記録ID: 1859135
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沢登り
赤城・榛名・荒船
沢始めのアカヤシオの沢で熊に出会った話 袈裟丸山餅ケ瀬川押溜沢遡行下中手沢下降
2019年05月18日(土) ~
2019年05月19日(日)
GINZA_Nagano
その他3人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 26:49
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
天候 | 晴れー曇り。夜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
装備
共同装備 |
7mm30M
|
---|
感想
下中手沢をNがトップで沢下降しているとき。足元から対岸に目を移すと、何やら黒く動くものがある。それは成獣のツキノワグマ一頭。
プルプルと首を振って水しぶきを上げる様を見て「熊だ!」と後続に声をかけるのと向こうが気づくのとどっちが先であったかは、定かではない。目が合った瞬間お互いフリーズ。10歩も先で水を飲む姿は動物園のようだが、間の沢は渡れるし、ガラスも檻もない。
ここで騒いではいけない。「頼むから向こうに行ってくれ」と念を込めて睨み返す(と、釣キチ三平で読んだ気がする)。一瞬熊が目をそらした。“にらめっこ勝ち!”とばかり、両手を上げ精一杯背伸びして体を大きく見せる(たいていの動物は大きい相手からは逃げる、とチコちゃんが言ってた気がする)。
効を奏したかは知らないが、フゴフゴと尻を振って対岸斜面を登って去ってくれる。十分離れたところで「もう来ないでくれよ」と大きくホイッスルを吹く。
身を退いてくれる良識ある熊でよかった。上段に立っていたから余裕があったとはいえ、向かってこられたら逃げ場がなかった。
押溜沢・下中手沢とも河岸段丘が発達し快適な幕営地が多々あり。沢はじめの新緑もよいが、沢終いの紅葉もよさそう。押溜沢は幕営した1277m二俣まで特筆する滝もなく。下手沢は懸垂下降不要、よいクライムダウンの練習になる。日帰りもできるが、泊まるのが楽しい。上流まで魚影あるが、鑑札が必要。
林道終点ゲートに駐車スペースあるが、車の腹を擦らないように注意。
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