池郷川皮張谷
- GPS
- 08:57
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:57
天候 | 午前 曇時々晴、午後 曇時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉 きなりの湯。JAF割で百円引 |
写真
装備
個人装備 |
(個人装備は人により異なる。以下は自分のぶん)
ヘルメット
15年前の破れまくってるfinetrackフラッドラッシュ
お尻とか穴開いてるユニクロのジョガーパンツ(長ズボン)
モンベルの沢ソックス
モンベルのゴム底沢靴
メッシュのポケット付チョッキ
雨合羽上着
ネオプレーンのスパッツ
ハーネス
ハーケン8枚くらい
カム3本
トライカム3本
Ballnatz数本
カラビナ10枚
シュリンゲ10本
30lザック
黒糖マーガリンパン
レーズンパン
カントリーマーム
キャラメル
塩分チャージ
お茶500ccペットボトル2本
防水バッグ
スマホ
たわし
折りたためるコップ
スカイフック的なヤツ
畳めるライジャケ
スノーケル
競泳ゴーグル
|
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共同装備 |
8mm30m×2
ジャンピングキット
リングボルト
キリ
|
備考 | カムもハーケンも その他ナチュプロなどは使わなかった。ロープ、カラビナ、ATCなどは使った。 |
感想
・出発前
もともと柿其渓谷で泳ぎの谷たのしもー予定やったが増水しとるやろっちぅことで、すったもんだ?の末、この皮張谷にした。ここは前から、増水時に行ってみようと目をつけていた谷。もともとは酔った樋上さんから聞いた「投げ縄でなんとか脱出した」という話がきっかけ。ネットでググってみるとワンコさんのyamarecoの記録だけがヒットした。どこでも行ってはるなぁ。
今回、ツトムクルーズさん以外の お二方とは一緒に沢登りに行くのは初めてやったし、皆と顔見知りなのは俺だけで、他の人らどおしは初対面やから、前夜泊でぇ話とかしといてぇ、とか思ってたが、あれよあれよという間に当日朝集合となり、まぁええか、と、でも朝三時に家を発ち、そのまま遡行するのは しんど過ぎるので、一人、ゲートボール公園前で前夜泊をした。で、朝の集合時間に遅れて、出発時間は計画書より45分遅れとなった。
・7:46〜8:05
モノレールを辿って降りてもいいかなとも思ててんけど、モノレールの林道側は皮張谷出合から随分と外れていたので、地形図で対岸尾根になるところを見に行ったら、踏み跡もあり、降りれそうやんってことで降りていった。降りるにつれ踏み跡を見失い、まぁそれでもワシャワシャ行ったら降りれたのはいいが、途中、結構大きい落石がホリケンにヒットしそうになったりして焦った。
・8:10〜9:10
出合はゴーロが詰まったような感じで、そこを越えるとスグに釜に枝沢からの滝と皮張谷本流の滝が注ぎ込むところに来る。ここは左岸巻き。20分ほどで巻いたが、沢床に降りる際に8m懸垂をした。その後は、癒し渓が続き、その後ゴーロ、で、ゴーロの途中で、俺だけ右岸側を行って、他の3人は左岸側を登ったところがあり、俺が行き詰ってホリケンにお助け紐を出してもらった。
このお助け紐の直後に林業用モノレールが谷を2回横切るところにくる。
・9:10〜9:30
癒し渓谷が続く。
・9:30〜10:05
一つ目のゴルジュ。入口は段瀑。水流の右岸側から取りついたほうが登り易かった。ロープは使わず。で、そのあと一つめの滝はフリーで、その次の淵の奥の滝は、突っ張りで行けそうだが最後にガバが無いように見えて、よう行かず、投げ縄をトライしたが、ハンマーが引っかからず、その後、ホリケンがフリーの突っ張りで滝頭へ。その後、ホリケンが一人で次の滝を見に行くが登れないーとのことで、ショルダーで引き返してくる。で、段瀑の滝頭近くから左岸巻き。ホリケンリードで巻くが、途中一ヶ所、まともな持ち手がなく、とても嫌らしいところがあった。が、結局ロープは出さず、皆フリーで。でも、ホリケンとspringerさんは平気で登ってたように見えた。で、その後もロープは出さずにゴルジュ終了点の滝頭に降りた。
・10:05〜12:00
しばらくゴーロの川原っぽいところが続き、その後、斜瀑などあるが、ほぼフリーで登っていけるようなところ。一つくらい滝を巻き、その後、二つ目のゴルジュ区間。一つ目のゴルジュほど凄みはなく、フリーで登っていく。枝谷に迫力のある滝を眺めつつ、進むと、フリーで登れそうで、でもビミョーに見える滝があり、俺がリードでフリーで登って、ホリケンもフリー、だが、その後、ツトムクルーズさんヤバそうやったんで、フィックスしてツトムクルーズさんアセンダー、springerさんはビレイして登ってもろた。この次の2条滝はホリケンは2条の中間をフリーで登ってたが、残りの面子は右から左からと巻いた。
二又から左又のほうの奥に絶壁が望めるところがあり、戻ってこないといけない可能性もありつつ左又に突っ込む。で、絶壁の横の滝は、そんな大滝というほどではなかったが、迫力がある。この滝を左岸巻き。絶壁中の最後の滝は一旦、滝つぼに降りて滝全景を拝んでから、巻きに戻る。大きく巻かないと岸壁にブチ当たりそうだったが、途中で滝頭方向に斜上し、岩の割れ目のルンゼみたいなところをホリケンリードで登る。ホリケンは途中なにも支点は取らずに、大きな立ち木のあるとこまでロープ引っ張って登り、その後二人フィックスで登る。ウチ一人が俺なわけやけど、「こんなとこ支点もなしで よぉ登るなぁ」と彼の実力と根性に怖れた。その後はロープなしで、スパンと滝頭へ。巻きで滝頭にダイレクトに出れると気持ちがいいもんや。で、滝頭付近で昼食休み。
・12:00〜13:20
簡単な昼食後、植林もある源頭部のいやし渓と見せかけておいて、実は25mの二条滝があったが、左岸から8分で巻いた。そのあとはガレの川原となり、植林からの倒木がウザくなり、水流もなくなりかけた標高1100m付近で支尾根に取りつくが、ここも最近、間伐したのか、倒木が多く、歩きづらい。歩きづらい中、比較的あるきやすそうなところを選んで上がっていく。途中、三回くらい小休止した。で、山抜けのあるところで、ちょうど山抜け箇所の上部のへりを伝っていくようなトラバースの踏み跡があり、そこを伝っていくと、テープのある尾根道に出た。
・13:20〜16:43
皮張谷の右岸尾根の地形図上の破線路を辿って降りていく計画。計画どおりに降りていく。藪漕ぎも予想していたが、まったくなく、おおむね分かりやすい道。標高1100m付近で誤って違う尾根に入ったが、GPSのおかげもあり、すぐに復帰。標高950mで登り返したのち破線路が向きを変えるところがあるが、そこでモノレールに合流。おそらく谷中を横切ってたモノレールから繋がっているんちゃうかな。モノレールの終端まで西に辿り、その後、もうしばらく破線路を辿った後、右の沢に降りた。パーティーなので落石に気をつける必要はあったが、おおむね降り易い谷で、予想よりも早く池郷川本流に辿り着いた。ここでほっとしたのか、横手小屋谷を上がろうとした時に太腿の内側が攣ってしまう。片足ずつ攣り、それぞれ5分ほどマッサージして休憩すると回復した。お待たせしてしまい申し訳ない。
そのあと、ピンクテープで杣道を見つけて、そこを辿る。数か所 崩れてるところがあり、テープも少ないところがあったりして、一回 道を外した。が、そこでGPSを見て、等高線の間隔からすると、自分らより上に杣道あるんちゃうかなぁとかゆうてると、うまい具合にホリケンが石垣を見つけてくれて、その上がテープのある道やった。そのあとは問題なく大又谷に降りれた。
大又谷で小休止後、最後の踏ん張り、池郷林道へ上がる道。途中まで明確な踏み跡だったが、途中、踏み跡を外してたと思う。それでも、最後は また踏み跡に復帰して、林道のカーブの地点に出てきた。大又谷から林道に這い出るまで20分かかった。
そこで皆がそろうのを待ち、パン休憩後、ゲートへ歩いた。ゲートはスグだったが、ゲートから出発時の駐車地までは車でも結構時間がかかり、デポしといてよかったよねぇと思った。
一番若いせいかspringerさんには蛭がのべ10匹ついてたらしい。少なくとも4か所は吸われていた。俺はスパッツ裏に一匹ついていたが吸われてはいなかった。他の二人も一匹か二匹ついてたんちゃうかな。ツトムクルーズさんはお持ち帰りやったようで。
・下山後
きなりの湯につかり、ゲートボール公園までspringerさんに送ってもらって、そこからは一人で運転。針ICの王将で餃子と唐揚げを食ったら眠くなり、伊賀の駐車場で車とめて仮眠してたら23時頃、妻からの電話で目が醒めた。その後、1時間半ほど運転して、結局24時半頃 愛知県の単身赴任先の自宅に着。筋肉痛ばきばき。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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12年前の続きを行きたくなってきました。
ゴルジュと癒しで甘辛味わえますね。
モノレールもどうなってるか気になるところです。
今、思い出したのですが、12年前ここを遡行した日の夜にお猿さん運転のモノレールで下山する夢をみました。
いってらっしゃ〜〜い!
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