記録ID: 1786607
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ハイキング
東海
岐阜・金華山を三往復
2019年04月06日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:02
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 890m
- 下り
- 875m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 7:50
14:43
14:48
25分
(R)
16:40
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
岐阜バス http://www.gifubus.co.jp/ JR岐阜駅、名鉄岐阜駅より、市内ループ線左まわりを利用。 JR岐阜駅のバスターミナルは11番のりばで、20分ごとに便がある。 そのほか、12番のりば、13番のりばからも岐阜公園経由のバスがあり、多数が運行されている。 下車するのは「岐阜公園歴史博物館前」で、駅から約13分ほど。 今回は利用しなかったが、いざというときにロープウェーがあるのは安心です。 金華山ロープウェー http://www.kinkazan.co.jp/ 営業時間 9:00〜18:00(4月〜5月11日) 利用料金 片道620円、往復1080円 電話 058-262-6784 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は、夏山に向けてのトレーニングを兼ねて、金華山三往復を単独でトライしました。登り下りにすべて違うコースを使い、のべ900mアップ&900mダウンくらいだったか。昼食は展望レストランで採れるので、荷物はかなり減らして登ってきました。 〔目次〕 0.アクセス 1.百曲りコース 2.東坂コース 3.大参道コース 4.鼻高コース 5.七曲りコース 6.馬ノ背コース 7.めい想の小径コース 0.アクセス JR岐阜駅前からのバスを降りて見上げれば、金華山・岐阜城が目に入る。信号を渡って、岐阜公園内に入る。ロープウェーは季節ごとに運行時間が異なるが、4月は9:00〜18:00の運行で、公園に着いた8時30分時点では山麓駅の建物内にも入れない。(したがって、建物内のコインロッカーも使えない。) バス停から岐阜公園に入ったすぐのあたりに、トイレと自販機コーナーがあり、そこにコインロッカーがある。営業9:00〜16:30と書いてあったが、8時30分の時点で開いていた。というか、扉があるとも思えない作りの建物。公園内にはいくつかの場所にトイレがある。 1.百曲りコース 岐阜公園の南西端まで移動。この日は祭りだったようで、山車が準備されていた。南西端の公園入口に百曲り、七曲りの各コースの案内が出ている。百曲りコースは、公園を出てすぐに左へ曲がり、すぐに山道に入る。 登山道はよく整備されている。百曲りの名のとおり、何度も折り返して登っていく。途中、岩が露出したようなところもあるが、幼い子供でも登れる程度の、簡単なルートである。ただ、猪捕獲用のワナが仕掛けられているそうで、登山道を外れないように注意喚起が繰り返しなされていた。黄色い通行禁止テープ(踊る大捜査線によく出てきたやつ)のある辺りは、最近仕掛けられたような雰囲気だった。 ずっと林の中を上がっていくが、次第にロープウェー山頂駅の発車ベルとかが耳に入るようになる。右上の尾根が迫ってきて、行く先に木の立派な階段が見えたらゴールである。ロープウェー山頂駅とリス村の間に出てくる。下る人向けの案内もしっかり出ている。 山頂駅から少し石段を上がると、水洗トイレがあり、その向かいには「ろおぷ亭」という売店があって、みたらし団子を売っていた。有名らしく、登山ガイドも案内していた。(土日限定で売っているとか。) そこから鳥居をくぐると、岐阜城天守閣までの下側の道になる。左の急階段を上がっていくと、展望レストラン、松風橋を経て、天守閣へ続く上側の道である。 展望レストランの屋上は無料開放されており、展望台になっている。岐阜市内が一望できるほか、百々ガ峰や能郷白山、鈴鹿山脈などが見渡せる。このあたりはドコモ圏内である。(どのキャリアでも、みるからに圏内だろう。) 2.東坂コース 上側の道の松風橋手前から下って、松風橋をくぐったあたりに、東坂コースの入口がある。分岐にしっかりした案内も出ている。百曲りコースに比べればやや狭い道を下っていく。 しばらく下ると、すぐに尾根コース(崖危険)/林内コース(迂回路)の分岐に出る。初心者も多く来るエリアなので、「危」の看板など念入りに注意喚起されていたが、アルプス級の尾根を経験している人にとって見れば、大した難所ではない。尾根コースだと、岐阜城天守閣と、垂直の壁のような岩場を拝める展望ポイントを通過する。鳥を撮る人が多数望遠レンズを構えていた。 尾根コースを進む中、すぐ脇に林間コースが見えているが、登山道崩壊防止のため緑ロープが張られていて、途中でのコースチェンジはNGとなっている。10分ほどで林間コースと合流する。そこから先は広い道になり、まもなく七曲りコースの途中へトラバースする道の分岐に着く。 分岐からさらに下ると、すぐに妙見峠に着く。ここはT字路で、右へ折れると岩戸公園へ下山、左へ折れると達目洞へ下山となっている。 妙見峠は、ドコモ圏内だった。 3.大参道コース 妙見峠から達目洞の方へ下り、数分で分岐に着く。大参道コースは左へ折れるが、道はわりと広い。ただ、妙見峠以降は人がめっきり少なくなった。登山道を外れないように注意喚起があるなど、道はしっかり整備されていて、迷うことはない。 途中からそこそこ登らされて、まもなく鼻高コースとの合流ポイントに着く。合流ポイントにはベンチはなく、ひっそりとしているが、分岐の指導標はしっかりしていた。ここの分岐もドコモ圏内だった。 4.鼻高コース 鼻高コースに合流して、金華山を目指すルートは、最初は割と広そうな、整備された印象だったが、すぐに岩場の登りなどが連続するようになった。東坂と並んで、展望のよいコースだと思うが、一方でときおり高度感のある崖近くを通る。崖は長良川の側なので、長良川や百々ガ峰などの展望が利くコースでもある。 途中、木で作られた数段のハシゴが2か所ある。アルプス級では一般的で全く難しくないが、家族連れだとどうなんだろう。岩場を登る一方で、けっこうな傾斜もあり、馬ノ背コースと並んでハードかもしれない。 途中、展望が利く場所では、振り返ると西山が見え、行く先には岐阜城の天守閣が見える。また、この日はツツジがきれいに咲いていて、きれいだった。2度ほどアップダウンを繰り返して、30分ほど歩けば、めい想の小径コースとの合流地点に着く。 合流地点そこから山頂まではルートも結構狭く、崖の縁を歩いたりするので、気を付けながら登るように注意喚起があった。(これもアルプスのルートと比べれば入門程度) 最後は天守閣付近の何かの建物のところに登り詰め、そこから数段上がると天守閣前広場に出られる。 天守閣から南側に少し下ったところには、割と広い休憩広場があり、自動販売機でジュース・水も買える。また、水道の蛇口があり、山頂なのに水はジャージャー使える。その広場から資料館の方へ少し下ったところにトイレがある。岐阜城周辺では、ドコモは圏内だった。 岐阜城天守閣から、馬ノ背コースのゴールを通り、上側の道を経て松風橋を渡ると、展望レストラン経由でロープウェー乗り場へ行ける。岐阜城の資料館から下側の道を通ると、東坂コースのゴールを通り、ロープウェー乗り場へ行ける。 5.七曲りコース ロープウェー乗り場の隣にあるリス村の横から、とても広いコンクリートの道を下っていくのが七曲りコースである。リス村の入口付近に指導標が出ているので迷うことはない。 ただ、コンクリートの広い道(段はあるが、連続している印象ではないため、階段とは呼べない程度)を下っていくと、時おり左右に分かれる道がある。案内は出ていないが、とにかくコンクリートの広い道を下っていけば迷わないはずである。国土地理院の地図でも、ずっと階段のように描かれている。 コンクリートの道を下るのは、足にきて、次第に足が痛くなる。頑張って下っていくと、左から登山道が合流する。東坂コースの途中からトラバースしてくる連絡道で、唐釜コースと呼ばれている。そこからさらに下ると、すぐにT字路に着く。 T字路を左へ曲がると、岩戸公園に降りられ、右へ曲がると岐阜公園に降りられる。T字路から先は、非舗装の土道になるが、ジープなら通れるくらい道は広かった。T字路まではほぼ直線コースだったが、T字路以降の土道は何回か折り返した。まさに七曲り。 そして、再び舗装された道路に出る。ここが七曲りコースの入口のようであり、案内も出ていた。そこからは民家や建物の中を通って岐阜公園に戻る。間違って入らないように1箇所は案内が出ていたが、そのほかは案内が少なく、ちょっと大回りしてしまった。ちゃんと地形図を見て歩けば間違えないだろう。そして、朝登り始めた百曲りコースの入口に戻った。岐阜公園内に入り、ロープウェー乗り場近くのベンチで休憩を取る。(軽く寝入ってしまい、30分も休んでしまった。) 6.馬ノ背コース 馬ノ背コースとめい想の小径コースは、岐阜公園の北東に入口がある。最初はめい想の小径を通って、途中で馬ノ背が分岐する。公園の遊歩道はきれいに舗装されており、そこからめい想の小径に入る最初の階段も立派なので、登山道とは思えない感じ。そのためか、階段脇に「登山道←→やまみち」と小さく書かれていた。2、3度折り返して登っていくと、ロープウェー乗り場から三重塔を経由してくる道と合流する。合流地点から直線の道をしばらく行くと、広場に突き当たる。ここが馬ノ背コースの分岐点である。 分岐にはコース案内の看板が出ているほか、馬ノ背コースは一番厳しいから、「老人・幼児には無理です」と書かれている。分岐からいきなり岩場を上がっていく感じで、さらに進むとその岩場の傾斜もきつくなってくる。岩場の割には展望はほとんどない。コースは広かったり狭かったりが続くが、基本的にずっと岩場だと思ってもらった方がよい。傾斜も最後まできつい。 行く先に、木々の間から青空が見え隠れするようになるとゴールも近い。最後の階段10段ほどがとどめを刺すが、頑張って登って、岐阜城のやや下の展望場所に登り詰める。 馬ノ背コースは、下側の分岐にも、山頂付近にも「ハチに注意」の看板がたくさん出ていたが、この日は蜂の羽音を聞くことはなかった。難しいコースのわりに、多くの登山者が登っており、また下っている人もいる。下りの方が怖いだろう。 7.めい想の小径コース 岐阜城天守閣の広場から、資料館・トイレより北側のあたりより、めい想の小径コースが始まる。鼻高コースもここから下る。最初は急階段を下っていき、続いて何度か折り返しながら標高を下げる。資料館との間に急峻な谷がそそりあがっており、崖注意となっていたが、ロープなども張られていて、それほど問題のあるルートではない。 下り始めて4、5分で、鼻高コースとの分岐に着く。直進するとめい想の小径で、右へ曲がれば鼻高コースである。分岐を直進すると、すぐに展望の利くスポットがある。山火事用の消化用水のドラム缶がある場所で、長良川、百々ガ峰や能郷白山などが見られる。右に視線を移したら、御嶽山まで拝むことができた。 最初の展望スポットを越えて、樹林の中、展望スポット、を何度か繰り返し、10分ほどで完全に樹林の中のコースになる。涸れ沢を渡って、しばらくその沢沿いに下っていき、その後はトラバース気味のルートが続く。左に馬ノ背の尾根が迫ってくるように見えたら、合流地点は近い。だいたい夕方近くに下るので、馬ノ背の尾根の上に夕日があり、木々の間から木漏れ日が射してくるような構図になる。 合流地点からは、広い道になる。元来た道を戻って岐阜公園に出るが、せっかくなので帰りは三重塔を経由した。 |
その他周辺情報 | バスで岐阜駅に戻る途中、柳ケ瀬バス停で下車して、徒歩3分ほどで銭湯がある。銭湯だが、毎日タンクローリーで温泉水を運んできているとのこと。 のはら湯本店(銭湯 420 円) 住所 岐阜市三番町13 電話 058-262-3112 バス停 柳ケ瀬 http://1010gifu.com/map/noharayu/ |
写真
岐阜公園の南北ほぼ真ん中の西側に、トイレと自販機・コインロッカーの建物がある。写真上の奥がトイレ、手前の内部が写真下。ロッカーは営業9:00〜16:30とあったが、入口は解放状態だった。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
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