鍬崎山、大品山〜上り粟巣野スキー場、下り龍神の滝
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- GPS
- 09:27
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 2,068m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
山の日は鍬崎山に行きました。
行きは粟巣野スキー場から上りました。
鍬崎山の途中にある大品山は、これまで過去五回登っています。
山歴二年ちょっとの自分が最も登ったお山になります。
また、今回登った粟巣野スキー場からのコースも2018年1月、18年10月、19年1月の過去三回上がっています。
1月に登った二回はもちろん冬山です。
冬山の場合、登ろうと思えばどこからでも登れるんでしょうが、二回ともリフト最上部からそのまま右手へ足跡があり、そこを辿りました。
一方、夏山の場合、リフト最上部から一旦左側に回り、右の方に上がって行くのです。
18年10月は定石通り一旦左側に回って登りました。
今回、その時のGPSログを用意していたので、リフト最上部から左に回ることは分かっていました。
でも、どうも冬山の時に右手に登って行った記憶が濃いのです。
ぱっと見左側は背の高い草が鬱蒼として見えました。
直接右手に登って行っても、すぐに合流できるだろうと思い、左に回らず右手に直接登って行きました。
一時間彷徨しました^^;
最初っから実際のコースとは違うことは分かっていました。
GPSで自分の位置は把握していました。
それでも実際のコースには合流できないのです。
ログを見ていただければ分かりますが、実際のコースとは50mも離れていないのです。
でもこの間には谷がありました。
地理院の地形図には現れない谷です。
さほど深い谷ではありません。
そこを無理して渡ろうと思えば渡れないことはありません。
でも酷いヤブで遮られているので、1時間ほど掛かりそうです。
そのため、上へ上へと上がるんですが、いつまで経っても合流できそうにありません。
すぐリフトまで戻れば良かったのですが、人が歩いた跡があるんです。
跡を辿ればいずれ合流できるんじゃないかと思うじゃないですか。
それがいつまで経っても合流できそうにない。
ちょっとしたピークに着きましたが、これ以降は上へも右へも左へも行けそうにありませんでした。
酷いヤブで遮られているのです。
50分ほど経っていました。
…戻ることにしました。
戻りはあっさりで、すぐにリフトに戻れました。
出発がいつも通り遅めだったこともあり、目標を鍬崎山に置くのは止めにして、散策がてら登ろうと思いました。
1時間の彷徨で虫に刺され、水も多めに消費し、身体的にも精神的にも少し疲れたのです。
元々富山百山に登りたいと始めた登山でしたが、もう新規の山はほとんどなくて、今年は二度目、三度目の山ばかりに登っているのです。
目標を山頂ばかりに置くのを止めにするいい機会だと、ポジティブに考えました。
また、学んだこともあります。
彷徨ったルートですが、結局右、左、上のどちらにも行けなくなりました。
よく、遭難しかけた場合、下るのではなく登ればよい、と言います。
もちろん下るよりは登る方がいいのでしょうけど、これ以上登れない場合もあるんだと学びました。
目の前に目標地点があってもです。
最良なのは来た道を戻ることなんですね。
リフト最上部に戻り、気を取り直して左の方に回って見ました。
…きれいに舗装されたコンクリートの道がありました^^;
その後は階段がありました。
何という親切なコースでしょう!
そんな道を尻目にさまよっていた自分がバカみたいです。
親切な道を登って行くと、やがてあわすの分岐に着きました。
まだ12時前で、気力も戻って来ました。
一旦取りやめにした鍬崎山方面へ、とりあえず独標を目標に行くことにしました。
独標に着くとそれ以上登りたくなり、結局鍬崎山まで登ることになりました。
到着は14時。
前回もそうですが、途中はもやっていて、山頂直前に晴れました。
このお山の特徴なんでしょうか?
それとも午後だから?
そういえば以前南硫黄島の特集番組をやってましたが、この火山島の中腹がいつも雲に覆われていると言ってました。
それと同じなんでしょうか。
山頂は晴れていたものの、劔立山、薬師など他の山々はガスで覆われて見えませんでした。
とはいえ、晴れた山頂は気持ちいいです。
山頂を堪能し、遅い時刻の食事をしてから下りました。
下りは瀬戸蔵山経由で龍神の滝(たつがみのたき)を通って降りることにしました。
急な階段が続くコースです。
一度だけここを降りたことがありますが、登ったことはまだありません。
…登ることを考えたらぞっとするような急な段でした。
あとでGPS値から勾配を割り出したらさほど大したことはなかったですが、ちょっとここを登る気にはならないですねぇ。。。
階段が延々と続くのは上りでは好みではないです。
その龍神の滝ですが、小さくしか見えなかったです。
百間滑は見ていて気持ちのいいところでした。
龍神の滝のあと、松尾山の湧き水が飲めるところがあるんですが、めちゃくちゃ美味しかったです。
水分は4.2L用意し、3.8L飲みました。
プラス松尾山の湧き水を300mlほど。
会った人は、あわすの分岐まで女性二人組、そこから先でソロ男性4人とすれ違いました。
山の日なので、多くの人と会うことを想像していましたが、山頂にも人がいなく、拍子抜けしました。
動物は見ませんでした。(登山後の帰り道で猿五匹ほど見かけました)
虫はそこそこいて、七箇所刺されました。
筋肉痛はなし。
前の週同様、登山中顔だけが異常に熱かったです。
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