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Yamareco

記録ID: 2017161
全員に公開
トレイルラン
白馬・鹿島槍・五竜

扇沢から白馬岳1泊2日トレラン

2019年09月13日(金) ~ 2019年09月14日(土)
 - 拍手
GPS
31:50
距離
36.7km
登り
4,330m
下り
4,506m

コースタイム

1日目
山行
9:00
休憩
0:10
合計
9:10
6:50
5
7:55
135
10:10
75
11:25
11:30
70
12:40
12:45
20
13:05
140
15:25
35
16:00
2日目
山行
9:35
休憩
0:40
合計
10:15
4:25
110
6:15
75
7:30
85
8:55
9:05
35
9:40
9:55
30
10:25
40
11:05
11:15
35
11:50
11:55
10
12:05
120
14:05
35
14:40
0
14:40
ゴール地点
前日は18時に退社して電車で移動、松本駅に降りると半袖は寒いくらい涼しい。大糸線に乗り換え、信濃大町23時11分に到着し、駅前の旅館で明日に備える。

13日(金)扇沢から五竜山荘まで
大町駅を6時15分発扇沢行きに乗る。ピークは5時台出発もあるらしい。発車前に停留所前の大町のおいしい水をソフトフラスクに汲む。
バスの中で買っておいたパンを食べる。扇沢には予定より10分早く着いた。乗客の大半は黒部アルペンルートの切符を買っていた。
自分一人だけ柏原新道登山口に向かって車道を走る。登山口には駐車場があり、柏原新道は平日のわりに登る人がいた。急な登りだか、道は整備されて歩きやすい。扇沢バスターミナルが登山道から見えた。そのうちガスで見えなくなった。
種池山荘に到着した。稜線より下はガスで見えないが、立山と劔岳が近くに見えた。
爺が岳の道も歩きやすい。槍穂高や遠くに八ヶ岳が見え展望は抜群だった。冷池山荘を越えた頃、日差しがきつくなって困った。水が少し心配。
鹿島槍ヶ岳に向かう道は何度かピークがあり、登りがきつく感じられる。
南峰の展望は360度視界良し。ちょっと下った日陰でヘルメットを着用する。高度感ある崖を3点保持で下る。晴れていて谷底が見えてスリルあった。
北峰分岐点を越えてから八峰キレットに入る。段々ガスが出てきた。視界が狭い分、高度感は感じなかったし、鎖やはしごも使わずに行けそうだった。
八峰キレット小屋でコーラを飲む。
五竜岳に向かうがだんだんペースダウン。大きなリュックを背負った登山者の方に追い付かれた。UTMF上位にいらっしゃるとのこと。宿泊は同じ五竜山荘だがテント泊で自炊される。自分より10kgは重い荷物なのに速い!しばらくお話して先に行っていただく。
道はマーキングをロストすると危険なところがいくつかあった。何度か休み、やっと五竜岳到着。
眼下に五竜山荘が見える。山荘でチェックイン。伝えていた到着時間ぎりぎりだったが、一人一枚の布団にありつけた。五竜岳の前でお会いした方と雲海見ながらテラスで乾杯した。夕食はカレーライスで2杯おかわりした。
14日(土)五竜山荘から白馬岳(猿倉で下山)
暗い中、ヘッデンつけて出発した。月明かりが劔岳を照らしていた。だんだん明るくなって足元が見えてきたころ、東側は遠く雲海に突きだした富士山が見えた。唐松岳までいくつか山を越える。唐松岳山頂は晴天で乗鞍もはっきり見えた。北を見ると不帰の嶮が見えるが険しすぎてどうやって越えるのか分からない。
近くまで行って見ると、マーキング通りに行けばなんとかなりそうな気がしてきた。
巨大な岩の下を横切るので上からの落石が怖かった。
キレットを越すとひたすら登り。日差しもきつくて水がどんどん無くなる。
天狗の頭に着くと昨日登った鹿島槍から五竜が遠くに見えた。黒部ダムと立山も見える。
天狗平の小屋では雪渓の雪解け水から引いた水場がありがたい。カップラーメンを汁まで飲み干す。
白馬鑓ヶ岳は近くに見えていたが、思ったより時間がかかった。硫黄の臭いがする。
白馬鑓からは白馬岳と立派な山荘が近くに見えた。
杓子岳山頂付近は長野側がスパッと切れていて上から覗きこむとスリリングだった。
大雪渓との分岐にリュックをデポして白馬岳山荘へ。コーラを買って白馬岳山頂の登りエネルギーをチャージする。
山頂からは日本海が近くに見えた。姫川を下った糸魚川方面も見えた。
秋道で大雪渓まで下るが土曜日なのか登りが混雑していており、行き違いに少し苦労した。
上からの落石に注意しながら雪渓を横断した。
白馬尻小屋からは道が良くなって、猿倉まですぐだった。


天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
信濃大町6時15分発扇沢6時45分到着。時刻表より10分早く到着。
コース状況/
危険箇所等
八峰キレット、不帰の嶮はマーキングをたどって3点保持で臨めば危険は感じられなかったです。
帰りの大雪渓と秋道の方が落石が心配だと思います。
その他周辺情報 白馬駅から徒歩10分に日帰り温泉の「みみずくの湯」がありました。一人600円です。
柏原新道の真ん中あたりから稜線
2019年09月13日 07:23撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 7:23
柏原新道の真ん中あたりから稜線
種池山荘付近から扇沢は雲の下
2019年09月13日 08:49撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 8:49
種池山荘付近から扇沢は雲の下
爺が岳からは立山、劔岳が見える。
2019年09月13日 09:19撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 9:19
爺が岳からは立山、劔岳が見える。
左奥に鹿島槍、まだ遠い。
2019年09月13日 09:19撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 9:19
左奥に鹿島槍、まだ遠い。
冷池山荘付近から立山、劔岳が間近に感じられる。
2019年09月13日 10:11撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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9/13 10:11
冷池山荘付近から立山、劔岳が間近に感じられる。
鹿島槍に向かって日差しがきつくなる。
2019年09月13日 10:17撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 10:17
鹿島槍に向かって日差しがきつくなる。
鹿島槍南峰手前。五竜岳が見える。
2019年09月13日 11:23撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 11:23
鹿島槍南峰手前。五竜岳が見える。
鹿島槍ヶ岳頂上。雲の上に八ヶ岳が見える。
2019年09月13日 11:24撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 11:24
鹿島槍ヶ岳頂上。雲の上に八ヶ岳が見える。
鹿島槍の南峰を下ったところ、今回一番ヒヤリとしたかもしれない。
2019年09月13日 11:43撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
1
9/13 11:43
鹿島槍の南峰を下ったところ、今回一番ヒヤリとしたかもしれない。
これから八峰キレットに入る。
2019年09月13日 11:46撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 11:46
これから八峰キレットに入る。
はしごや鎖を頼りにしない方がすんなり行けた気がする。
2019年09月13日 12:31撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 12:31
はしごや鎖を頼りにしない方がすんなり行けた気がする。
五竜岳方面、この後ガスで視界が悪くなる。
2019年09月13日 12:36撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 12:36
五竜岳方面、この後ガスで視界が悪くなる。
八峰キレット小屋前
2019年09月13日 12:45撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 12:45
八峰キレット小屋前
雷鳥発見
2019年09月13日 14:23撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 14:23
雷鳥発見
五竜岳到着。ガスが晴れてきた。
2019年09月13日 15:27撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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9/13 15:27
五竜岳到着。ガスが晴れてきた。
五竜山荘と五竜岳
2019年09月13日 17:30撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/13 17:30
五竜山荘と五竜岳
満月と遠くの劔岳
2019年09月14日 05:02撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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満月と遠くの劔岳
夜明けの高妻山方面
2019年09月14日 05:16撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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夜明けの高妻山方面
八ヶ岳と富士山
2019年09月14日 05:17撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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八ヶ岳と富士山
振り返って五竜岳
2019年09月14日 05:56撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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振り返って五竜岳
唐松岳到着。晴天で乗鞍まで見える。
2019年09月14日 06:15撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 6:15
唐松岳到着。晴天で乗鞍まで見える。
これから向かう白馬岳方面
2019年09月14日 06:16撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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これから向かう白馬岳方面
不帰の嶮に入る。
2019年09月14日 06:49撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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不帰の嶮に入る。
2峰付近
2019年09月14日 06:49撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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2峰付近
山に向いて3点保持で降りる。
2019年09月14日 07:03撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 7:03
山に向いて3点保持で降りる。
不帰キレットが見えてきた。
2019年09月14日 07:10撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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不帰キレットが見えてきた。
晴れていたので高度感は感じられる。
2019年09月14日 07:16撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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9/14 7:16
晴れていたので高度感は感じられる。
真ん中の岩の下は落石来ないか心配だった。
2019年09月14日 07:16撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 7:16
真ん中の岩の下は落石来ないか心配だった。
振り返る不帰の嶮
2019年09月14日 07:32撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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振り返る不帰の嶮
熊の大きな糞
2019年09月14日 07:39撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 7:39
熊の大きな糞
右手を見ると雪渓がしっかり残っていた。
2019年09月14日 07:50撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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9/14 7:50
右手を見ると雪渓がしっかり残っていた。
下界のガスが段々晴れてきた。
2019年09月14日 08:35撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 8:35
下界のガスが段々晴れてきた。
天狗の頭、立山や劔岳が遠ざかる。
2019年09月14日 08:42撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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天狗の頭、立山や劔岳が遠ざかる。
槍穂高から劔岳まで見える。黒部ダムも見えた。
2019年09月14日 08:45撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 8:45
槍穂高から劔岳まで見える。黒部ダムも見えた。
振り返って天狗の頭
2019年09月14日 09:31撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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振り返って天狗の頭
白馬鑓ヶ岳に到着
2019年09月14日 09:45撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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白馬鑓ヶ岳に到着
富山側はガスがないので展望がいい。
2019年09月14日 09:48撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 9:48
富山側はガスがないので展望がいい。
杓子に向かう。
2019年09月14日 09:48撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 9:48
杓子に向かう。
白馬岳がはっきり見えてきた。
2019年09月14日 09:50撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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白馬岳がはっきり見えてきた。
日差しがきつい
2019年09月14日 10:06撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 10:06
日差しがきつい
杓子岳に到着、長野側がスパッと切れてスリリング
2019年09月14日 10:23撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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杓子岳に到着、長野側がスパッと切れてスリリング
杓子岳からの下り
2019年09月14日 10:23撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 10:23
杓子岳からの下り
大雪渓と白馬岳の分岐で荷物をデポ
2019年09月14日 10:58撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 10:58
大雪渓と白馬岳の分岐で荷物をデポ
白馬岳に到着
2019年09月14日 11:48撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
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9/14 11:48
白馬岳に到着
富山側は日本海が見える。
2019年09月14日 11:49撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 11:49
富山側は日本海が見える。
栂池方面
2019年09月14日 11:50撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 11:50
栂池方面
大雪渓の下部は融けてトンネルができ、水が流れていた。
2019年09月14日 13:05撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 13:05
大雪渓の下部は融けてトンネルができ、水が流れていた。
雪渓の上には落石たくさん。音がしないらしく、怖かった。
2019年09月14日 13:27撮影 by  BLA-L09, HUAWEI
9/14 13:27
雪渓の上には落石たくさん。音がしないらしく、怖かった。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ヘルメット
備考 帽子があれば良かったです。ずっとヘルメットで日除けも兼ねてましたが、暑かったです。

感想

今回は将来ジャンダルム〜西穂や北鎌に行く前に八峰キレットと不帰の嶮で経験を積んでおくくらいのつもりでしたが、天候に恵まれ、後立山連峰を存分に満喫しました。

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