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Yamareco

記録ID: 200892
全員に公開
ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳(坊村→イン谷口+比良駅)−美しい樹間の逍遙−

2012年06月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
otoh その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:48
距離
13.4km
登り
1,093m
下り
1,290m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●コースタイム
イン谷口P 6:35 − 「湖西道路」下 6:44 − 天満宮前 6:57 − 比良駅 7:05

比良 7:15 =<湖西線>= 堅田 7:30/7:40 =<タクシー>= 途中 8:00/8:23(8:25) =<京都バス>= 坊村 8:41(8:45)

坊村 8:47 − 明王院奥 8:58 − 846m標高点脇 9:58 − 夏道・冬道分岐 10:02
− イオウハゲの上(夏道・冬道合流) 10:24/47 − 御殿山 10:57/11:04 − ワサビ峠 11:09/11
− 1120m 11:22 − 武奈ヶ岳 11:45/12:54 − 稜線・八雲ヶ原分岐 12:56
− コヤマノ分岐(八雲ヶ原・コヤマノ岳分岐) 13:05 − 旧比良スキー場ゲレンデ道の分岐 13:10
− コヤマノ岳 13:17 − 金糞峠への短絡道の分岐 13:21 − 杉の茂る最初の谷筋 13:46
− 八雲池からの谷筋に合流 13:57 − 金糞峠下の分岐 14:06 −(途中で休憩)− 金糞峠 14:29/30
− 青ガレ 14:58/15:02 − 荒廃した林道 15:28 − 大山口 15:30 − 比良管理事務所前 15:46 − イン谷口P 15:51

●行動時間 0:30 + 7:04 (電車、タクシー、バスでの移動時間を除く)
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
●今日の移動
(自宅) = (イン谷口) − 比良駅 = (堅田駅=途中=坊村) −武奈ヶ岳− (イン谷口) = (立ち寄り湯) = (自宅)

●アクセス
○イン谷口
・国道161号バイパスでもある「湖西道路」の「比良インター」で降り、突き当たる県道322号線を左手に進めば、ほどなく「イン谷口」の交差点
・直進は「大山口」から正面谷
・正面谷へ向かう場合、「イン谷口」より奥にも駐車スペースがある。道が最後には未整備林道になってしまうので、そこにある駐車スペースが最後の駐車場所

○比良駅
・駅前に小さな駐車スペースがあり、勝手に駐車してはいけないような断り書きは見当たらなかった。ひょっとすると駐車できるのかも知れない
・通例、湖西線の電車で行く。新快速も停車する「堅田駅」から普通電車で15分
・無人駅。券売機あり

○坊村
・京都バスで行った。京都バスは土休日のみ運行。人が多ければ増発するようなので、乗れない心配はあまりしなくても良さそうだ
・バス停からは「明王院」を目指し、その奥より斜面に取り付く

<参考>「途中」バス停
・国道367号線「途中」交差点からやや北側に進むと、進行右手の法面に“バス停”が張付けてある
・進行右手にあるということは反対向きの車線に面していると言うこと。すなわち進路と逆側のバス停だが、これが両方向を代表している。なんせ、一日に数本のみのバス停なので、2箇所造るのも標識を建てるのも、面倒だったのであろう。珍しい壁張りバス停
・「堅田駅」から「途中バス停」までタクシーで約2,800円、約20分であった
コース状況/
危険箇所等
●コース状況
・全般によく整備されている。分岐の案内標示はしっかりしているが、コース途中ではいわゆるマーキング以外はあまり見受けられない
・金糞峠下などでは、昭文社地図には標記のない枝道もあった。
・イン谷口からの正面谷は、現地の認識では“難路”となっている。確かに登るにも手強く、降りるにもきつい道

●買う、食べる
・坊村は、商店等は期待できない。バスにせよ、自家用車にせよ、ここに到達するより以前に調達すべき
・比良側では、イン谷口までのバス便が廃止になっている
・イン谷口近傍には店は全くないが、国道まで出ればコンビニ等もある


●日帰り温泉
・イン谷口からは、「比良トピア」がある。歩いても行けないことはない
・坊村からは、国道を更に北へ進むと朽木に「くつき温泉てんくう」がある。今回はここを利用した
イン谷口の交差点から、徒歩での比良駅へのルートを見る。「出合橋」を渡っていく
2012年06月23日 06:35撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:35
イン谷口の交差点から、徒歩での比良駅へのルートを見る。「出合橋」を渡っていく
出合橋からイン谷口の交差点を見る。奥に駐車スペースが見えているが、それより奥にも駐車可能
2012年06月23日 06:36撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:36
出合橋からイン谷口の交差点を見る。奥に駐車スペースが見えているが、それより奥にも駐車可能
比良駅への下降途中にて。まったくのハイキング道も混ざる
2012年06月23日 06:37撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:37
比良駅への下降途中にて。まったくのハイキング道も混ざる
湖西道路下の分岐にて。ここではやや左へ進む
2012年06月23日 06:44撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:44
湖西道路下の分岐にて。ここではやや左へ進む
湖西道路より下にて。舗装路は直角だが駅への道はまっすぐ。標示なし
2012年06月23日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:47
湖西道路より下にて。舗装路は直角だが駅への道はまっすぐ。標示なし
案内標示のある分岐。案内に従い、右手へ。
2012年06月23日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
1
6/23 6:51
案内標示のある分岐。案内に従い、右手へ。
天満宮の脇で国道161号線に顔を出す。振り返り撮影。ここからは左手の天満宮前に進み、駅への一本道を下降する
2012年06月23日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:56
天満宮の脇で国道161号線に顔を出す。振り返り撮影。ここからは左手の天満宮前に進み、駅への一本道を下降する
駅への下降道から比良駅が見えてくる。あたりには目立つものがない
2012年06月23日 06:59撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:59
駅への下降道から比良駅が見えてくる。あたりには目立つものがない
比良駅付近から比良山系を眺める。蓬莱山〜堂満岳〜釈迦岳、でしょうか
2012年06月23日 07:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 7:03
比良駅付近から比良山系を眺める。蓬莱山〜堂満岳〜釈迦岳、でしょうか
比良駅ホームからも比良山系がよく見える
2012年06月23日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 7:14
比良駅ホームからも比良山系がよく見える
ホームに入ってくる湖西線電車
2012年06月23日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 7:14
ホームに入ってくる湖西線電車
途中バス停。珍しい壁張り付け形のバス停
2012年06月23日 08:01撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 8:01
途中バス停。珍しい壁張り付け形のバス停
進入する京都バス
2012年06月23日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 8:26
進入する京都バス
坊村に到着。後のバスは、多客続行便。しかし、いずれのバスからもここで殆どの乗客が降りてしまった
2012年06月23日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 8:46
坊村に到着。後のバスは、多客続行便。しかし、いずれのバスからもここで殆どの乗客が降りてしまった
坊村のトイレ。きれいそう
2012年06月23日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 8:47
坊村のトイレ。きれいそう
明王院への入口
2012年06月23日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 8:49
明王院への入口
明王院の前を過ぎ、御殿山コースの入口へ。最初から急坂
2012年06月23日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 8:58
明王院の前を過ぎ、御殿山コースの入口へ。最初から急坂
美しい新緑。こんな樹林帯を登る
2012年06月23日 09:39撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 9:39
美しい新緑。こんな樹林帯を登る
サワフタギ(イオウハゲの上にて)※nakato932さまにご教示ただいました
2012年06月23日 10:25撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 10:25
サワフタギ(イオウハゲの上にて)※nakato932さまにご教示ただいました
愛宕山だと教えて頂きました(イオウハゲの上にて)
2012年06月23日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 10:40
愛宕山だと教えて頂きました(イオウハゲの上にて)
ヤマボウシのようですね(イオウハゲの上にて)
2012年06月23日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 10:40
ヤマボウシのようですね(イオウハゲの上にて)
ようやく目指す武奈ヶ岳が姿を現した(御殿山の山頂にて)
2012年06月23日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 10:58
ようやく目指す武奈ヶ岳が姿を現した(御殿山の山頂にて)
御殿山の山頂はこんな感じ
2012年06月23日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 10:59
御殿山の山頂はこんな感じ
蓬莱山が見える(御殿山の山頂にて)
2012年06月23日 11:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 11:00
蓬莱山が見える(御殿山の山頂にて)
ハナニガナのようです(御殿山の山頂にて)※nakato932さまにご教示頂きました
2012年06月23日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:04
ハナニガナのようです(御殿山の山頂にて)※nakato932さまにご教示頂きました
ワサビは見当たらないけど(ワサビ峠にて)
2012年06月23日 11:09撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:09
ワサビは見当たらないけど(ワサビ峠にて)
タニウツギ(※nakato932さまにご教示頂きました)
2012年06月23日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:10
タニウツギ(※nakato932さまにご教示頂きました)
遠く愛宕山が見える(1,120m付近にて)
2012年06月23日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:19
遠く愛宕山が見える(1,120m付近にて)
ついに琵琶湖も見え始める(1,120m付近にて)
2012年06月23日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:20
ついに琵琶湖も見え始める(1,120m付近にて)
コヤマノ岳の肩から打見山と蓬莱山。スキー場が目印(1,120m付近にて)
2012年06月23日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:20
コヤマノ岳の肩から打見山と蓬莱山。スキー場が目印(1,120m付近にて)
武奈ヶ岳山頂まではあと一息(1,120m付近にて)
2012年06月23日 11:22撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:22
武奈ヶ岳山頂まではあと一息(1,120m付近にて)
コアジサイでしょうか(1,120m付近にて)
2012年06月23日 11:23撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:23
コアジサイでしょうか(1,120m付近にて)
ここまでの道を振り返る(最後の鞍部にて)
2012年06月23日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:31
ここまでの道を振り返る(最後の鞍部にて)
武奈ヶ岳はあと一息(最後の鞍部にて)
2012年06月23日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:32
武奈ヶ岳はあと一息(最後の鞍部にて)
隣の峰々の後には、おそらく三国岳、百里ヶ岳等であろうか(山頂直下にて)
2012年06月23日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 11:32
隣の峰々の後には、おそらく三国岳、百里ヶ岳等であろうか(山頂直下にて)
山頂部全容。左手が最高点、右手は分岐のあるところ
2012年06月23日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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6/23 11:41
山頂部全容。左手が最高点、右手は分岐のあるところ
分岐から最高点を見る
2012年06月23日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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6/23 11:43
分岐から最高点を見る
隣の峰々。皆子山、峰床山、白倉岳が居並ぶ。その背後にも山並みがずっと続く(武奈ヶ岳山頂にて)
2012年06月23日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 11:50
隣の峰々。皆子山、峰床山、白倉岳が居並ぶ。その背後にも山並みがずっと続く(武奈ヶ岳山頂にて)
武奈ヶ岳山頂にて
2012年06月23日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 12:47
武奈ヶ岳山頂にて
近江八幡や沖島と琵琶湖(武奈ヶ岳山頂にて)
2012年06月23日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 12:48
近江八幡や沖島と琵琶湖(武奈ヶ岳山頂にて)
高島付近と琵琶湖(武奈ヶ岳山頂にて)
2012年06月23日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/23 12:48
高島付近と琵琶湖(武奈ヶ岳山頂にて)
(武奈ヶ岳山頂にて)
2012年06月23日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/23 12:48
(武奈ヶ岳山頂にて)
コヤマノやイブルキノコバへの分岐。来たときは右からだったが、帰りは左手へ(武奈ヶ岳山頂下にて)
2012年06月23日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 12:56
コヤマノやイブルキノコバへの分岐。来たときは右からだったが、帰りは左手へ(武奈ヶ岳山頂下にて)
コヤマノ分岐への道。石を入れて整備されているが、やや急
2012年06月23日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:03
コヤマノ分岐への道。石を入れて整備されているが、やや急
イブルキノコバへの道を分ける。こちらが右手へ折れていく
2012年06月23日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:05
イブルキノコバへの道を分ける。こちらが右手へ折れていく
こちら斜面では、レスキュー比良が作成した標示が目立ち始める
2012年06月23日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:10
こちら斜面では、レスキュー比良が作成した標示が目立ち始める
次に、旧比良スキー場への道を分ける
2012年06月23日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:10
次に、旧比良スキー場への道を分ける
ギンリョウソウ。うっかりすると見落とす
2012年06月23日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:11
ギンリョウソウ。うっかりすると見落とす
気持ちの良い、樹間の道を進む
2012年06月23日 13:12撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:12
気持ちの良い、樹間の道を進む
コヤマノ岳の標識はあるが、山頂は不明
2012年06月23日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:17
コヤマノ岳の標識はあるが、山頂は不明
コヤマノ岳から暫くで、左手に分かれる薄い踏み跡が気になる。そちらに進むと、すぐにレスキュー比良の標識
2012年06月23日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:21
コヤマノ岳から暫くで、左手に分かれる薄い踏み跡が気になる。そちらに進むと、すぐにレスキュー比良の標識
巨木その1。杉らしくなく枝分かれした姿に、時を感じさせる
2012年06月23日 13:31撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:31
巨木その1。杉らしくなく枝分かれした姿に、時を感じさせる
巨木2。樹皮が時の重みを感じさせる
2012年06月23日 13:40撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:40
巨木2。樹皮が時の重みを感じさせる
タワに到着。昭文社地図では直進してもう一山だが、ペイントマークは左手へ。今回は左手に進む
2012年06月23日 13:46撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:46
タワに到着。昭文社地図では直進してもう一山だが、ペイントマークは左手へ。今回は左手に進む
小さな木橋で小さな沢筋を渡る。水が冷たくてきれいだった
2012年06月23日 13:50撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
1
6/23 13:50
小さな木橋で小さな沢筋を渡る。水が冷たくてきれいだった
更に木橋で八雲ヶ原からの沢を渡る。木橋は半ば埋もれかけ
2012年06月23日 13:57撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:57
更に木橋で八雲ヶ原からの沢を渡る。木橋は半ば埋もれかけ
標識の右手奥は八雲ヶ原、左手は来た道であるコヤマノ岳、写真手前は金糞峠下
2012年06月23日 13:57撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 13:57
標識の右手奥は八雲ヶ原、左手は来た道であるコヤマノ岳、写真手前は金糞峠下
金糞峠下。テント場となっている
2012年06月23日 14:06撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 14:06
金糞峠下。テント場となっている
金糞峠に到着
2012年06月23日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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6/23 14:29
金糞峠に到着
金糞峠から琵琶湖付近を見下ろす
2012年06月23日 14:30撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 14:30
金糞峠から琵琶湖付近を見下ろす
こんなガレ道を下っていく
2012年06月23日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 14:36
こんなガレ道を下っていく
これもコアジサイでしょうか
2012年06月23日 14:45撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 14:45
これもコアジサイでしょうか
ガレ場は続く
2012年06月23日 14:51撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 14:51
ガレ場は続く
滝のようになった堰堤からの水流。ここが「青ガレ」
2012年06月23日 15:00撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 15:00
滝のようになった堰堤からの水流。ここが「青ガレ」
「青ガレ」を見る
2012年06月23日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 15:01
「青ガレ」を見る
堰堤からの水流
2012年06月23日 15:02撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 15:02
堰堤からの水流
林道に到着
2012年06月23日 15:28撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 15:28
林道に到着
大山口を過ぎる
2012年06月23日 15:30撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 15:30
大山口を過ぎる
レスキュー比良の本拠地
2012年06月23日 15:46撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 15:46
レスキュー比良の本拠地
イン谷口に戻ってきた。写真奥に見えるゲート看板をくぐってやってきた(写真は朝撮影)
2012年06月23日 06:35撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
6/23 6:35
イン谷口に戻ってきた。写真奥に見えるゲート看板をくぐってやってきた(写真は朝撮影)

感想

 初めて、比良山系へ遠征。
 富山への往復に眺めるだけの山だったが、六甲山同様に人々に親しまれる山であることは違いない。

●イン谷口〜比良駅
 イン谷口で車を止め、まずは比良駅へ。車でハイキングコースを意識しながら上ってきたので承知していたが、車では行けないような道である。
 イン谷口からは立派な「出合橋」と称する橋を渡るが、その先は自動車通行不可のハイキングコース。やがて、舗装路になり湖西道路下。ここでやや左にそれる側の道に進み、湖西道路を横断してからも直線的に進む。やがて舗装路は直角にそれていくが、気にせず未舗装路へ直進。やがて、手書きの道案内標識のある分岐。標記に従い右手へ進むと天満宮脇で国道161号線に。少し右へ進んで琵琶湖側に曲がると、立派な湖西線の高架橋とともに、目指す比良駅が見えてくる。

●坊村〜武奈ヶ岳
 出町柳からの京都バスは増便するほどに盛況。しかし、途中の平で少々降りた後、坊村でほぼ残り全員が降車。梅雨のさなかの登山日和であるし当然か。
 立派なトイレの脇を抜け、明王院へ。明王院の前を通り奥からいきなりの急坂に取り付く。急斜面をずっとジグザグを切って登るが、よく踏まれているので歩き難いことはない。
 やがて、右手に846m標高点らしき高みを見送り、冬道・夏道の分岐。夏道は斜面を緩やかに巻いていく。しばらくで見晴らしの利くイオウハゲの上部。夏道と冬道の合流点。
 京都北部の山々がよく見える。傍らの方に教えて頂き、愛宕山が識別できたが、西面や北西面は地図を見ながら推測。百里ヶ岳や三国岳と思しき山々を見る。京都北部も山並みが深い。
 そこからはわずかな登りで御殿山。コースの名称にもなっている山。山頂からは、ついに目指す武奈ヶ岳も確認できるようになり、蓬莱山から続く峰々も緑麗しく見えている。
 頂上までの見通しを得て、最後のひと登り。一旦下ってワサビ峠。峠には残念ながらワサビの形跡もない。そこから本体に取り付き、登ったところが約1120m地点。そこからは山頂はすぐそこに見える。また、中峠越しに琵琶湖が見えるようになる。
 樹木のない,視界の開けた道を山頂へ。あとで下るコヤマノへの分岐点を過ぎ、山頂へ。
 360度の素晴らしい展望。琵琶湖は高島付近や沖島付近が見えている。比良山系はほぼ見渡せる。京都北部の山々もきれいに見えている。
 ここで昼。展望の良さを十分に堪能し下りへ。

●武奈ヶ岳〜イン谷口
 分岐からコヤマノ分岐へ。先ほどの登りの道と比較するとやや急。鞍部を過ぎ、イブルギノコバへの道を分ける。やがて旧比良スキー場への道も分ける。このあたりから「レスキュー比良」が設置した標識も目立つようになる。コヤマノ岳は頂上不明。
 最高点らしき辺りを過ぎ、屈曲した跡の林の中で、踏み跡の薄い分岐。
 もしやと思いつつ進入すると、レスキュー比良が設置した「金糞峠への道」の標示。樹木にペイントされたマーキングも続いているようなので、これこそ目指す道であろうと、進んでみる。
 ひと気のない木立の斜面を淡々と降りる。ふと気がついたのだが、この道筋は、植林ではなさそう。自生の上に、巨木が多い。ところどころにマザーツリーとでも言いたくなる巨木が現れる。
 ずっと降りていくと、タワ。印は左手へ誘導しているが、踏み跡は直進してもうひと登りする方へ続いている。また、右手にも踏み跡があるようだ。
地図とは異なるとは思いながらも、左手のマークに従うことに。やがてきれいな流れを木橋で跨ぎ、更に進むとやや水没気味の木橋の先で八雲ヶ原と金糞峠下を結ぶ道筋に合流。違和感を感じながらも「金糞峠」を示すほうへ進むと、テントが数張り並ぶ一帯へ。
 そこには左手の金糞峠だけではなく、来た道側の「八雲ヶ原」や右手へ進むと「中峠や大橋」へと繋がることを示している。どうやら先ほどのタワで直進していれば昭文社の地図通りだったようだ。一方今回の踏路は、谷筋を進み早々に八雲ヶ原からのルートと合流する“迂回路”であるようだ。しかし登り向きに付けられていた標識から類推するとコヤマノ岳へ行くにこの迂回路も人気はあるようで、誘導標識は建っていた。
 そこで地図を再認識、テント場は金糞峠への登りの“付け根”であるようで、標示の通り、金糞峠を目指す。
登り途中で水音を聞きつつ休憩。癒やされつつ、残りを登り、峠へ。堂満岳や北比良峠からの道も集まりここで休んでいる人も多い。
 目指す正面谷は足下から切れ落ちるように繋がっている。ガレた歩きにくそうな谷筋。足下に気を配りつつ下降。なかなか楽になることなく、ガレを降り続けると、やや幅広にガレた一帯で滝と化した堰堤と合流。「青ガレ」と呼ばれる地帯のようだ。そこからは普通の斜面下りが続く。やがて、林道が現れる。というか、林道だったであろう道が現れる。
 離合を繰り返すうちに、“大山口”を過ぎ、駐車場が現れ、ようやく車道らしくなる。最後にレスキュー比良の事務所を通り過ぎ、イン谷口へ。
 最初と最後の急坂はともかくとして、六甲と比較しても快適な樹林帯歩きが多くあるなど、自然を満喫できる山だと思った。

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コメント

同じ日に武奈ヶ岳へ
初めまして、同じ日に神爾谷経由で武奈ヶ岳を登ってました。

花は20枚目はサワフタギかと?26枚目はハナニガナで28枚目はタニウツギじゃないでしょうか。
33枚目と63枚目はコアジサイですね、前者はまだ蕾かな。
2012/6/24 22:42
RE: 同じ日に武奈ヶ岳へ
nakato932さま
花の名前ありがとうござました。
ご指摘を受けて図鑑でも見ました。まさにご指摘の花々のようです。
また、nakato932さまのページも見させて頂きましたが、よく見つけていらっしゃいますね。ギンリョウソウごときで喜んでいる場合ではないようで。
また、散策の参考にさせて頂きたいと思います。
by otoh
2012/6/24 23:34
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