藤原岳 鈴鹿セブンマウンテンその1
- GPS
- 08:12
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
7:22 4合目
8:08 8合目
8:55 藤原山荘
9:23-58 藤原岳
10:44 天狗岩
11:23 頭陀ケ平
12:30 藤原山荘
13:01 8合目
13:39 4合目
14:11 大貝戸登山口
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
300円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
聖宝寺道は平成25年3月末(予定)まで通行禁止です。 |
写真
感想
福寿草で有名な藤原岳。
そのシーズンはとうに過ぎてはしまったが山ヒルの出る前に一度は行ってみたくなり、
ただし問題は自宅からどれくらいで移動できるのかが不明。
なので、初めての前日からの車中泊を試みてみることとした。
晩の9時半過ぎに自宅を出て名阪国道を使い、今日の宿泊予定地の道の駅菰野ふるさと館に到着。11時半には着いた。
駐車場にはすでに車が20台程度とまっており、みなさんも車の中でお泊りの様子だった。
果たして眠れるかな?とは思ったが5時過ぎまでぐっすりと眠れた。
朝の5時過ぎに起きて、ごそごそと準備をしてから出かけ
6時過ぎには藤原西小学校近くの観光駐車場に着いた。300円でした。
ぼちぼちと歩き始めてほどなく、登山口に着くも、
この真下に休憩所と無料の駐車場もあり、ちょっとショック。
まあ、この山は今日が初めて来るので仕方ないかな。
神社の鳥居を抜けてからが本格的な登山道の始まり。
いつも、初めての山はドキドキする。
ルートは道幅も広く、わかりやすい、しかも「○合目」の表示があり、
自分かどれくらい登っているかの目安となりとっても親切。
2合目あたりから8合目あたりまで年配の単独の男性と抜きつ抜かれつで歩く。
と言っても競争していたわけではなく、
相手はこまめに休憩をとりながら歩いておられ、
私はと言えば立ち止まって景色をぼんやり眺めたり、写真を撮ったりしていた。
なので、途中ですれ違うたびに、何度か短いあいさつ程度の会話を交わしながらの自然と抜きつ抜かれつになったわけだ。
8合目を過ぎたあたりから展望がよくなり、向こう側には伊勢湾までが遠くに見えた。
藤原山荘の前のベンチで一息ついてから、のんびりと周囲の景色を見渡しながら山頂を目指す。
着いた先の藤原岳の山頂には「展望台」の表示のみだった。
ここで先ほどの年配の単独男性が先に着いておられて、また挨拶をする。
私は挨拶はそこそこに周囲の展望があまりによかったので夢中でシャッターを切る。
しばらくすると山頂でその年配の単独男性が数人と話をされていたので、
私も少し会話に加わらせていただいた。
お話しの相手の方は地元に住む若いトレラン風男性と、信州から来られたご夫婦だった。
遠くに見える山のことを聞くと「白山でしょう」と信州から来られたご夫婦が答えられた。
地元の方がそう言うのだから間違いはないだろう。
今日は天気がいいから見えたらしく滅多には見ることができないらしい。
いい日に来たもんです。
一通り会話が終わってから、年配の単独男性から
「一緒にここで昼飯を食おう」と声をかけられる。時計を見るとまだ、9時半。
(でも、まあいいか。これもご縁だし・・・一期一会です)
初めて会った人でも違和感なく話しができるのが山の魅力の一つ。
その方は桑名市在住の地元の方だった。
「家から藤原岳を見て晴れていたから今日、登ってきた。
久しぶりの山だったので足が思うように進まずしんどかった」とのこと。
そんな山のことをメインに楽しい早めの昼食の時間を過ごす。
ネットはされないとのことだったのでこのレポは眼にはされないと思いますが
「いつか、奈良の大峯に来て下さい。そして、いつまでもお元気で山行を続けてください」
それからはその方と別れ、私は一人で頭陀ケ平へと目指す。
着いた先には大きな鉄塔があり、「頭陀ケ平」の表示はどこにも見当たらなかったが位置からしてここだろう。
ここでぼんやりと腰を下ろす。鉄塔の下からはいなべ町の町並みが見下ろせた。
そんな景色を眺めながら、いろんなことが空っぽになった頭に浮かぶ。
仕事のこと。長く会っていない友達のこと。昔の楽しかった思い出。全然、上手くいかなかった過去のこと。
そして、これからの自分の人生について・・・
やがて、私は気付く。現実に戻らなければならない。
そして考える。「今から山を下りて、家に戻れるのは何時だろう?」
良い天気の日に登られて、
満足のゆく山行だったんじゃないでしょうか
GWに山頂に着いたものの周囲はガスに包まれ
周りの景色がどうなのかさっぱりでしたが
orisさんのレコを拝見させていただき
もう一度エアー登山をさせていただきました。
いや〜〜羨ましいっす!
9時半に昼食は早すぎでしたね!
藤原岳、竜ヶ岳、御池岳、雨乞山などの
鈴鹿の山は気になっています。
でももう5月。
ヤマヒルの話をうんと知人から聞かされ
とてもこの時期に行く気になれませんでした。
昼下がりのジョニーがあれば行けるかもですね。
でも昼食中に襲われたら。。
ウェアが血で染まると洗濯しても落ちない、
このただ1点だけが非常に困ります。
5枚目の写真に大きなクレーターのような陥没が
見受けられますね。
岩ゴロの写真は霊仙山の写真と似ていますね。
また行く機会がありましたら参考にさせていただきます。
自分探しの山歩きとなったのですね。
それも山の良さですね。
orisさん、こんばんは。
いろいろあって延期してた藤原岳・・・。
素晴らしい天候の下、
ようやく行くことが出来ましたね。
掲載写真がほぼ青空込みショットなんで、
素晴らしかった山行きの1日が伺えます。
ではそろそろ、
琵琶湖北西部・比良山系へおこしやす〜♫・・・
はじめまして!
レポ拝見しました。御池岳―藤原岳とGWの前半に周回されたんですね。
私にとって初めての藤原岳でしたが、今回は天気よくて人との楽しい出会いもあり、
いい山行でした。なので、とっても印象がいい山になりました。
プロフを拝見するに滋賀にお住まいなんですね。
私は奈良県なのですが、今回は車を使っての前日に車中泊で遠征させていただきました。
私は普段は地元の山中心に楽しんでおります。
機会があればこちらのほうの山にもお越しください。
そうそう、私もこの藤原岳はじめ、鈴鹿の山は気になっており、
それと同時にこの山域はヤマヒルが多いことも気にしておりました。
なので、行くには今回のタイミングがギリギリだったかもしれません。
ヤマヒルは足元から這って来るだけでなく、木の上からも飛び降りて来るらしいです。
そんなの避けようがないし、想像するだけでも恐ろしいです。
これからの時期は「ヤマヒルがいない」と言うのが山行の最重要ポイントです。
でも、この藤原岳といい、前回の霊仙山といい鈴鹿山地の山はとてもよかったですよ。
また、ヤマヒルのいない時期にぜひ行きたいです。
ただし、ちょっと遠いので前日に車中泊で・・・
(このアイディアは実はキバラーさんの武奈ヶ岳がヒントでした。)
この藤原岳は以前より行きたかったのですが、この前にお話した事情により、
延期しておりました。天気のいい日に行けてとても幸せでした。
この山域はまた、ヤマヒルのいない時期をみて行ってみたいです。
比良の山々もよさそうですね。ちょっと遠いので、連休とかある時に
旅行気分で行きたいですね。その時はおすすめコースをおしえてくださいね。
それと、待望の一眼レフを購入されましたか。
これで、山に行く楽しみが何十倍にもなりましたね。
今後の山レポ+花レポを楽しみにしています。
履き心地はいかがでしたか?
画像ではけっこう歩きにくそうな場所もあるかに見えますけど、ティトン君はいい仕事しましたか?
山頂で初めて逢った方々を和やかにすごされているorisさんの姿が目に浮かぶよう。
白山 が見えたなんていいですね!
私は平日に歩くことが多いので、一人山頂昼食 の贅沢さも知ってますが、
初めて逢った方と四方山話ができる楽しさは格別だと思ってます。
職場や家庭の会話とは違った、清々しい話題になるのがいいな。と。
ところで茶色の軟体のアイツ、アイツだけはいけませんな
大峰にもいますよね?
洞川あたりを徘徊したいなぁ。と思っているのですが、アイツの情報お持ちでしたら
また教えてやってください。
ティトンブーツに関してはその使用感はもう少し履いてみてから
今後の山行記録にそのことを書いてみるつもりです。
山では初めて会った人でも楽しく話ができるので不思議だし、面白いですね。
そうですね。残念ながらneko-obabaさんは平日に歩かれることが多く、
私は日祝限定なので山でばったりとお目にかかれるチャンスはなさそうですね。
ヒルに関して大峰でも釈迦が岳はとても多いようですが、洞川近辺は大丈夫ですよ。
私も昨年の夏に稲村や山上ケ岳に行きましたが、全く大丈夫でしたよ。
と言うより、幸いなことに未だにヒルにはお目にかかったことがありません。
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