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Yamareco

記録ID: 205798
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ハイキング
谷川・武尊

◆ブナジャングル鹿俣山に古代カエル文明の遺物を見た!!〜玉原湿原経由周回

2012年07月11日(水) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:56
距離
10.6km
登り
505m
下り
505m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:08 玉原高原センターハウス
08:17 自然環境センター
08:22 玉原湿原
08:52 長沢三角点
08:56 玉原湿原分岐
09:12 ブナ平
10:08 鹿俣山
11:23 森林キャンプ場分岐
12:03 玉原高原センターハウス
所要時間3時間57分 累積標高差±509m 移動距離10.3km
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道・沼田インターから約30キロ・・・だったかなぁ。
日中にアクセスする場合は、近くにたんばらラベンダーパークという観光地があるので要注意。
カーブでは当たり前のように大回りしてくるプレミアム・セダンや、限界が分からない走りを楽しまれるユーズド・クーペが多し。
コース状況/
危険箇所等
◆登山口・駐車場・ポスト・トイレ
 ○中心広場 未舗装、広大、見た目300台くらい、無料、24時間出し入れ可能、街灯無し、自販機無し、トイレは一角にあり。
  トイレは小屋型。水洗、街灯無し、24時間利用可能。紙あり。無料。
  ただし、出入口に扉がないため、夜間はコウモリが「バササ、バササ」と頭上を飛びまわっています。
  ムシを貪り食い、その食べかすとフンを撒き散らしていますので、あまりキレイではありません。

 ○玉原高原センターハウス前駐車場 未舗装、30台程度、無料、24時間出し入れ可能、街灯無し、自販機は屋内にあり。
  屋外にトイレ無し。センターハウスが営業時間中であれば、屋内のトイレを利用可能。

 他、森林キャンプ場にも非水洗のトイレがあり、利用できそうでした。
 ポストは、見当たりませんでした。

◆危険箇所等
  鹿俣山から森林キャンプ場へと下る箇所は急坂で少しばかり滑りやすいです。
  他、特に危険と思われる箇所はありませんでした。
  歩きやすくて走ってもいいくらいです。
  距離が短く物足りない場合は、尼ヶ禿山の往復を加えると、プラス2時間くらい・・・だと思います。

◆温泉
 ○みなかみ町営温泉センター・三峰の湯 共同浴場 町外居住者¥350 10:00-20:00 毎月第3水休 アルカリ性単純泉
  カーナビがないと、ここにたどり着くのは困難。
  群馬県利根郡みなかみ町後閑2265 0278-62-1022
  http://www.town.minakami.gunma.jp/20kankou/02hotspring/
  ↑他の温泉情報もあり

◆バッチ
  とりあえず、玉原高原センターハウスにはありませんでした。
広大な中心広場の一角にあるトイレ。見た目とは裏腹に実は水洗。
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広大な中心広場の一角にあるトイレ。見た目とは裏腹に実は水洗。
中心広場の駐車場。夜半に到着すると「クロロロ、クロロロ」と古代カエル人たちの末裔が、その往時の栄華を偲ぶがごとく、哀しげに鳴いていた。
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中心広場の駐車場。夜半に到着すると「クロロロ、クロロロ」と古代カエル人たちの末裔が、その往時の栄華を偲ぶがごとく、哀しげに鳴いていた。
玉原高原センターハウス。営業時間中のみ、屋内のトイレ利用可能。食事も可能。
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玉原高原センターハウス。営業時間中のみ、屋内のトイレ利用可能。食事も可能。
超古代に栄えたカエル文明の遺物。地元の言い伝えによれば、この石像の下部から湧き出す聖水は古代カエル人たちの乾いた喉と体を潤すのに使われたとう。
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超古代に栄えたカエル文明の遺物。地元の言い伝えによれば、この石像の下部から湧き出す聖水は古代カエル人たちの乾いた喉と体を潤すのに使われたとう。
玉原自然環境センター。左側にトイレの入口あり。未利用のため詳細不明。その構造物は、悠久の時の流れを示唆するがごとく、鬱蒼と植物に覆われていた。
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玉原自然環境センター。左側にトイレの入口あり。未利用のため詳細不明。その構造物は、悠久の時の流れを示唆するがごとく、鬱蒼と植物に覆われていた。
玉原湿原入口付近にあった案内図。
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玉原湿原入口付近にあった案内図。
あまり広くない玉原湿原。古代カエル人たちは、ここで大繁栄を遂げた後、忽然とその姿を消し、いまだその消息は学術的調査結果を待たなければならない。
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あまり広くない玉原湿原。古代カエル人たちは、ここで大繁栄を遂げた後、忽然とその姿を消し、いまだその消息は学術的調査結果を待たなければならない。
ヒオウギアヤメ。終盤。
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ヒオウギアヤメ。終盤。
撮影角度がよろしくない。反対側から撮ればよかった。でも反対側から撮影するには、湿原に踏み出さなければならない。
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撮影角度がよろしくない。反対側から撮ればよかった。でも反対側から撮影するには、湿原に踏み出さなければならない。
ワータースーゲー。湿っています。ワタスゲは、かつてこの地に栄えたカエル人たちが、冬場の寒さをしのぐために身に纏ったと、地元の古老は話してくれた。
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ワータースーゲー。湿っています。ワタスゲは、かつてこの地に栄えたカエル人たちが、冬場の寒さをしのぐために身に纏ったと、地元の古老は話してくれた。
キンコウカ。湿原をもっと散策すれば、もう少し多様な植物が見つかったかもしれません。
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キンコウカ。湿原をもっと散策すれば、もう少し多様な植物が見つかったかもしれません。
長沢三角点。何故、三角点。きっと、理由があるのでしょう。ここへは行かなくてもよかった。水源ルートから行けばよかった。何も見えなかったし。
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長沢三角点。何故、三角点。きっと、理由があるのでしょう。ここへは行かなくてもよかった。水源ルートから行けばよかった。何も見えなかったし。
二本のブー。疲れてきたので、カエル文明論はここで終了。気が向いたら(思いついたら)更新するかもしれません。こうご期待!!(←誰も期待していないことは想像に難くない)
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二本のブー。疲れてきたので、カエル文明論はここで終了。気が向いたら(思いついたら)更新するかもしれません。こうご期待!!(←誰も期待していないことは想像に難くない)
石とブナ。
ギンリョウソウ。
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ギンリョウソウ。
うまそうなキノコ。
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うまそうなキノコ。
見事なブー。
ブーキノコ。これ、食べられるのか。
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ブーキノコ。これ、食べられるのか。
まさに、ブナジャングル。
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まさに、ブナジャングル。
ブナ地蔵。手前右下のブナの根っこが、お地蔵さんに似ていることから。
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ブナ地蔵。手前右下のブナの根っこが、お地蔵さんに似ていることから。
沼田名木100選のシナの大木。
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沼田名木100選のシナの大木。
双子ブナ。適当に命名。
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双子ブナ。適当に命名。
コウリンタンポポ。ヨーロッパ原産の帰化植物。明治時代に観賞用として持ち込まれたものが野生化したとか。道端、空き地に咲くので、特別、高山植物というわけでもないが、あんまり見たことないなぁ。
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コウリンタンポポ。ヨーロッパ原産の帰化植物。明治時代に観賞用として持ち込まれたものが野生化したとか。道端、空き地に咲くので、特別、高山植物というわけでもないが、あんまり見たことないなぁ。
スキーリフトの下に一箇所だけ、まとまって咲いていました。下にあるたんばらラベンダーパークから種が飛んできたのだろうか。色鮮やかでキレイに見えますがよく見るとツボミが禍々しい。
2012年07月11日 23:27撮影
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7/11 23:27
スキーリフトの下に一箇所だけ、まとまって咲いていました。下にあるたんばらラベンダーパークから種が飛んできたのだろうか。色鮮やかでキレイに見えますがよく見るとツボミが禍々しい。
コレは? 何だか、雑草っぽい。
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コレは? 何だか、雑草っぽい。
ゲレンデに出て、やっと視界が開けた。
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ゲレンデに出て、やっと視界が開けた。
鹿俣山山頂。生きて再び、この場所に来ることは・・・まあ、近いので、また来てもよいかな。
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鹿俣山山頂。生きて再び、この場所に来ることは・・・まあ、近いので、また来てもよいかな。
山頂付近からの眺め。これが限界。
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山頂付近からの眺め。これが限界。
ウーム?
武尊山方向。きれいな稜線だね。
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武尊山方向。きれいな稜線だね。
たかるミツバチ。
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たかるミツバチ。
ウーム? さっきのと微妙に違うような。
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ウーム? さっきのと微妙に違うような。
寄りかかるブナ。何事につけ、寄りかかってはいけません。
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寄りかかるブナ。何事につけ、寄りかかってはいけません。
ここまでなるのに、何年かかるのだろうか。
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ここまでなるのに、何年かかるのだろうか。
森林キャンプ場のトイレ。多分、利用可能。臭そうな煙突がイカス。
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森林キャンプ場のトイレ。多分、利用可能。臭そうな煙突がイカス。
たんばらラベンダーパークに出ました。ラベンダーでも見ていこうかと思いましたが、やめました。
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たんばらラベンダーパークに出ました。ラベンダーでも見ていこうかと思いましたが、やめました。
頭上を観光客を載せたリフトが通り過ぎていく。
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頭上を観光客を載せたリフトが通り過ぎていく。
なにぃ。そうだったのか。ラベンダーパークはカネをとるのか。行かなくてよかったぜぇ。
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なにぃ。そうだったのか。ラベンダーパークはカネをとるのか。行かなくてよかったぜぇ。
ヤマオダマキ。
強清水の滝。玉原高原へ行く途中にあり。規模は小さいが、見た目はそこそこ。
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強清水の滝。玉原高原へ行く途中にあり。規模は小さいが、見た目はそこそこ。
そば処・花ござ。温室の中なれど、暑くなく。
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そば処・花ござ。温室の中なれど、暑くなく。
メニューは、この2つだけという潔さ。
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メニューは、この2つだけという潔さ。
花ござの内部。いいじゃん。
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花ござの内部。いいじゃん。
プレハブ温泉。みなかみ町営温泉センター三峰の湯。地元の憩いの場。一応、源泉掛流しらしい・・・という情報もある。
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プレハブ温泉。みなかみ町営温泉センター三峰の湯。地元の憩いの場。一応、源泉掛流しらしい・・・という情報もある。

感想

しまった。玉原高原センターハウス内にある売店で、「玉原高原の植物」なる冊子が1000円にて販売していたにもかかわらず、「500円なら買ったのに」という理由で買わなかった。
帰ってきて撮影してきた写真を見るに、よくわからない植物が無数に。
買っておけばよかったかなというわけでした。

近々、遠出をする予定ですので、その足慣らしというわけでございます。
そんなに遠くなくて、そんなに厳しくなくて、そんなに登りたいとは思っていなかった鹿俣山というわけです。
関東有数のブナ美林ですが、そのため眺望は、ほとんどありません。天気によっては谷川岳も見えるらしいですが。
武尊山も直ぐそばにあるわりには、樹間から一部しか見えなかったり。でもまあ、秋に訪れれば紅葉は見事なことでしょう。多分。
けっこう、歩いたような気がするわりには、あまり歩いていないうえに、標高差もないですな。
スキーゲレンデに出た時以外は、視界が開けなかったので、やたらに長く感じられただけだろうか。
カエル文明の聖水は、うまいとかどうとかではなく、全く味がしませんでした。何しろ、水だから。

食事をした「そば処・花ござ」は県道266号の途中にあります。メニューは、肉汁うどんと手打ちそばのみ。昼時にもかかわらず、そばは終了でうどんを頼む。
温室の中、植物に囲まれ良い雰囲気。

温泉は、付近にはあまり無く、月夜野方面にトンネルを越えた先にあった「みなかみ町営温泉センター三峰の湯」に行く。
少し人里から離れた場所にあり、地元の人憩いの場であり、昼過ぎにも関わらず、けっこう、賑わっている。
駐車しているのは、みんな群馬ナンバーばかり。この見た目では、もの好きでない限り、なかなか県外の人は来ないだろうなぁ。
無色、無臭の湯で一応、源泉掛流しらしいです。内湯と半露天と少ない洗い場のみという潔い造り。全体的に狭いのが難点。

月夜野インターの近くで、キノコ直売所を見つけた。ブナ林があると、キノコ栽培もお盛んのようで。
まあいいやと思って通り過ぎてからいつも思う。行けばよかったと。というわけで、また行くかな。
近くには大峰沼という渋い沼もあるみたいですし。あぁ、新鮮なシイタケが食べたいよぉぉぉ。

月夜野きのこ園(建物の写真からして前を通ったのは、多分ここだと思う)
http://www.tsukiyono.co.jp/

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コメント

こんばんは
コウリンタンポポ、私も先日の磐梯山で初めて見て、昨日もみかけました。今まで、他の山では見たことが無かったような気がするのですが・・。
気がつかなかったのか、花期が短いのか。
鮮やかなオレンジのタンポポですよね。

それにしても、再びお天気が良く晴れて、羨ましいです。
森林歩き気持ち良いですよね。森林セラピー効果は一か月持続するそうですから。
2012/7/15 22:36
Casumin51様、こんばんは。
コウリンタンポポは、遠目に見た際には、きれいなのですが、近寄ってマクロ撮影してみますと、妙に、ツボミがトゲトゲしくて、マガマガしかったです。
毒々しいという表現が適切かもしれません。色鮮やかでキレイなのですけどね。

鹿俣山は、ほとんど樹林帯の中なので、ガスがでていても、さして影響がない山ですね。
晴れてはいましたが、周囲の標高の高い山は、ガスがかかったりはれたりしていました。

森林セラピー効果・・・私は、一度仕事に行くと、その日の午前中で切れてしまうようです。
2012/7/16 23:22
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