谷川岳（残雪・天神平ピストン）

2020年03月13日(金) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 6.6km
• 登り: 819m
• 下り: 810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:41

9:14 天神平
9:42 9:42 天神平・天神峠分岐点
10:07 10:16 熊穴沢避難小屋
10:49 10:49 天狗の留まり場
11:12 11:17 天神ザンゲ岩
11:28 11:28 谷川岳・肩の小屋
11:33 11:34 谷川岳
11:47 11:48 谷川岳
12:02 12:06 谷川岳
12:14 12:18 谷川岳・肩の小屋
12:25 12:25 天神ザンゲ岩
12:34 12:34 天狗の留まり場
12:48 12:50 熊穴沢避難小屋
13:08 13:08 天神平・天神峠分岐点
13:55 天神平

下山直前の天神平と天神尾根分岐点（スキー場に降りる所）で、名残惜しくて眺めながらだいぶ休憩してしまった。

天候

晴れ時々薄曇り、山頂部は風強め

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

関越道―水上IC―国道291号―道の駅水上水紀行館（車中泊）―谷川岳ロープウェイ駐車場

・最寄のコンビニは、ICと道の駅間にセブンイレブン、道の駅より奥にファミリーマートとヤマザキデイリーあり。
・3月13日現在、路面に積雪凍結箇所は見当たらなかった。ノーマルタイヤでも行けるだろうが、未だ零下になるのでスタッドレスの方が安心。
・ロープウェイは往復2100円だが、モンベル会員等の割引で2000円。

コース状況／危険箇所等

・登山ポストは、ロープウェイ山麓駅のチケット販売受付の手前にあり。下山届も必要。
・NTTドコモの電波状況は、終始良好。ただ山頂部と肩の小屋辺りは不安定だった。

・1800m付近の登山路上にクラックあり。
・残雪期の低山とは言え、強風等の悪天候には十分注意したい。

その他周辺情報

・温泉処なので、日帰り温泉はあちこちあるだろうかと。
・道の駅は宿泊適地。この季節のみなかみでも朝は0℃を下回ることは多々あるので、注意。

写真

3/13 7:09

道の駅近くのセブンイレブンから見た谷川岳。
ゾクゾクする！

3/13 8:39

ロープウェイ山麓駅から見た天神平方面。
ワクワクが止まらない。

3/13 9:04

ロープウェイ山頂駅から。
今日も登山者多い。

3/13 9:15

東方には、白毛門。

3/13 9:15

スキー場ゲレンデ脇を尾根へと詰めるこの登りが最もつらい？

3/13 9:32

登り切るとこの絶景！

3/13 9:32

越後三山方面。

3/13 9:41

足元には何か生き物の足跡。

3/13 9:41

眼前に聳える谷川岳。

3/13 9:49

南方面も関東平野が見渡せる。
ふと目を遣ると…

3/13 9:49

遥か遠くに富士山（中央左奥）！
※ちょっと画像調整しています。

3/13 9:49

更に拡大して、富士山！
皆、歓声を上げていた。
※ちょっと画像調整しています。

3/13 9:49

富士山から西に目を遣ると、昨夏登った南アルプス北部（中央左奥）と、八ヶ岳南部（中央奥）！
※ちょっと画像調整しています。

3/13 10:05

樹林帯の気持ち良い登山路を進む。

3/13 10:08

熊穴沢避難小屋。
一昨年は赤い棒しか出ていなかったので、ざっと2mは雪が少ない。

3/13 10:25

俎��方面。
岩肌と雪！

3/13 10:25

急登が続く。

3/13 10:29

中央のクラックのような雪庇のような所にツララがたくさん。

3/13 10:50

霧氷が綺麗。

3/13 10:51

純白と紺碧。

本当、異世界。

3/13 10:51

奥秩父、八ヶ岳、去年登った南アルプス北端等。
富士山も見えた。

3/13 10:51

巻機山、至仏山、燧ヶ岳等。
当然、日光白根山、平ヶ岳、武尊山、皇海山も見えた。

3/13 11:16

天狗のザンゲ岩。
この辺りでは既に風が強く、ほとんどの人がハードシェル着込む。

3/13 11:16

万太郎・平標山方面。
笹も顔を出し始めた。

3/13 11:16

南西方を写す。
右奥には雪を被った浅間山が見える。

3/13 11:17

小屋までの最後の急登。
ここが踏ん張りどころ。

3/13 11:23

この角度の直登は堪える。

3/13 11:23

もう少し！

3/13 11:29

この標識見えると安心する。

3/13 11:29

振り返って肩の小屋。

3/13 11:30

奥がトマの耳。
カリカリにクラストした山頂部の雪は、気持ち良くアイゼンが利く。

3/13 11:35

トマの耳。
奥は越後方面。風ちょっと強い。

3/13 11:35

さて、オキの耳へ。
この雪庇は美しい。

3/13 11:37

雪庇を迂回するようにして踏み跡がついている。

3/13 11:45

谷川岳オキの耳。
標識は新調された？埋まってるけど。

3/13 11:46

巻機山、越後方面。

3/13 11:46

至仏山（左）、日光白根（中央奥）、武尊山（中央手前）、赤城山（右）。

3/13 11:46

万太郎山、平標山方面。

3/13 11:46

一ノ倉岳への稜線。

3/13 11:49

オキの耳から見たトマの耳。
トマの耳の鋭さは美しい。

3/13 11:52

暖冬とはいえ、これだけ雪がまとわりつくんだもんな。

3/13 11:54

奥は万太郎方面。
岩も凍る。

3/13 11:54

苛烈な環境でエビの尻尾（霧氷）に捕らわれながらも、来たるべき季節まで耐える植物達。

3/13 11:56

この角度のトマが好き。

3/13 11:59

大きく成長した雪庇を踏み抜かぬよう再度トマへ。

3/13 12:04

トマ着。

3/13 12:04

オキを振り返る。

3/13 12:06

肩の小屋から伸びる万太郎への稜線。

3/13 12:11

この平標までの稜線は、いつ歩こうか。

左奥には浅間、中央奥は四阿山？、右端は不覚にも欠けてしまったが苗場山。

3/13 12:18

見上げると日暈（ひがさ）。
ハロとも言い、天気が下り坂になる際に出ると言うが、予報ではこれから明日南岸低気圧接近で雪だとか。

3/13 12:18

ハロの下縁と飛行機雲。

3/13 12:21

名残惜しく山頂部を振り返る。

3/13 12:40

こんなに急な坂を登ってきたのかと思う下り。
雪は腐っていて降りやすい。

3/13 12:40

陰影がついて存在感が際立つ俎板�堯�

3/13 12:52

避難小屋からは、時折小さい雪庇もある気持ちの良い道。

3/13 12:55

トラバースもあり。

3/13 12:59

行きの渋滞箇所の岩場。

3/13 13:46

振り返って谷川岳。
ゲレンデ上部まで帰ってきた。

3/13 13:46

山頂部。

人が歩いているのが見えた。

3/13 13:30

名残惜しくて、長時間コーヒータイムをとった。
また来ます！

3/13 13:18

スキー場の空に彩雲があったのでスマホで撮ったが、いまいちだった。

3/13 13:16

天神平スキー場を見下ろしながらゴールへ。

3/13 13:54

ロープウェイ駅到着。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX550 パナソニック

AQUOS sense lite SH-M05 SIMフリー シャープ

感想

jm80

3回目の谷川岳。
1回目は、4〜5年前の7月に西黒尾根→天神平。
2回目は、一昨年3月に天神平ピストン。

都内からアクセス良好、登り応えあるしロープウェイも使える、アルプス級の絶景、
豪雪地帯等々...枚挙に暇がない。
で、暖冬の今シーズンでもやはり一度は12本爪アイゼンを使いたいが、近場でアクセスも安心できて、雪山初級者でも比較的安全に絶景を...となると、2年連続武尊山というのも芸がないので、谷川岳。

このコースの核心部？はゲレンデ脇なのだが、今回は前回ほど萎えなかった。
合間の好天狙いの人が多く、途中の岩場やちょっとした急登では渋滞することもあった。
前回はほぼ全てWストックだったが、今回は熊穴沢避難小屋からの登りに備えピッケルに持ち換えてみた。
が、武尊山より角度が微妙に浅く、今回はWストックの方が良かった。

暑かったが天狗の留まり場前から風が強くなり、ハードシェルを羽織った。山頂部は特に風強めだった。
下山時は正午前後だったと思うが、雪は腐ってる箇所が一気に増え、降るには楽だが登るにはつらいだろう。早出が正解か。

前回（3月下旬だった）に比べて雪量が2mくらい少なかったが、やはり期待を裏切らない山だ。
現在富士山が登頂数4回で頭一つ抜いているが、おそらくこの山が百名山では生涯最も登ることになる山（山域）だろうなぁと思った。