【宗屋敷尾根から】 蝉笹 [山] 〜 熊倉山 〜 日野コース
- GPS
- 07:43
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
→ 右・鹿除けネット現る(7:44) → [両神山方面] 展望地(7:55) → 836mピーク(8:09)
→ 磯田ピーク(テープ巻き付け)(8:20) → 1,003mピーク・祠(8:34=8:39) → 1,284mピーク(9:17)
→ ピーク(9:42) → 1,300mピーク(10:03) → 古い道標(10:06=10:09) → 1,370mの上側直下(10:24)
→ 蝉笹山(10:47=10:50) → シラカケ岩(10:58=11:40) --- オニギリ&味噌汁 ---
◎[往路] シラカケ岩(11:40) → 蝉笹山(11:47=11:50) → 熊倉山(12:10=12:20) → 日野コース分岐(12:25)
→ No.10(12:35) → No.9笹平(12:46) → 官舎跡(13:17) → 林道取付(13:43) → お宮さま(13:58)
→ 日野コース登山口(14:03) → 登り口・車(14:36)
--- ☆★ 所要時間:7時間43分 ★☆ ---
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
荒川の支流・安谷川(川浦渓谷)沿いの 林道を進みます。 「城山コース」に行く道を右に分け、蕎麦処「和味」を右に見て 更に奥へ進み、右から「林道・秩父中央線」が 交わります。 ここが、「宗屋敷尾根」の "取り付き点"に 当たります。 尾根に取り付く地点は、勿論道標も無く 法面が切り立っているので 探すしかありませんが、この交差点の 「川浦林道」側から "尾根"に 取り付くか、右の「秩父中央線」に入って、"尾根"に 取り付くか 探します。 車の駐車するスペースの関係もあって、「林道・秩父中央線」を右に入り、200m程行ったところに、 左・法面に坂路が切ってあったので、ここから尾根に取り付くこととしました。 (結果的に この"坂路"は、登ってすぐに無くなり、尾根まで適当登りを余儀なくされたので、尾根に早く 到達する 「川浦林道」側から 登ったほうがいいかもしれません。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
--- ☆☆ 取付点 〜 1,003m・祠まで ☆☆ --- ◎ 「宗屋敷尾根」は、杉の造成林の 伐採・枝落としが随所で見られます。 県営林&民有林の境界にもなっているらしく、杉の木に赤いテープ&磯田名のテープ、踏み跡には 赤いプラスティック杭が 所々に入っています。 ですから、"バリエーションルート"ということで やや緊張して尾根に入りますが、踏み跡とはいえ 意外に明瞭で安心します。 右側が伐採&植林の関係で 両神山や西上州、140号沿いの 旧荒川村の町並みが見え +鹿除けネットが左に 次に右に現れて、1,003m・祠ピークまでは、安心して登れます。 --- ☆☆ 1,003m・祠 〜 1,370m・下部直下の 古い指導標まで ☆☆ --- ◎ 右側の樹木が明るく 引き続き登りやすい尾根道ですが、段々急登となってきます。 振り返ると、武甲山、小持山、大持山が木々の間から 見え隠れします。 シャクナゲも出てきて(開花はまだです)、痩せ尾根や"馬酔木" なども出てきます。 ◎ 1,300m峰を過ぎてすぐ 鞍部となります。ここに 道標の跡と思われる"杭"が 一本あります。 --- ☆☆ 1,370m・下部直下の 古い指導標 〜 「蝉笹山」まで ☆☆ --- ◎ ここからが、"最大の難関"であり、"真髄" です。 ここから、左右に踏み跡がありますが、登山者の "レコ"に よれば 左の南側を巻いた方が"無難"のようで、 今回はこちらを登りました。 やや解りづらいところもありますが、マーカーが多いので 大丈夫です。 ただ、下方へ行かないよう 意識的に 上向きで行くことです。 1,370m岩峰の上方鞍部に出ます。アカヤシオが最後の一花咲いていました。 あと僅か!! コース最大の"急登"です。 登り切れば、行く手を遮るトラロープが現れ「蝉笹山」です。 --- ☆☆ 「蝉笹山」〜 シラカケ岩 〜 熊倉山まで ☆☆ --- ここまで来たら、眺めがいい「シラカケ岩」に足を延ばして 昼食です。 ◎ 熊倉山からの帰路は、一般的な「日野コース」で下り、林道・秩父中央線に出て、車に戻りました。 |
写真
感想
◎ GPSや高度計といった機器を持っていないため、もっぱら 地形図と
コンパス+経験と勘?で、山を歩いています。
したがって バリエーションルートに於いて、道に迷うことはしばしば
ありますが、現地にて 良く地形図を見ます。
◎ 今回の尾根は、比較的明瞭に踏み跡が付いているとはいえ、「バリエーションルート」に 変わりはありません。
特に最大の "サビ" は、1,300mピーク・古い道標から、1,370m岩峰の上方直下の鞍部までですが、南側の巻き道が
マーカーが多いので 良く見ていけば、迷いません。
ただ、上へと意識を持って進んで行かないと、うっかり下方へ行って
しまいます。この間は、登り下りとも 特に 天候の悪い時などは、
細心の注意が必要です。
また 最近 登り下りとも「宗屋敷尾根」へ挑戦していらっしゃる [chiroroさん]の「レコ」によれば、
1,284m地点からの 『下降に於いて』は、 東南東側に下り過ぎないよう 注意が必要とのことで、
意識を持って北東に行く必要があります。
何れにせよ、何処のバリエーションにおいても 下降は 景色が違いますので、細心の注意が必要です。
◎ 「宗屋敷尾根」と 熊倉山との分岐点は、「蝉笹」とも呼ばれておりますが、
やや古い案内書(s42年発行 ブルーガイド゛ブックス 「奥秩父の山と谷」)によれば、「蝉笹山」1,440mと
表記されており、あえて「蝉笹山」としました。
◎ 「シラカケ岩」での 西側180°大展望。深い大血川から仰ぎ見る アカヤシオ越しの「芋の木ドッケ」の大迫力。
一人でこの展望を楽しみながらの "オニギリ&味噌汁" は、最高!! でした。
◎ 帰路、東秩父村の「二本木峠」に寄ってみました。"ヤマツツジ"が 満開でした。
皆野町側の ふれあい牧場の "ポピー"は まだ先のようです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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熊倉山も最近は歩かれるようになってるんですね。
渋い山域ですよね。
ここでは百均ワカンはお使いにはなられていませんが、雪ないもんね・・あれ吹き出しました
レコ遡って書いてくださいね。
自分もしてます。
昭和42年の<奥秩父>、古いのもってますね。
私も捨ててません・・・
haqure1945さん おはようございます
山は 秩父に限らずいろいろな所に行っていますが、 最近は とりわけ "マイカー登山" に
徹しちゃって 楽しております。
「熊倉山」とか「矢岳」とか、長沢背陵一帯は、登山者がわんさと押しかけるところでは
無いので、好んで行きます。
古い記録を少しずつアップしているのですが、暇ですから パソコンをやりすぎて
目の疲れや 体調が悪くなったりで、思うように進みません。
紙の記録は、やっぱり何時までも残っていますね。
しかし時代の流れで、今は当然パソコンですが・・・。
これからも「酒」は ほどほどにして、健康第一で 秩父に "精勤" です。
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