ホワイトアウトな栗駒山
- GPS
- 05:19
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 762m
- 下り
- 748m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:24
天候 | ガス ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
本日は除雪を待つ必要が無かった |
コース状況/ 危険箇所等 |
イワカガミ平までのショートカットが使えた。スノーシュー着用でくるぶしからスネ程度の積雪。トレースを利用すればほとんど沈まない箇所も。 イワカガミ平から渡渉地点までは雪が締まっている。 中央コースから東栗駒山分岐手前まではクラストしていたのでアイゼン着用。その後も山頂までアイゼンで通したが山頂直下はくるぶしぐらいまで沈んだ。視界が効かず、踏み外しそうで難儀した。 |
その他周辺情報 | ハイルザーム栗駒でトイレを利用したり入山届を出したり出来ます。 |
写真
感想
てんくらAだって言ってたのに〜!確かに風はほとんど無かったけど!ガスガスで視界を奪われ怖かった栗駒山でした。
いこいの村跡地までの路面にほとんど積雪なし。8時半頃にいこいの村跡地に着きました。車は2台ありました。
見るからにガスがかかっていて眺望は望めなさそうでしたが、風がないので登山開始。喘息用のメプチンキットエアーを忘れたのでゆっくりゆっくり登ります。
いわかがみ平までスノーシューやスキーのトレースが分かりやすくありました。
いわかがみ平のレストハウス裏には立派な雪庇が。思ったよりいい雪でした。
ここから沢沿いに登ります。トレースがうっすらあるのでそれを参考にしつつGPSやコンパスでこまめに方向を確認。
しかし東栗駒山への渡渉地点あたりから本格的に何もかも見えなくなりトレースも危うくなり、確実性のある中央コースへ方向転換。幸い、ヤブは埋まっていて沈むこともなく、至る所が歩けるので、方向を間違わなければ大丈夫そうです。
予定では東栗駒山や避難小屋も立ち寄るつもりでしたが無理そうなので頂上のみ目指すことに。
中央コースは稜線なので多少の風があり道はガリガリでした。
1450mぐらいでスノーシューからアイゼンに換装。少し進んだところで若者の声(歓声?)が聞こえました。「こんな日に山に登る人がいるのか?!」と唖然としました(特大ブーメラン)。
しかし声はすれども姿は見えず…。頂上で会えるかも…とガリガリの斜面を登ります。中央コースは山頂直下が階段で、確か左側に落ちたらまずいハズ。踏み外さないように…と思いますがどこまでが安全なのか全く見えない。後から思いましたが東側から周り込めば良かった…。
先程の声の主と思しきスキーのトレースも途切れ、小雪がちらつき風も強くなってきました。足元は氷からくるぶし程度の積雪へ。
山頂まで20mぐらいでしょうか(スキ〇ナ調べ)。山頂標識も目視出来ないのでここを山頂と決め下山を開始。自分のトレースが埋もれたら本格的につらいので急いで下ります。
しばらく下ると視界がやや開けてきたので人心地つきました。中央コースに乗り上げた鞍部のあたりで、何と登ってくるソロ男性が!「こんな日に山に登る人が(略」お互いに「てんくらAなのにね〜(笑)」と言って、少しお話をして別れました。バックカントリーの方が滑っていくのを見掛けたそうです。
せっかく雪が豊富なので再びスノーシューを着用し、割と自由なコース取りで歩き回りました。眺望は最悪だけどモフモフの雪は楽しい!無事にいわかがみ平に着き、道路をショートカットしながら降ります。所々でぼーっと雪を眺めて至福の時間。小雪が降ってきていい感じでした。途中でソロ男性と再度スライドして安心。
次こそ青空に浮かぶ栗駒山を眺めたいと思いつつ、曇った静かな冬山の美しさもいいものだなあと思いました。ホワイトアウトは恐ろしいですけど!
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