納古山 〜お楽しみ要素盛り合わせの展望良好の山〜

2020年03月07日(土) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 6.4km
• 登り: 562m
• 下り: 545m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:54
• 合計: 4:47

8:55 中級コース登山口
9:11 9:12 水飲み場
9:54 10:47 納古山
13:32 13:32 初級コース登山口
13:42 ゴール地点

寄り道しすぎていますので、コースタイムは当てになりません…
寄り道しなければ登り下りとも1時間ほどと思います。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中級コース登山道入り口近くの路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・よく整備されていて安心してハイキングできます。
・中級コースでは2か所簡単な岩登り（岩稜歩き）区間有り。高度感はさほど無く、ホールド・ステップもしっかりあるので3点支持の練習に良い
・初級コースは岩登り箇所こそないが2か所ほど急登箇所がある。急登箇所の距離は短い。
・造林作業道や塩の道なる古道も交差するので道標を確認しながら歩かれたし。

≪危険動物情報≫
・クマ、ヘビ、マダニ、ヤマビル：いずれも遭遇せず。

その他周辺情報

≪トイレ≫
・中級コース登山口付近に簡易トイレ有
・水洗トイレは国道４１号線沿いの道の駅が最も近くて利用しやすい。登山口に来る前に済ませて来られたし。

≪商店・自販機≫
・登山口付近には無し。国道沿いにはコンビニが点在するので事前に調達のこと。

写真

3/7 8:56

中級コース登山口より出発

3/7 8:58

野イチゴの名残だろうか？

3/7 9:01

右の沢沿いにも踏み跡があるが、正規ルートは沢を渡って左へ。
道標を確認しながら進むこと。

3/7 9:03

倒木？　作業用の橋？
対岸にも踏み跡らしきものがあるが、これを渡るよりは下を歩いた方が良さそう…

3/7 9:14

杉林を見上げるとアート

3/7 9:22

明瞭な踏み跡をたどってさまよってみる。
気持ちいいアカマツの林の中を行くが、どこへ通じているのだろう。

3/7 9:29

天空岩直前の急登箇所。
周りは自然林の明るい森

3/7 9:37

5月ごろにはイワカガミが咲くようだが、葉っぱはイワウチワのもの？？

3/7 9:37

山頂方向を展望する。
山頂下の岩場を通過する。

3/7 10:11

恵那山・笠置山・二ツ森山・見行山など東濃の山々

3/7 10:11

中央アルプス

3/7 10:11

御嶽山

3/7 10:31

乗鞍岳
槍穂高は見えなかった

3/7 10:29

白山・別山・三ノ峰
その手前には大日ヶ岳

3/7 10:29

能郷白山

3/7 10:29

冠山方面？？

3/7 10:29

伊吹山

3/7 10:30

藤原岳等鈴鹿山地
昨日の冷たい雨は鈴鹿山地を再び雪山にしてしまった…

3/7 10:30

可児・美濃加茂市街

3/7 10:40

反射板に太陽が当たって輝く

3/7 10:47

納古山のマスコット・ノコリンも4代目
バックに白山

3/7 10:48

賑わう山頂
ファミリーも多い

3/7 10:48

納古山山頂の青空

3/7 10:53

ヒカゲツツジの芽
納古山はツツジの山

3/7 10:54

気持ちのいい尾根道

3/7 10:55

上麻生の街とバックに東濃の山々

3/7 11:04

初級コースにも急登箇所が2か所ほど
距離は短いのでさほど大変ではないかと。

3/7 13:14

ショウジョウバカマが1輪咲いていた

3/7 13:41

杉林の中の石垣
かつてはこの地にも人の営みがあったのだろう

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

Tomi-Ton

去年の秋からインドアがちになって2020年もはや3月。
暖冬だった今年は山野草開花の便りが続々ときかれるようになったので、今年の登山をようやく始動させました。

セツブンソウ・フクジュソウが見頃になった藤原岳へ！と思って準備して、ヤマレコを見ていると…。
昨日の冷たい雨は山では雪だったようで、藤原岳も雪をかぶってフクジュソウは雪の下に。
あそこは雪解けするとドロドロ・ツルツルになるし、しばらくさぼっていて脚力が落ちているのにいきなり藤原はきついかも…
藤原岳で見たかったあの花が意外にも近くの納古山で咲くことを知って急きょ行先を変更して出かけてきました。

自宅を出発して登山口までかかった時間は30分弱。
こんなに早く来れるとは嬉しい誤算。
春の花を探しながら、登り中級コース、下り初級コースで行ってきました。

中級コースは塩の直前まで沢沿いの傾斜が緩いコースをたどって、塩の道と分かれてからが本番。
自然林の中の急登や簡単な岩登りも2か所。
怠けていた自分には程よいトレーニングになりました。
初めて来るときは恐る恐る通過した岩場もでしたが、アルプスの岩稜歩きをしてくると程よい足慣らしに。
これからアルプスを目指す諸兄には練習に良いかと思います。

たどりついた山頂は360度のパノラマがある一級品の展望台。
特に白山方向が視界がクリアで、白山・別山・三ノ峰等がくっきり見えました。
一方で北アルプス・南アルプスは雲の中で少々残念。
東に目を向けると、恵那山・笠置山・二ツ森山・八百津最高峰の見行山等東濃の山々が広がっていて、あの山楽しかったな…と思い出にふけって眺めました。
山頂で出会ったベテラン登山者の方とお話しして、これまで登られて楽しかった山の話を伺って、情報交換することもできました。

帰りはいつも通り初級コースにて。
「初級」コースといっても、塩の道までは急登箇所が2か所ほど有り、楽々コースではありません。
でも急登箇所をどう歩くか、も山歩きの醍醐味ですから、良い体験ができると思います。
初級コース登山口付近は林道が切り開かれてずいぶん印象が変わってしまいました。

家から近いし、標高差も少なくお手軽ですが、展望抜群・岩登りや急登のトレーニングもできるお楽しみ要素盛りだくさんの楽しい山です。

春の花探しは、ショウジョウバカマを1輪見つけることができました。
一番会いたかったあの花には…。
春の花はこれから本格化しそうですが、納古山はツツジの山でもあるのでそのシーズンに来るのも楽しいと思います。