斜里岳（北海道遠征11）

2019年08月02日(金) [日帰り]

• GPS: 09:27
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,046m
• 下り: 1,080m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:10

6:40 清岳荘 登山口
6:56 旧清岳荘 登山口
7:33 7:37 下二股
9:37 9:43 上二股
11:01 12:05 斜里岳
12:55 上二股
13:31 熊見峠
14:08 14:09 下二股
14:53 14:54 旧清岳荘 登山口
15:07 15:28 清岳荘 登山口
15:50 ゴール地点

能美峠後の下りは急勾配で、まあまあ長い。私、身長184cmありまして、木につかまりながらの下りは得意で30人くらい抜きました。
なのにこのコースタイムは？超ヘナチョコで登りはボトボトなんです。なんとも情けない

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ダートを4〜5kmで登山口。後輪駆動で荷室が空のNV350は後輪がフラフラ。でも北海道では良い方の林道らしく、普通車も多数。登山口駐車場はキャパ30台くらいで、ベストシーズンには溢れそう。宿舎素泊まり2000円、駐車200円、車中泊500円、トイレ1回100円（すべて記憶あいまい）。タダ旅の私はちょっと戸惑いましたが、駐車料金トイレ使用料を考えるとお得かな。なにより管理人のお姉さんと仲良くできて、いろいろ教えていただき助かりました。ありがとう

コース状況／危険箇所等

整備はよくできてますが、なにしろ、登りは「禁断の沢」、下りは急こう配。それなりの注意が必要です

その他周辺情報

登山口から２，３０分で温泉多数

写真

8/2 6:55

下山後の感想ですが、国立公園でもいいかも。それほど素晴らしい！

8/2 6:56

娘にGPS位置情報をラインで送って、登山届けにしてるのですが、宿泊施設の管理人さんが昨夜の車中泊届けを使って、代わりに登山届けを書いてくださっていました。ありがとうございます

8/2 7:03

少々の降雨があっても、水量が急変して渡れなくなるようなことはないそうです

8/2 7:12

絶妙な位置に登山道が確保されてます。しかし滑って落っこちると悲惨なことに。気をつけて進みます

8/2 7:44

ここでお清め。邪気だらけの私も無事通過

8/2 8:00

すてきです。すぐ横を登ります

8/2 8:01

滝を下から上から4枚撮りました。

8/2 8:13

横の濡れているところを登っていきます。

8/2 8:21

下りに滑落する人が続出して、新道が開通し帰りはほとんどの人が巻くそうです

8/2 8:21

上で滑って、ここを落ちると、ただでは済みませぬ

8/2 8:43

ここは必死でロープにしがみつきます

8/2 9:02

先行の女性2名がみえますか？

8/2 9:09

さっきの女性2名が登っていたところです。ほんとに流れのすぐ横を登ります。ここまでさんざん脅かしましたが、よく整備されていて、あわてたり、ふざけたりしないで注意して登れば大丈夫です

8/2 9:19

沢登りが終わって周囲が見えてきます

8/2 10:10

急登で苦しんでいると、こんな看板をよく目にします。胸突八丁、ここから急勾配、正念場、尻見坂、頑張れ！。
これを見た登山者は激励、注意、追い打ち、絶望のどれを感じるんでしょうか

8/2 10:28

首都圏からの、雌阿寒、斜里、羅臼ツアーの方々。10名前後で2グループ。

8/2 10:53

最後の登りがみえました。後のアポイもそうですが、すごい登りに見えます。しかし実際はなんてことなくて10分前後で到着します。

8/2 11:03

着きました。900m位を270分で登りました。とにかく猛暑で必死になって風の強いところを探して座り込みます。

8/2 11:03

出発時のガスも抜けて、素晴らしい眺望が360度。斜里の田園の向こうに海

8/2 11:03

昨日のカムイヌプリ、摩周湖。一昨日の雌阿寒、雄阿寒も見えます。

8/2 11:03

こちら側の海もうっすら

8/2 11:04

大賑わいですが、頂上が広いのでゆったり。次の予定があるのでしょうか、ツアーの方々は写真撮りまくって、20分ぐらいでアッサリ下山されました。後に理由が分かります

8/2 12:02

さっきまで見えていた羅臼に雲がかかってしまって失敗。最後まで抜けませんでした

8/2 13:16

南側の名前が分からないピーク。これを含めて、遠くから見る斜里岳なんでしょうね

8/2 13:28

新道（沢の巻き道）が意外と遠くて、微妙なアップダウンに疲れます。頂上のカップうどんにお湯を入れすぎてマズくなった上、水分が不足してここら辺で脱水気味に。行きに撮した女性2人組に、紙コップ一杯の水を頂戴しました。おいしかったー！命の恩人！

8/2 14:07

能美峠から長い急勾配下り。ツアーの団体さんは他の登山者に追い越してもらうのも大変。遅い登山者を抜くのはもっと大変。私より40分近く速く下山されたツアーの方々、ここで難儀されてました。先を急ぐ理由はこれなんですね。ガイドの方のイライラも伝わり、私も軽く叱られました。

8/2 15:07

返ってきました。明日登る人が速くも到着しているみたいです。昨日夕刻、管理人さんが下山者の確認をされていて、遅い人の心配をされてました。うーん、ちゃんとしてはりますね

8/2 16:12

下山、温泉入浴の後、斜里のお姿が立派です。あんなすごいの登った私も立派！っと自己満足。

撮影機器：

S3-SH SHARP

感想

銀二

沢登り、気持ちの良い尾根歩き、360度の眺望。すばらしいお山でございました。さすが人気の百名山。
　沢の迂回新道は遠い、きつい、最後急勾配ですが、帰りはこちらを使いましょう。ガイドの方曰く、沢を下るのは危険で、滑落骨折となると、二次被害を防ぐためいったん上二股まで担ぎ上げて、巻き道を下るそうです。骨折も痛そうですが、担ぎ上げている救助隊の荒れた息を長時間聴くのはたまらんでしょうな。