今なら猿ヶ馬場山☆宮谷↑帰雲山↓
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- GPS
- 09:31
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,558m
- 下り
- 1,561m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広大、舗装、1日¥1000、公衆トイレ併設。 自動精算機があるのに営業時間があるので注意。17時まで。 夜間はゲートが開きっぱなしなので、何時にでも入庫できる。 入口に車を降りないと読めないような小さい字で、注意書きあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
私が通った宮谷ルートは渡渉地点が3箇所。いや、2箇所かな。 スノーブリッジの下は水がゴーゴー流れてます。 尾根ルートへの取りつき点は、非常に分かり辛い。 掲載の写真の朽ちたブルまで行ってしまうと、通り過ぎてます。 踏み抜きは30回ほど。広々とした尾根のため、悪天候時は要注意。 指導標は皆無。たまにテープが木についてるくらい。 無雪期の整備された登山道は無く、最高所周辺は特に藪が濃いらしい。 怪しい林道がところどころ出てくるけど、途中まで。その先は藪。 なので、残雪期のこの時期が通常は適期。 三角点は最高所ではなく、最高所の西方にある台地にあるらしいけど、 この時期、雪の下。 登山者専用の駐車場も無く、上記のような山なので、見かけた登山者は1人だけ。 |
その他周辺情報 | ▼温泉 ○法林寺温泉 ¥500 8.00-21.00 富山県南砺市法林寺4944 0763-52-4251 https://horinji.org/ ▼猿ヶ馬場山バッジ 調べた限り、なし |
写真
感想
悪夢のような渋滞が予想される今年のゴールデンウィークを前にして、ちょいとばかり遠征に行ってまいりました。今回の遠征は初日だけが抜群に天気が良い。それ以降は雨予報。初日に当初、予定していた山は中止して、2日目に予定していた猿ヶ馬場山を晴れの日に登ることにした。今回の遠征では、この山に登ることが最大の目的でもあったので。言い換えれば、猿ヶ馬場山に登ってしまえば、あとの山はオマケみたいなモノだったので。結果。初日に猿ヶ馬場山に登って正解でした。途中でルートミスして、予定してなかった宮谷コースに行ってしまいましたけど、終日、天気が良かったし。
下山後、なかなか面白かった白川郷。
白川郷の集落内は、以前よりも明らかに閑散としていた。これでは、世界遺産関連ビジネスにぶらさがっている方々の財布が軽くなってしまうのではと気掛かりだ。それが原因か分からないが得体の知れない感情が末端にまで蔓延しているのが感じられた。流行りの歌を周辺の峰々にコダマするほどの音量で集落内にかけ流していたのは、観光客を引き寄せるために、考えに考え抜かれた演出だろうか。まるでスキー場だ。「白川郷」を見たくてやってきた外国人が耳にするのは、意味も分からない日本語の歌ってのが面白い。どんな思い出を胸に国に帰っていくのだろう。SNSになんて書くのだろうかと考えるだけで脇腹の辺りがムズムズしてきた。
凄いのは駐車場。営業時間中は自動精算機の脇に、精巧に造られたヒト型ロボットが置かれていて、ドライバーから駐車料金を受け取ると、自動的に現金投入口にお金を入れてくれるパフォーマンスをやってくれる。別に運転席から投入口に手が届かないわけではないのに。そこが凄い。営業時間外になると、駐車場出入り口のバーは跳ね上げられ、駐車場への出入りが自由になり、ロボットは撤去されるようだ。あれだけ精巧にできていると、開発費も相当かかったに違いない。ちょいと止めただけで、駅前でもなかなかお目にかかれないような料金設定は、このロボットの開発費に充てるためだろう。延いては、それが世界遺産を存続させることに繋がるのだろう。
悠久の時の中で、外部との接触を断ち、代を重ねるということが、どういうことなのか良く分かった。今まで日本各地の山に登りながら、様々な場所を訪れてきたけども、白川郷は他に類を見ないブッチ切りなトコロだ。これ以上のトコロは日本中どこを探しても無いだろう。せっかくの古式ゆかしい生活様式を固持した伝統的な建築物の世界遺産なんだから、カラフルにライトアップされた合掌造りを見物しに、流行りの音楽でも聞きに行けばいいのに。なんで閑散としていたのか、さっぱり分からない。
猿ヶ馬場山は、ヤマレコへの登録件数も少ないだけあって、なかなか歯ごたえのある山でした。行動時間は10時間前後を見込んでいたほうがよろしいかと思います。無雪期であれば、帰雲山辺りまで林道が続いているらしいけども、その先は藪。特に最高所周辺の藪は濃いとか。どこが最高所か分からない藪の中をGPSを頼りに歩いてみたところで、無雪期には木々に覆われて眺望は無いだろうと思われる最高所でした。なので、やっぱり、この時期に登るのが正解でした。
▼遠征1日目 猿ヶ馬場山(岐阜県)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1808612.html
▼遠征2日目 医王山(石川県)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1808615.html
▼遠征3日目 鷲ヶ岳(岐阜県)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1808617.html
▼遠征4日目 大瀬崎・神池(静岡県)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1808619.html
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