オプタテシケ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
(7:20) 1,100m トノカリシュベツ川右岸尾根取りつき
(9:43-9:50) 2,012m オプタテシケ山山頂
(11:40) 820m トノカリ林道終点(雨量観測計)着
天候 | 曇り 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は終点まで積雪なし。終点まで車で通行可だが多少倒木、落石あり。 終点から尾根上は雪が点在する程度でシール歩行は不可。 温泉は、ヌプントムラウシ温泉。 |
写真
感想
山仲間の知り合いの繋がりでメンバー構成されたオプタテ大斜面スキーツアー。テレマークスキーとアルペンスキーのコラボレーションで行ってきた。
札幌からオプタテまでは遠いので、前日を移動日とした。途中、今回初めて同行するメンバーの山岳ガイド先輩宅からテントをお借りする。ついでに、庭に行者ニンニクを頂戴し、今夜の晩飯はジンギスカン鍋に決定。下道でのんびり行く。時間もあるので、今年から新得町のチーズなど作っている共働学舎で働いている全員共通の知り合いの元を訪問。突然の訪問にも対応して頂き、チーズの盛り合わせとパンをご馳走になる。ここのチーズとワイン、ビールなど買って林道まで一走り。
東大雪荘トムラウシ温泉に向かう道の曙橋を渡った所をすぐ左折して、林道を進む。林道は終点の雨量観測点まで入ることができたが、多少の落石と倒木、両側から迫る笹で車が擦れ甲高い音をあげている。この日は終点でテント泊をして宴会を開始した。風が強く弱まる気配が全くなく朝を迎えた。
終点から尾根上は雪が繋がっていないので初めは、トノカリシュベツ川の沢中を進むことにした。雨量観測点を右に曲がる刈り分けを行き、沢に出る。沢に出ても雪は無いので、板を背負うが、それも数分の辛抱ですぐ行くと雪が出てシール歩行を開始した。順調に沢中を歩き、高度をあげる。この日も風は強く突風が吹くと体が持っていかれそうになる。標高1,100辺り沢から離れ右岸の尾根に乗る。後は一直線に登ればよいのでシンプルだ。尾根途中、雪も固いのでスキークランポン、さらにはアイゼンを装着して行く。風が強く雪面のザラメが顔に飛んできてものすごく痛い目に遭う。頂上直下は、残り20mは雪が繋がっていなかった。さっさと記念撮影をして下り始める。山頂付近は霧雨のガスだったのでカメラのレンズが濡れてしまい写真が残念なものとなってしまった。
待ってもガスは晴れそうにも無いので、滑降開始。オプタテの大斜面を頂く。プロスキーヤーであり有名なテレマーカーのFさんを先頭に気持ちよいザラメ斜面をかっ飛ばす。初めてテレマーカーと山に行ったが、テレマークの滑りはアルペンに比べ躍動感がある。ターンの度にぽんぽん飛び跳ねてる様で新鮮であった。それが、プロスキーヤーの滑りなので尚更、目が点である。交互に写真を撮りながら楽しんだ。下部に行けばそこそこ風も収まり青空下の滑降となった。
帰りもギリギリまで沢中の雪を繋いで帰る。最後は行きとは異なるルートで少しの藪漕ぎで帰ることができた。
温泉は東大雪荘ではなく、無料露天風呂のヌプントムラウシ温泉に向かった。数十kmの林道を走ると小屋が出現した。温泉は川を渡渉しなければいけない。普段は、丸太橋がかかってるそうだが、橋が無く雪解け水で増水してい冷たい川を根性で渡って温泉で汗を流した。
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