4/4 14:16

村山道を村山浅間神社まで来ましたが、この先は富士山への登山道になります。今日は登山ではないので、ここからもうひとつの村山道である富士宮ルートを富士山本宮浅間大社まで下ります。この道は道者みち又は大宮道とも言います。

4/4 14:21

雲が取れそうです。

4/4 14:24

西見付跡。

4/4 14:28

旧表口登山道とあります。入ってみましょう。

4/4 14:29

いやはやこれはひどい道です。

4/4 14:31

最近人が踏み入れた跡がありません。

4/4 14:34

倒木が道を塞ぎます。

4/4 14:35

4/4 14:36

山辻の石畳。林の中を行く道が道者みちでここは石畳になっています。

4/4 14:37

やれやれ、ようやくまともな道になりました。

4/4 14:52

粟倉観音堂。

4/4 14:54

中に3体の観音像が祀られています。

4/4 14:52

4/4 15:00

4/4 15:23

雲が完全に取れました。

4/4 15:30

さいの河原の六地蔵。

4/4 15:34

ここは山宮浅間神社に向かう御神幸道との分岐点です。（振り返って。右が今まで歩いてきた道です。）

4/4 15:34

ここに舞々木の「富士山道」道しるべがありました。

4/4 15:40

面白い顔。

4/4 15:48

これぞ富士。

4/4 16:04

御神幸道三丁目の碑。

4/4 16:06

御神幸道。

4/4 16:10

湧玉池。江戸時代までは修験者は大宮（富士宮）の富士山本宮浅間大社に参拝し、湧玉池での水垢離（みずごり）で身を清めた後に、村山へ向かうのが一般的でした。富士山の湧水があちらこちらから湧き出ています。子供の頃ここでよく遊びました。

4/4 16:10

4/4 16:10

御神幸道首標の碑。

4/4 16:10

4/4 16:13

4/4 16:15

神田川。

4/4 16:17

鳥居富士。

4/4 16:18

4/4 16:24

富士山御霊水（湧水）。

4/4 16:21

富士山本宮浅間大社楼門。

4/4 16:25

富士山本宮浅間大社。富士山を御神体として祀ったのが起源の神社で、木花之佐久夜毘売命（このはなのさくやひめのみこと）を主祭神としてます。全国に1300あまりある浅間神社の総本宮であり、富士山八合目以上を御神体として管理しています。国の重要文化財。ここをゴールとします。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

onody

前回の富士みちに続く富士山古道の第2弾です。村山道を吉原から村山浅間神社まで登り、その先は登山道を登らずに道者道を村山浅間神社から富士山本宮浅間大社まで下りました。村山浅間神社までは緩い登りの連続です。目の前の富士山は薄雲がかかってましたが、ゴールの富士山本宮浅間大社では全貌を見せてくれました。行く先々の桜も満開で花見も楽しめました。