三原山/大島(98/新関百):お鉢巡り・砂漠漫遊・テキサス放浪・海岸歩道、半袖隊長、山頂から港まで全部堪能
- GPS
- 05:51
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 672m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:45
累積標高(上り): 655m / 累積標高(下り): 1197m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:36.165=23.63+(655÷100)+(1197÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
⇒EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献レコ】
複数の皆さまのレコを参考にしましたm(__)m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
【復路】岡田港15301730竹芝桟橋浜松町駅新宿駅1818地元駅 (注)東海汽船「三原山フリーハイキングコース」を利用 ●「往路客船・復路ジェット船・路線バス1日乗車券・朝食バイキング・温泉入浴」がセットで6,500円(⇒往路で2等リクライニングシートの場合) ●ネット予約すれば更に1割引きとなるが、乗船3日前(=登山日の4日前)までの予約が必要で、天候悪化リスクあり ●1割引きを得るより、確実に好天を確保する方が重要なので、締め切り(=乗船日の前日22時)直前に電話申し込みした ●他には金券ショップで東海汽船の株主優待券を購し窓口提示すれば、正規運賃の3割引きとなる ⇒コロナ・ショックの影響を受け、(店にも拠るが)株主優待券価格は150円まで下落している |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 全線で傾斜が緩やかな道ばかりで、特に難易度が高い区間・危険箇所はない。 但し後述するテキサスコース以外は道標がないに等しい。 〇劃才景眛察珍瓦謄▲好侫.襯畔涸路 火口見学路…全てアスファルト舗装路 J火口一周道路(お鉢巡り)…ゴツゴツした溶岩が転がる道だが、緩やかな起伏で特段の危険箇所なし。但し(当日もそうだったが)強風・突風が吹き荒れることが多い。 ず叔コース…四輪車の轍が踏み跡代わりのほぼ平坦な道。櫛形山への取付き地点に注意(白い簡易舗装が目印) ゥ謄サスコース…大島公園まで直線的になだらかに下る。溶岩地形から次第に樹木が増え最後は森の中を抜ける変化がある。 Τご瀝景眛察賃臈膂貅道路に並行して北東部の海岸線を歩く。地形に沿ってクネクネしながら凹凸ある変化に富んだ道が続く一般登山道で、よく整備されている。 大島一周道路…都道208号線。交通量はさほど多くない。またトンネル・橋脚には歩道が設置されており安心。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:全コースで…但しお鉢周りでは強風が吹き荒れ肌寒かった ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:母子3人組のお母様から ★入山者:純然たるハイカーは10人ほど、他に観光客がパラパラ |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:バス利用 ★トイレ:三原山頂口BS、三原山山頂、大島公園、ヨウゴシ岬展望台(大島一周道路沿線) ★携帯:大半で圏内だが時々、圏外あり ★食料調達処:せず…大島に上陸する前に調達すべし ★酒類調達処:一峰(岡田港船客待合所の前の土産物店) ★お土産処:一峰(同上)、にぎわいショップ(待合所の2階) ★飲食店:大島温泉ホテル(朝食)…三原山フリーハイキングコースに組込み ★温泉:大島温泉ホテル(朝風呂)…同上 ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
神津島・天上山に登った2016年1月以来、4年ぶりに伊豆七島の大島・三原山を歩きました。
天上山ハイキングはとても楽しく、他の島の山にも…と思ったものの、そのままになっていました。
近年注力している栃百や梨百は、次第に電車バス日帰りが難しい先ばかり残ってしまい、暫し休憩中です。
代わりに、残り少なくなっている関東百山や新・関東百名山を完登することも目標に加え、昨年秋からポツポツと埋めてきました。
三原山は新・関東百名山の一つで、ガイド本を見ながらコース作りしていたら、思わぬ新型コロナウィルスの感染拡大のため、密閉空間となる客船に一晩揺られていいものか…と心配になり、棚上げしました。
そうこうしながら皆さんの記録を拝見すると、「三原山フリーハイキングコース」なるお得プランがあることを知り。これは行かねばならぬ!
船会社に電話して混雑状況を確認すると、平日であれば空いているようです。
中でも最も空いているのが「2等リクライニングシート」で、2割にも満たないと。
これなら大丈夫だろう…と、天気予報が好い日を選んで、直前予約して行って来ました。
当夜の着席率はなんと5%程度でガラガラでした。
翌朝のホテルで露店風呂から三原山を眺め、朝食を食べながら三原山を眺め、
「お鉢巡り⇒砂漠コース(=外輪山の山麓歩き)⇒テキサスコース⇒椿園⇒海岸遊歩道」
と歩いて、ほぼ伊豆大島を満喫したコースになりました。
一方で下山後のバス乗車権利(登山口・ホテル⇒岡田港)を放棄しているので、もったいないかもしれません。
…が、歩く機会をみずみす見逃す方がもっともったいない!!!
「三原山フリーハイキングコース」には、更に昼食と昼風呂もセットになった超・お得コース(1000円高いだけ)もあります⇒東海汽船の回し者です(^^)v
但し、お昼で行動時間が途切れてしまい、自由が効かず、今回のように大島公園に下る・岡田港まで歩くことができません。
各自の山行スタイルで決めることですけどね。
さて椿園に勤める80過ぎの翁、船着き場前の土産物屋の親娘店員とお話しする機会がありました。
全島避難を余儀なくされた1986年三原山噴火から34年。
当時の人口は10,500人だったが、今は7,500人なんだそうです。
当時はテレビ映像を見て大変だ~~~と思いつつもピンとは来ませんでしたが、やはり現地に来ると違いますね。
次に来る時は、今回歩けなかった「月と砂漠ライン(大砂漠コース)」と「温泉ホテルコース」だ…と思いつつもいつになるか?
おっと…その前に、八丈島に行かなくっちゃ。
今回登った主な山
★三原山(みはらやま)758m:初…新・関東百名山(2019年版)97座目
★櫛形山(くしがたやま)672m:初…無冠
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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こんばんは😄
さるびあ丸、懐かしいです(^。^)
大島の噴火から34年も経つんですね。
あのテレビ画面に映る噴火の模様、マグマの吹き出し、昨日の様に思い出します。
地震雷火事親父と昔から言われていますが私は「火山の噴火」がダントツでトップ。
先代のさるびあ丸で大島へ行ってから45年くらい経ちますが、船も変わり当然島も山も変わりましたね( ̄▽ ̄)
あと、ずっと岡田(おかだ)港と思ってましたが「おかた」なんですね(^。^)
私の知人に深田「ふかた」さんと本田「ほんた」さんが居ます( ̄▽ ̄)
あの某有名な車メーカーの創始者もホンダではなく「ほんた」と聞いた事があります
拙者は1986三原山噴火の折りは神戸勤務時代。
地理的にちょっと離れていたので、その分、記憶が曖昧なのですが、「全島避難」との言葉はすぐに思い出します。
それでも一ヶ月後には戻ることができたそうですね(⇒大島公園職員談)。
…となると双葉町を始めとして、原発事故から9年経った今でも…と言うのはいかにも長い!!!
「田」を「た」と読むか?「田」と読むか?
正解がないだけに難しいですね。
拙者の知人の「隅田」さんにも「すみた」さんと「すみだ」さんがいらっしゃいます。
そうそう…日本では「トヨタ」ですが、米国では「トヨ〜ダ」の例も。
本題に戻りますが、事前に船会社に電話して予約率を聞いてみたら、
●特二等(3段ベッド)の個室…5割ぐらい
●普通の二等(ごろ寝)…2割ぐらい
●椅子の二等…それ以下
でした。
ホントにスカスカで…大島で下船したのは50人もいなかったと思います。
隊長
こんにちわ。
大島まで夜行船で行って日帰り、すごいパワー!
船は空いていて、よかったですね。夜行バスより、はるかに寝やすそうな感じです。
大島は砂漠みたいなところですね。ちょっと見られない光景。
コロナに関係なく、船は海の上なので苦手ですが、見てみたいな。
伊豆大島は個人的には「南の島」のイメージなのですが、地図を縮小したら分かる通り、河津とほぼ同じ緯度です。
往路で夜行客船を利用する方が安いので、そうしましたが、往復ともジェット船を使えば日帰り山行も可能。
石廊崎の方がず〜っと南で、伊豆大島は思っているよりず〜っと近い
1986年噴火の前は、もっと砂漠のようで、映画のロケでも多く使われたとのこと。
しかし伊豆諸島が国定公園から富士山等の国立公園に編入されて…結果として色んな許認可手続きが複雑になって自由度が減り、さらに噴火が追い打ちとなって、今ではさっぱり…だそうです⇒椿園職員談。
今はかなりの部分が溶岩に覆われてしまっていますが、昔ながらの砂漠と言う名前は残っている…と言うのが実情のようです。
隊長
伊豆大島・三原山行かれましたか〜。
三原山に行くならやはり今時分、ツバキの頃ですかね〜。
なのにフェリーガラ空きとは 。コロナ禍の影響も大きいのでしょうが、言葉は悪いが、ちょっとラッキーでしたね 。
山中火山の荒涼とした風景は想定内ですが、下山後の無料バスをパスして辿った海岸遊歩道も結構いいですね 。
小生、島の最高峰巡りを一応テーマの一つにしていて、伊豆大島三原山は、横浜からは最も行きやすいピークなんですが・・・・。
伊豆大島は、細君の観光も兼ねて島の中の足も兼ねてスクータで行こうかなんて計画していましたが、なかなか行けませんね〜。
というか、最近は不調気味で、めっきり山引退モード?
事前に船会社に混雑状況を聞くために電話したら
「(3連休となる)週末はそこそこだけど、平日は空いています」
とのことでした。
島内観光の目玉の一つであるツバキ園は都から閉園指示はなかったものの、資料館は密室空間となるからか…閉鎖指示が出たそうです。
また、従来から外国人旅行客はそんなに多くないらしく
「伊豆大島には買うものがないから、爆買い志向の中国人は来ないよ〜」
とのことでした。
確かにアジア系も、欧米系も、誰も見かけなかったなぁ。
その代わり?学生さんのグループ旅行(⇒卒業旅行かな?)をチラホラ見掛けました。
海岸遊歩道は、全くノーマークでしたが、運よく?看板が目に留まりました。
拙者が歩いたのは北端の三分の一ぐらいで、まだ南側に歩道は伸びています。
きちんと整備されており、木段で上に行ったり下に行ったり…そこそこアップダウンがあります。
入り組んだ入江の眺めも好いですが、でも絶壁トラバースはないので、安心して歩けますよ
横浜からだと、久里浜を基点にすれば、高速(ジェット)船を利用して1時間で岡田港です。
時には安売りキャンペーンもあるようですし、同日のレコで久里浜往復日帰りレコもアップされています。
体調回復の折りには是非
隊長
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