ワタシ、ビビらないので 日光白根山 雪煙舞う西面3ルンゼ
- GPS
- 04:08
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 621m
- 下り
- 615m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:06
天候 | 快晴+風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届はRWのチケットを買うときに提出。下山の報告も必要。 ココヘリを持参していない場合は+1100円(入山に必須)。 【ルンゼ内(バリエーションルート)の登攀】 RF、急登、ラッセル、アイス、落石、落氷、凍土、雪崩などの言葉がついて回るところです。常に上部・足元などを意識する必要があるかと思います。 ※天候によりコースの状況は変わります。装備やルートの選択は適宜自己判断してください。それぞれ経験、技術が違うので他人を頼りにしてはいけません。 |
写真
感想
何年か前から日光白根山の西面3ルンゼに登ってみようと思っていた。3月15日に登ってみようと思っていたが、前日に降雪もあったため雪崩のリスクを考慮して中止にし、白毛門に行った。そして今日19日(木)は月曜日に降雪はあったものの、二日間晴れが続いたので少し溶け雪は締まったのではないかと予想し、行くことに決めた。
スタートの時間が決められているので、ゆっくり眠ることができ、体調も良好。
RWに乗り、頂上駅から歩き始める。トレースはしっかり付いておりとても歩きやすい状況だった。取付きまで来て、装備を整えた。見上げてもその先はトレースはなくここからラッセル・RFとなった。
ルンゼ内は落石の跡があったり、岩の上から氷の欠片も降ってきたりしていたので、気を緩めることができない状況だった。風は吹いたり止んだりしており、トレースが残るのも時間の問題だった。RFしながら歩みを進めるが、深いところは膝上までのラッセルを強いられた。上部に行くにつれ、斜面は急になり性格が複雑に変化していき、アイスと雪そして石を含んだ凍土が露出していた。途中ザックを背負ったまま雨蓋から何かを出したタイミングで、日焼け止めを落としてしまい(塗っていたわけではない)滑落遭難させるとこだったが、幸い数メートルのところで止まったので少し下降し救助した。そのまま登りつめて行き頂上へ出た。比較的風が強く体が冷やされたが、今日の登りルートだとレイヤリングを変えるのも気を遣う。また行動食を摂るのも気を遣う。西面とはいうものの、午前中から日が当たるので、午前中いっぱいぐらいが賞味期限ではないかと思った。それ以降になると、雪は腐りさまざまなリスクが高くなるのではないだろうか。
頂上から少し下ったところでピッケルをしまいクランポンを外した。その後は滑るように…シリセードも何回かした。見ていた人は滑落してるのかシリセードしてるのか見極めることができただろうか?
山に行きたいと言うものの、早く登って早く降ろうって言う矛盾登山あるあるってありますか?
今日もまた、さっさと降ろうという具合で、降ってきました。とても良い天気に恵まれて満足した山行ができました。
雪山は時間によってかなり状況が変わってくる。そんな状況の変化を予測して対応していくのも、雪山の楽しみの一つではないかとワタシは思います。
今日はもともと約束してたんですが、友人が仕事になってしまったため一緒にいけなくなってしまったので、1人で来てみました。すいません。友人とはまた今度行けたらいいなと思っております。
※地図上のログは稜線に乗っていますが、正確にはルンゼ内の登攀です。
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