黒瀧山五老峰
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- GPS
- 02:37
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 430m
- 下り
- 499m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
黒瀧山登山口 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=16739 北緯36度11分06秒, 東経138度42分06秒 ・ 登山口までの道路状況 舗装されてるが離合困難な処やガードレールがない区間もあり。 ・ トイレ 黒滝山登山口、黒瀧山不動寺 ※ 昨年、車両を入れ替えたんです。 その際に、カーナビは新規に購入した車に最初から付いていたケンウッドのナビを乗せているんですが、座標検索機能がないんですよね。 これは、登山者には痛いんじゃないかなぁーッ。 ※ 現地に向かう途中、自粛で道がすいているのでスピードの出しすぎが多い。 そして、県外ナンバーもやっぱりいる。 冠雪の浅間山が見えるとハッとする(開山の1週間前くらいが登っても綺麗)。 カシュナッツみたいな鹿岳が見える頃には、もうコンビニなどないエリア。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 山と高原地図 記載エリア : 西上州(妙義山・荒船山) 標準コースタイム : 約2時間10分+バリエーション区間 標高 : 黒瀧山(870.0m) 標高差 : 黒滝山登山口より(228.0m) 五老峰(観音岩までの馬の背)へは、ロープや鎖が設置されていますが、ナイフリッジなどあり。 黒瀧山の最高地点は、山と高原地図に記載のないバリエーションルートとなります。 危険箇所はありませんが、標識などによる案内はないので読図のできない人向けではありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
カメラ
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感想
(1)
県を跨いでの移動を控える要請が県知事からも出ている(以下、転載)ことなので、県内で近場の西上州へ。
(緊急事態措置の内容)
県民の皆様に対して、特措法第45条第1項に基づき、「医療機関への通院、食料の買い出し、職場への出勤など、生活の維持に必要な場合を除き、原則として外出しないこと」を要請します。
また、他の都道府県への往来についても、原則として自粛を要請します。
Q&A形式にて具体的な対応についての記載もあるので、それより抜粋すると ・・・ 、
Q(質問) 理髪店や美容院に行ってもよいですか。
A(回答) 理髪店や美容院に行くことを制限するものではありませんが、不要不急の利用は控えていただくようお願いします。
と言う感じなので、基本的に制限はしないけど控えてくださいと言うスタンスなのかな?と思っています。
男性の自分から見ると、理髪店なんかは他の人との接触を避けられないから禁止にしても全く問題ないんじゃないか?と思いますが、そこは個人の優先順位にて判断してくださいと言う感じですかね?
元々、緊急事態宣言が7都府県から全国に拡大された背景には、特定警戒都道府県からのコロナ疎開による感染拡大を防ぐためと言う事情があったので、メディアで報じられるような特定警戒都道府県での外出自粛とは少し認識が違うのかな?と思っています。
(2)
それにしても、西上州はルートが開拓されすぎて、もうバリエーションルートを探すのも困難。
なので、西上州の達人打田0譴気鵑涼書「藪岩魂」からハイグレードハイキングのルートをチョイス。
駐車場に3台以上の車がいるか県外ナンバーの車がいたら撤退しようと思って向かいました。
早く現地を目指せば誰もいないでしょうが、それでは肝心の三密を避ける観点から意味がない。
なので、敢えてゆっくり自宅を出発しました。
そして、現地に到着すると ・・・ いました、県外ナンバーが。
なので、諦めて別の山へ。
次に目指すは黒瀧山です。
黒瀧山は、不動寺から六車分岐までの約30分は一般登山道ですが、そこから最高点までのルートは山と高原地図に記載のないバリエーションルートです。
また、六車分岐から北のトヤ山へと向かうルートは破線です。
(3)
余談ですが、本来はこの日は久しぶりに打田0譴気鵑箸完貊錣任る予定だったんですが、それもコロナの影響で ・・・ 。
最近はお年賀のやり取りのみで一緒に山に登る機会もないので、次回に期待したい。
更に余談ですが、アルピニストの野口健氏が、ツイッター上で山岳関係団体が登山の自粛を呼びかけた記事をネットなどで見た人も多いかと思います(以下、転載)。。
「確かにこんな時こそ山で癒されたくなる。しかし、山に登るためには移動をしなければならない。
山が混み合えば他の登山者に感染させるかもしれない。
仮に遭難者が感染していたらレスキュー隊に移してしまうかもしれない(原文ママ)」と想定し、「自然を相手にしている山屋には『待つ力』があるはず!」と、自粛すべきとことを訴えた。
自粛することに越したことはないことは理解しています。
ただ自分は、生後すぐ(ちなみに病院では産まれていないし、正確な生年月日も分かりません)に百日堰で死にかかてから病院に運び込まれ、その後も何度も肺の病気に悩まされ、致死量の3倍の内出血で大きな手術をしたこともあります。
直近だと半年くらい前にも肺に問題があり入院し、2〜3ヶ月くらい前のレントゲンでは充分に膨らんでいなくて異音もしていました。
なので、ある程度負荷をかける運動はしたい。
ジムも閉鎖中だし、心肺トレーニングの意味でもやってるカラオケも今は営業していない。
日々、2〜3時くらいに起きて、新聞配達のバイクより早い時間にウォーキングかランニングもしています。
一般登山道を歩くにしても、ナイトハイクなんかいいかと思ってはいます。
役場まで徒歩数分の場所に住み、居住している物件がちょっとかわった構造で洗濯なども共有スペースを利用することになっているので家にいるよりは山の中(一般登山道でなくバリエーションルート)の方が安全。
元々幼少の頃から無番地の山の中に住んでいて、道路を使わずに目的地まで行くと言う遊びを1人でやっていたり、猟師について山に入ったり(両親とも障碍者で働けない身体だったので、山や川から食料を得たりしていました)していたので登山を始める前からバリエーションをやっていたんです。
猟師と行動していたので、罠を仕掛けるポイントなんかも分かりますし。
そんな訳で、今回の山行となるんですが ・・・ 、
〇〇が行っているんだから、自分だって行っていい(年を取ると上から目線になって、こういう考えの人もいますが)ではなく ・・・ 。
今、コロナに関して色んな情報や多くの意見が飛び交っているので、我々は情報を精査する能力が求められているのかな?とも思います。
(4)
黒瀧山不動寺の駐車場に到着すると、まさかの貸し切り。
すでに8時くらいなのに無人と云うことで、五老峰にも登ることに。
先ずは、コロナが終息して、誰もが元通りの普通の生活に戻れますようにお参りしてから、馬の背へ。
毎回、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根の日帰りにチャレンジしたいと云う人を連れてくるのもココです。
ナイフリッジや梯子も多く、練習に最適だと思いますし、実際に甲斐駒ケ岳の黒戸尾根をやった人からは「五老峰の方が怖かった」と聞くことも多いです。
馬の背を過ぎた辺りで、不動寺方面から熊鈴の音が ・・・ 。
正直、しまったなぁーッと思いました。
コチラがソーシャルディスタンスを取ろうと思っても、ここまで来て後続者が来たら回避できない。
しかし、この人(仮にAさんとします)も同じことを考えたのでしょう。
コチラには来ず、一旦トヤ山方面へと向かったようでした(後で、六車分岐手前で遭遇)。
(5)
しばらくするとまた熊鈴の音が ・・・ 。
自分が観音岩から戻る途中、ルートから外れた処に登ると楽しい岩があるんですが、ソチラに向かった模様。
話声が聞こえるので、ご夫婦(仮にBさんとします)でハイキングかな?と。
観音岩にはまだ登っていないから、なんとか接触を回避できたと思い、バリエーション区間方面を目指しました ・・・ が、
何故か、Bさんがコッチに向かって来る、それも猛烈な勢いで熊鈴の音が大きくなる。
えっ、観音岩は行かないの?
あんなに飛ばしてきて、ナイフリッジで遭遇しても危険だし、その手前でコチラが急いでロープなでに脚を引っ掛けて転倒などしても危険。
どうやら間違ったと気付いたらしく、途中で観音岩へと向かったようでした。
取り敢えず、先を急ごう。
六車分岐の道標は、相変わらず藪の中。
ここまで一般登山道ですが、この道標を見たことのない人も多いと思う。
順調に黒瀧山の最高峰に到着。
以前、先輩がお手製道標や看板を見つけると即座に撤去すると云っていて、驚いたことがありますが、最近ではやっぱりそういうの必要ないのかな?と思います。
本来ない筈の処に標識や看板があると、ネットなどでそれを見た地図も読めない人が来るから必要ないのかな?と。
(6)
まだまだ時間の余裕はあるからトヤ山を目指すか?と考えながら下山していると ・・・ 、
バリエーション区間で、Bさんに遭遇。
先ほどは会話が聞こえたのでご夫婦かな?と思ったんですが、違いました。
1人で誰もいないのに喋りながら登ってくるんです。
それも、山の斜面からコチラに向かい四足歩行で1人で喋りながら向かって来る。
(/_;) 恐怖以外の何者でもない。
トヤ山方面も行きたかったが、今回は見送って下山しました。
(7)
結果として、前回は遡行中に誰とも会いませんでしたが、今回は山行中に2名と遭遇(駐車場では流石にお寺にお参りに来ている他の人に会いました)。
そして何故か2人ともソーシャルディスタンスを詰めてきて、同じことを聞いてきました。
「黒瀧山はどっちですか?」
(>д<)ノ 知らんのなら来るな!
コメント
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