ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2246475
全員に公開
雪山ハイキング
中央アルプス

将棊頭山 〜 踏みぬき地獄と絶景天国 〜

2020年03月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:26
距離
20.4km
登り
1,841m
下り
1,832m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:15
休憩
1:11
合計
10:26
7:00
30
スタート地点
7:30
7:32
57
8:29
8:34
19
8:53
8:53
28
9:21
9:21
29
9:50
10:01
10
11:08
11:16
34
11:50
11:59
46
12:45
12:53
30
13:23
13:28
46
14:14
14:24
16
14:40
14:41
32
15:24
15:24
20
15:44
15:44
15
15:59
15:59
11
16:10
16:13
43
16:56
16:58
28
17:26
ゴール地点
 桂小場ルートは、木曽駒(西駒)へのクラシックルートで、将棊頭山は途中のピーク。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小黒川キャンプ場の駐車場を利用させていただく。
コース状況/
危険箇所等
コースは道形が序盤は明瞭で、道標もあるので迷うことはない。
胸突八丁から胸突の頭は、雪深くなり不明瞭箇所あり。先行者に感謝。
今日は全行程、チェーンスパイク(途中、ワカン装着)。
状況はその日その日で変わるので、12本爪やピッケルなども一応持っておくべき。

キャンプ場〜馬返し:
 うっすら雪道。湿った雪で解けてくると雪団子になり厄介。

馬返し〜胸突八丁辺り:
 雪の量が増え、踏み抜きが所々始まり厄介。

胸突八丁辺り〜胸突の頭:
 急傾斜で雪多く、踏み抜きの連続。腰まで踏み抜くこともしばしば。ここは進みづらく時間がかかった。

胸突の頭〜将棊頭山の稜線:
 360度の絶景。日ざしはあるが寒風が強くてじっとしていられない。気温が低く、雪が堅い。稜線上は安全上12本爪の方がいいかも。
その他周辺情報 どこにも寄らずに帰宅。
平日に休みをいただき、日々の疲れを癒す雪山ハイク。未踏の中央アルプスの将棊頭山へ。今日はのんびり山行。
2020年03月06日 07:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 7:05
平日に休みをいただき、日々の疲れを癒す雪山ハイク。未踏の中央アルプスの将棊頭山へ。今日はのんびり山行。
駐車場から林道を歩いて桂小場に到着。今日は未踏の桂小場ルートを行く。
2020年03月06日 07:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 7:36
駐車場から林道を歩いて桂小場に到着。今日は未踏の桂小場ルートを行く。
途中、ぶどうの泉の水場。結構美味しい。
2020年03月06日 07:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 7:51
途中、ぶどうの泉の水場。結構美味しい。
しばらくこんな道で標高をかせぐ。
2020年03月06日 07:58撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 7:58
しばらくこんな道で標高をかせぐ。
馬返し。雪が多くなってきた。
2020年03月06日 09:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 9:08
馬返し。雪が多くなってきた。
こんな感じ。今日はのんびりするつもりなのだが、これではつらい。
2020年03月06日 09:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 9:09
こんな感じ。今日はのんびりするつもりなのだが、これではつらい。
早くもワカンを装着。ワカンの着脱練習も兼ねて。
2020年03月06日 09:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 9:20
早くもワカンを装着。ワカンの着脱練習も兼ねて。
大樽避難小屋。外見おしゃれ。
2020年03月06日 09:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 9:55
大樽避難小屋。外見おしゃれ。
中をのぞくと渋い雰囲気。
2020年03月06日 09:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 9:56
中をのぞくと渋い雰囲気。
さあ、頂上前の胸突八丁。
2020年03月06日 10:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 10:17
さあ、頂上前の胸突八丁。
この道、積雪多く急傾斜。先行者の踏み跡はありがたいが、つぼ足も脆く、何度も踏みぬく。ワカンもずれたりして難儀。
2020年03月06日 10:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 10:37
この道、積雪多く急傾斜。先行者の踏み跡はありがたいが、つぼ足も脆く、何度も踏みぬく。ワカンもずれたりして難儀。
苦労して登るにつれ、木の間から良い景色がチラチラ見えてくる。北アルプス。
2020年03月06日 11:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 11:18
苦労して登るにつれ、木の間から良い景色がチラチラ見えてくる。北アルプス。
南アルプス。
2020年03月06日 11:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 11:19
南アルプス。
少し開けたところから八ヶ岳連峰。早く稜線に行きたい。
2020年03月06日 11:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 11:48
少し開けたところから八ヶ岳連峰。早く稜線に行きたい。
胸突八丁から胸突の頭までの道は踏みぬき地獄であった。先行者はもっと大変だったことだろう。さあもうそろそろ森林限界の雰囲気。
2020年03月06日 11:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 11:49
胸突八丁から胸突の頭までの道は踏みぬき地獄であった。先行者はもっと大変だったことだろう。さあもうそろそろ森林限界の雰囲気。
いよいよ森林限界、そして稜線にのった。ものすごい景色。地獄から天国へ。
2020年03月06日 12:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/6 12:04
いよいよ森林限界、そして稜線にのった。ものすごい景色。地獄から天国へ。
これから歩く将棊頭山への稜線。風が強くシュカブラがそこらじゅうにできている。
2020年03月06日 12:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/6 12:04
これから歩く将棊頭山への稜線。風が強くシュカブラがそこらじゅうにできている。
御嶽山、登場。
2020年03月06日 12:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 12:05
御嶽山、登場。
これぞビクトリーロード。
2020年03月06日 12:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/6 12:07
これぞビクトリーロード。
木曽駒ケ岳や宝剣など。
2020年03月06日 12:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 12:23
木曽駒ケ岳や宝剣など。
いくつかあるニセピークを越えていく。
2020年03月06日 12:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 12:23
いくつかあるニセピークを越えていく。
これが本物の将棊頭山ピークかな?雪が溶けて凍結してテカテカ。
2020年03月06日 12:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 12:44
これが本物の将棊頭山ピークかな?雪が溶けて凍結してテカテカ。
将棊頭山ピーク。自分の地図とピークの位置が違うけどまあどうでもよい。
2020年03月06日 12:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/6 12:51
将棊頭山ピーク。自分の地図とピークの位置が違うけどまあどうでもよい。
360度の展望。南アルプス。
2020年03月06日 12:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 12:54
360度の展望。南アルプス。
八ヶ岳。
2020年03月06日 12:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 12:54
八ヶ岳。
北アルプス。
2020年03月06日 13:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:16
北アルプス。
口を開けている人面シュカブラ。
2020年03月06日 13:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:19
口を開けている人面シュカブラ。
もう少し先の岩陰のあるピークに移動して、寒風を避けながら撮影。
2020年03月06日 13:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:08
もう少し先の岩陰のあるピークに移動して、寒風を避けながら撮影。
宝剣岳、宝剣山荘、中岳などが見えているのかな。
2020年03月06日 13:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/6 13:08
宝剣岳、宝剣山荘、中岳などが見えているのかな。
今日は木曽駒ケ岳にも行けたら行こうと思っていた。でもあの酷く踏みぬく帰り道を考えると、下山時刻が遅くなってしまうし、ここでの景色で十分満足。
2020年03月06日 13:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:09
今日は木曽駒ケ岳にも行けたら行こうと思っていた。でもあの酷く踏みぬく帰り道を考えると、下山時刻が遅くなってしまうし、ここでの景色で十分満足。
御嶽山。
2020年03月06日 13:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 13:10
御嶽山。
乗鞍岳と北アルプス。
2020年03月06日 13:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:10
乗鞍岳と北アルプス。
どの角度から見ても大迫力。
2020年03月06日 13:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:10
どの角度から見ても大迫力。
南アルプスも見放題。何気に富士山も右ひざ辺りに見える。
2020年03月06日 13:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/6 13:13
南アルプスも見放題。何気に富士山も右ひざ辺りに見える。
1人ハイカーが向かっていったので撮影。人が入ると分かる山々のスケールの大きさ。
2020年03月06日 13:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/6 13:14
1人ハイカーが向かっていったので撮影。人が入ると分かる山々のスケールの大きさ。
西駒山荘を見下ろす。立ち寄りたいが行くには雪深そうだし今日はもうゆっくりしたい。
2020年03月06日 13:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/6 13:29
西駒山荘を見下ろす。立ち寄りたいが行くには雪深そうだし今日はもうゆっくりしたい。
この真っ白な将棊頭山を登り返し、
2020年03月06日 13:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/6 13:29
この真っ白な将棊頭山を登り返し、
いつものランチタイム。
2020年03月06日 14:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 14:01
いつものランチタイム。
日差しは暖かいけど寒い風が頻繁に吹き付け、-5℃から‐9℃ぐらいの間で絶えず変化していた。じっとしていると寒いのでそろそろ下山。
2020年03月06日 13:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 13:52
日差しは暖かいけど寒い風が頻繁に吹き付け、-5℃から‐9℃ぐらいの間で絶えず変化していた。じっとしていると寒いのでそろそろ下山。
ここ分水嶺だったんだ。後ろの山々のインパクトが強すぎて案内が目立たないよ。
2020年03月06日 14:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 14:13
ここ分水嶺だったんだ。後ろの山々のインパクトが強すぎて案内が目立たないよ。
さあ下山。樹林帯へ。踏みぬき地獄修行の始まり。
2020年03月06日 14:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 14:45
さあ下山。樹林帯へ。踏みぬき地獄修行の始まり。
踏みぬいて腰まではまることもしばしば。あの絶景を見るためにはこれぐらいの試練はつきもの。
2020年03月06日 14:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 14:57
踏みぬいて腰まではまることもしばしば。あの絶景を見るためにはこれぐらいの試練はつきもの。
修行エリアを終え、どんどん下りる。落雷や遭難など、この山では学校登山での事故があったらしい。新田次郎「聖職の碑」を読んでみようかな。
2020年03月06日 15:47撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 15:47
修行エリアを終え、どんどん下りる。落雷や遭難など、この山では学校登山での事故があったらしい。新田次郎「聖職の碑」を読んでみようかな。
車まで戻り、綺麗な山々の景色を見ながら帰路につく。いい景色がたくさん楽しめて、日々の仕事の疲れが癒されるいい山行になった。
2020年03月06日 18:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/6 18:00
車まで戻り、綺麗な山々の景色を見ながら帰路につく。いい景色がたくさん楽しめて、日々の仕事の疲れが癒されるいい山行になった。

感想

 新型コロナ対策で、職場でもいろいろな手が打たれ、平日にも休みをもらうことができた。平日は人も少ないだろうから、未踏の将棊頭山を桂小場ルートで登り、ピークからの見事な景色を楽しもうと計画。修行的要素もあったが、結果的にはじっくりのんびり山を楽しむことができて満足の山行となった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:530人

コメント

将棊頭山
JiroDaiさん、こんにちはww

コロナの影響で平日休み、人混み避けて雪山でかけられるとは
大正解でしたねww

標高あげてもなかなか雪締まってなかった様子で
踏み抜きとか大変でしたねww
残雪期は時間との戦いになるのでどんどん暖かくなって
帰りはさらに難儀された様子ですね
お疲れさまでしたww
2020/3/7 9:30
Re: 将棊頭山
neo-nさん
コメントありがとうございます。
予想していたよりも雪深かかったです。
激藪突破や雪山のバリをされるneo-nさんは、こういう状況は慣れているんだろうな、なんて考えながら登りました。
稜線上からの眺望は最高でした。冠雪の中央アルプスもいいですね。
2020/3/7 10:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら