白山(剣ヶ峰山頂滑降・東面台地から)
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- GPS
- 10:28
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
数台分の駐車スペースあり。 ゲートから自転車、白水湖の手前まで利用できたが降雪が続いていたため数時間遅れていたら間名古橋くらいまでしか使えなかった可能性あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆平瀬ゲート〜小白水橋 ・チャリったが、小白水橋手前で雪が深すぎて漕げずにデポ。 ・基本的に除雪済みだったので今回降った雪が融ければ問題なくチャリで行ける。 ◆小白水橋〜コブラツリー ・取付きはモンキーでよじ登る感じで。 ・台地下部は地形が複雑なのでGPS等を見ながらルートファインディングする。 ・1500m〜コブラツリーまでは藪も気にならない。 ◆コブラツリー〜翠ヶ池 ・今回は東面台地〜小白水谷を詰めたがなかなか歩きやすくてGood。 ・お花松原や翠ヶ池、紺屋ヶ池なんかを巡って御前峰を周回するルートが良さそう。 ・翠ヶ池はそろそろ融けてきているので上には乗らない方がいいかも。 ◆翠ヶ池〜剣ヶ峰 ・剣ヶ峰の東面を巻くようにうまく雪をつないでいく。 ・カチカチの可能性が高いのでクトーやアイゼンは必須。(今回は気温がそれほど低くなく凍っていなかったため問題なし) ◆剣ヶ峰〜小白水橋 ・転法輪谷でも東面台地でも好きに滑走できる。 ・剣ヶ峰からの滑降は条件が整わないと危険。(滑落、雪崩リスクあり) |
写真
感想
今週も悪天予報、最近日曜日はなかなか晴れてくれない。
ボケーっとしていても仕方ないのでYSHR先生、兄ちゃんと体力づくりで白山へ行くことになった。
今日は久しぶりに東面台地へと向かう。
そういえば去年は一度も東面台地へ行っていない、正確には白峰からアプローチして御前峰経由でコブラツリーまで往復したが、下部は久しく滑っていなかった。
前日夕方に平瀬ゲートに到着して車中泊。
レンタカーが一台停まっていたが白山へ行っているのだろうか。
朝1時過ぎに起床すると雨の音がしない…外を見るとみぞれが降っていた。
雨だと寒いし雪だとチャリが辛いのでみぞれくらいが丁度よかったのかも。
兄ちゃんとセンセーも続々と到着して揃ってスタート。
本当ならフライングしたかったが間に合わなかった。
さすがに二人にチャリで付いていくのは辛くて途中で引き離された。が、なぜか追いついた。
どうやらYSHRセンセーのチャリがパンクしたらしい。
当然こういうことは想定されているので全員パンク修理セットは持ってきている。
問題なく修理が終わったことを見届けてセンセーが空気を入れている間にここでフライングスタート(笑)
間名古橋を渡ったあたりから徐々に積雪が出始める。
最後のS字で漕げなくなってチャリデポ。
センセーと兄ちゃんはもっと下でデポしてショートカットしてきていた。
確かにそっちの方が賢かったかも。
東面台地の取付きで集合して壁をよじ登る。
ここは意外とウィペットが便利。
落ち着いたところで板を履いてハイキング開始。
東面台地の森は最高に雰囲気が良いのだが如何せん真っ暗なので何も見えない。
しかも地形が複雑なのでルート取りも若干面倒だ。
今シーズンは特に積雪が少ないのでいつもなら気にならない藪が行く手を遮る。
YSHRセンセーいわく先々週より雪が減ってしまったようだ。
それでも降りたての雪をチビラッセルしながら歩いていくのは気持ちが良い。
そしていよいよコブラツリーとのご対面。
今シーズンも会えてうれしい。
しばらく小休止してからリスタート。
いつもは転法輪谷を詰めるパターンが多いが、今回はYSHRセンセーの提案で小白水谷を詰めることになった。
自分もここは初めてなのでワクワクしていた。
台地から右手に進路を取って一旦谷へ少し高度を下げる。
後はガンガン谷を詰めるだけ。
この谷を詰めていけばいずれ中宮道と合流する。
そう、あのお花松原とかヒルバオ雪渓につながっているのだ。
相変わらず雪は降り続いていて視界も悪い。
お花松原辺りまで来たところで雪が止んでガスが抜けてきた。
やっぱり視界があるだけで歩きやすくなるしテンションも上がる。
兄ちゃん先頭で翠ヶ池に登り上げる。
翠ヶ池の上に立てるのも今のシーズンしかない。
4月に入れば気温も上がって池も融けだしてくる。
さて、今日はここから剣ヶ峰に登り上げよう。
剣ヶ峰は登山禁止になっているので登るとしたら冬季しかない。
ここからも兄ちゃんが先頭でうまく雪をつないでピークまで板で登り切った。
晴れてはいないが視界は良い。
この角度から見る御前峰や油ヶ池、中宮道なんかも新鮮だ。
しばらく景色を堪能したら山頂から滑ろう。
今日は気温もそれほど低くなくて降雪もあったので滑落のリスクも低い。
お互い写真を撮りながら春のパウダーを楽しんだ。
台地に降りて振り返るとなんと青空が広がっていた。
晴れた!神はお見捨てにならなかったってやつですね。
山は登ってみないとわからない。
ちょうどその時、御前峰と剣ヶ峰間のルンゼ(剣ヶ峰南東ルンゼ)を2人のスキーヤーが登っていた。
この天気で登って来るなんてモチ高い。
高度を下げていくにつれて雪も重くなっていったがまだ滑りやすい雪で良かった。
もう少し遅かったら激重パウダーになっていただろう。
後は適当に森を滑って取付きまで帰還。
そこからチャリまで戻って後は自動運転…といきたいところだったが降雪のせいでチャリが埋まっていた。
チャリとはいえノーマルタイヤで雪道を運転するようなものでハンドルが取られて何回かコケそうになった。
いつもより慎重にチャリって無事下山。
めずらしく3人で飯食って(センセーに御馳走してもらって)から帰宅した。
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