伏拝岳
- GPS
- 05:25
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
6:49 車道ショートカットルートへ
7:16 車道終点
8:24 河原宿小屋周辺
9:07 小雪路取りつき
10:29 稜線
10:32 伏拝岳
10:42 下山開始
10:58 滑降開始
11:21 車道終点
11:35 滑降終了
11:42 駐車場所帰着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車道はショートカットすれば、ぼぼ板を履いて登れます 河原宿小屋より上は登山道より東側を残雪繋いで登りましたが 一部藪になっています 雪が切れた地点から稜線までは道が不明瞭なので ガス時は注意が必要です |
写真
感想
先週に続き月山、鳥海山と連日滑りに行ってきました
鳥海山は、祓川も楽しくて心惹かれるのですが
同じルートでは少し物足りない気がして
山スキーデビューの年に、外輪まで出たものの
バテバテで靴ずれがひどく、
かつブーツでガレ場の歩きにビビって撤退した
湯ノ台から登る事にしました
朝六時頃、車道が雪で塞がれる場所で路駐します
もう3台くらい車が駐車されてますが
祓川に比べると、随分と少なく驚きます
長い車道歩きを覚悟したのですが
ヘアピンひとつ抜けると雪が繋がっており板を履きます
次のコーナーで先行の方はショートカットに入っていて
私の記憶とも合致するので、トレースをお借りして
ショートカットに入ります
新緑が実に奇麗です
急斜面を慎重にトラバースしながら登っていくと
程無く車道終了点に出ます
ガスも無く、鳥海山も全貌が臨め、登頂に期待が持てます
先行の方がマタフリ沢西側の斜面を登っていますので
そのままトレースについていきます
日も昇ってきて、風も無い為、暑さが心を折りにきます
ここから河原宿付近の斜面が弛む場所までが
体力的に一番辛かったです
河原宿小屋付近でようやく風も出て心地よく
平地のような斜度をゆっくり歩いたので体力も回復しました
登山道より東側の斜面を登っていくと
最後の残雪手前で若干の藪漕ぎがあり
藪を抜けるといよいよ最後の斜面です
最上部は舎利坂よりきつそうで
先頭に単独の人が登っていていて
その次に二名パーティの方が続いています
以前来たルートは、最上部の急斜面を避け
雪も続いていたので登山道側に逃げましたが
今日は登山道側は藪が出て歩きづらそうで
そのまま急斜面を直登するのが一番楽そうです
先頭の単独の人は最上部付近で苦労しながらスキーで
スイッチバッグと階段登高を繰り返しているので
自分の技術ではスキーで登るのは困難と判断し
中腹でクランポンを装着します
クランポンで慎重に登っていくと、足元の感じがおかしく
調べると右足のクランポンがかなり緩んでいます
結構ビビっていたので、これは撤退の口実か?とも思いましたが
残念ながらザックにドライバー入っているので
端の藪に寄り、両足ともしっかり調整します
CAMPのRACE290は構造上使用中に緩む可能性があるので
山行前に毎回しっかり調整したほうが良さそうです(あたりまえ!)
見上げるともう先行の二名パーティの方も居ません
ふと対岸の藪を見ると岩場の窪みで板を外して休憩中です
休むにしろ撤退するにしろ登るにしろ
調子の良さそうな場所なので
トラバースで向かいましたが、漫画岳の滑落シーンなんか
無駄に思い起こしたりして、胆が冷えました
岩場に着くと、二名パーティの方もスキー登高はやめ
つぼ足で登る準備中との事です
ベテランの方で、自分のウィペットについてや
滑落の話を楽しませて頂きました
上を見ると、あと少しで雪も切れるし
皆つぼ足なのに、自分だけクランポン付けて
後付いていくのも悪いと思い、一気に登りきりました
雪が切れてからは、不明瞭な踏跡を頼りに外輪まで登り
そこからすぐに伏拝岳です
実は読み方知らなかったりしますが
新山や千蛇谷を眺め大満足です
千蛇谷を人が登っています
いつか挑戦したい楽しそうな斜面ですが、登りが怖そう
山頂に居た方とシールを剝しながら少し話しました
先週、千蛇谷を滑ったようです
ドロップ地点に戻るとフリーライドブーツで太板担いで登ってくる
若いパーティが居て、実に楽しそうです
TLTや軽量装備で固めながら撤退を考えた自分を恥じます
滑降開始すると、あれだけ怖かった登りが嘘のように
ザラメ具合が最高の斜面となっており
舎利坂より斜度ある上に、、踏跡も滑走跡も少なく荒れておらす
あまりの気持ちよさに藪漕ぎ点まで一気に滑り下りました
ええ、最高でした
パウダー期含めて、今期一番の滑りでした
河原宿小屋より下はスプーンカットで荒れていて
C73cmの板では押さえつけるのに筋力使わされます
足が取られないよう少しスピード落として下ります
途中、クラックもあり、先週に続きちょっと飛んで処理しました
この男、全く教訓が生かされておりません
車道からも、沢状の地形と荒れた斜面がかなり楽しいですが
程無く雪が切れ、板を脱ぎます
楽しい時間はあっという間に終わります
帰りは鳥海山荘で温泉に入り、酒田ラーメンを食べ
先週に引き続き、観光もスキーも大満足な旅となりました
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