鳥海山(矢島口〜七高山)
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- GPS
- 07:43
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:42
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天候 | 晴れ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●新庄方面からR13~R108と進む場合、最終のコンビニは金山町内となる。 ●公共交通はなし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●祓川ヒュッテに詳細な登山道情報あり。 ●氷の薬師の水場は利用不可の模様。七ツ釜避難小屋は未確認。 ●雪渓は2箇所。アイゼンは不要ですが、薄くなっているようなので踏み抜き注意。 ●上部にガレ場があるものの、危険個所はなし。総じて歩きやすい良い道。 |
その他周辺情報 | ホテルフォレスタ鳥海で日帰り入浴可 8:00〜20:00 \400 →http://foresta-chokai.com/ |
写真
感想
今まで歩いたことがなかった秋田側からの鳥海山。
思い切って矢島口に行ってみることにした。
この矢島口については、永年祓川ヒュッテの管理人を勤められ康新道の開発に尽力なさった故・佐藤康氏の著書「ひとりぼっちの鳥海山〜康さんの山小屋日誌」(無明舎出版刊・現在絶版)で知った。
ヒュッテの周囲を中心に、一帯に生息する動植物についても慈しむような優しい文体で記されている。そんな康さんの人柄を慕ってヒュッテに集まる人間模様もまた面白く書かれており、古き良き時代のハイカーの生態(笑)も垣間見える。
新道作りの経緯にも触れられているので、ご興味のある方は是非ご一読を。
七ツ釜の先にある分岐からいよいよ康新道に入る。下草がやや煩い所があるが、歩きにくくはない。花に彩られた草原を横切ると火口壁の端に出る。中島台の森を挟んで向かい側に稲倉岳が見える。見上げれば荒々しい新山と七高山が双耳峰のように並ぶ。
そこからはずっと新山を仰ぎつつ展望の道となる。晩夏にも関わらず、道端の花も途切れることがない。
素晴らしい道をのんびり楽しみながら歩くと上部はガレ場となり、七高山が近づくにつれて傾斜が増してくる。バテバテになりながらも、どうにか山頂に立つ。
少々霞がかっているが、相変わらずの素晴らしい展望を楽しみ、大休止とした。
帰路は舎利坂のガレた急斜面を通って真っすぐ下る。こちらは途中まで石畳が敷かれた立派な道。もちろん花もまだ多く見られる。
時折眼下には竜ヶ原湿原と祓川ヒュッテが見える。何だかホッとする風景だ。
初めて歩いた秋田の鳥海は、自宅から遠いので足が向かなかったが今まで訪れなかったのを後悔するような素晴らしい道だった。
花の最盛期、草紅葉、きっと素晴らしいことだろう。またいつか歩いてみたいものだ。
コメント
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こんにちは。
皆さんお変わりないですか
このコース、今年は歩きたいと思っていました。祓川ヒュッテに前泊でもして
8月になって天気と同じように、こちらの気分が上がらなくて、もたもたしているうちに秋になりそうです。来年にしようかな
ところで感想を書いている間にも、睡魔に襲われたのではないですか
お晩です。コメントありがとうございます。
お陰様で我が家は皆つつがなく過ごしております
何だか最近、眠たいんですよ。何をするにしても(笑)
このように歩くときはもちろん、お察しのようにレコを書いているときにも
季節が良いんでしょうね
祓川ヒュッテの前泊ですか。いいですね
花の時期はこちらの道も賑わうそうですので、静かな平日狙いで是非
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