黒姫山・戸隠山

2007年10月20日(土) ~ 2007年10月21日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,580m
• 下り: 1,540m

コースタイム

20日黒姫山･種池6:30→古池7:00→新道分岐点8:30→しらたま平8:30→黒姫山山頂11:15→峰ノ大池12:20→西登山口分岐13:50→大ダルミ14:05→種池15:00〜戸隠ｷｬﾝﾌﾟ場泊
21日戸隠山・戸隠ｷｬﾝﾌﾟ場6:30〜奥社入口6:40→戸隠奥社7:30→八方睨10:20→戸隠山山頂10:45→九頭龍山12:00→一不動避難小屋13:00→15:00戸隠ｷｬﾝﾌﾟ場着

天候

20日･黒姫山＝曇り一時雨　　　　21日･戸隠山＝快晴

コース状況／危険箇所等

20日/黒姫山・黒姫山頂までは比較的なだらかな登りで歩き易い登山道でした｡古池を囲む紅葉の樹木は湖面に映り後方に見える黒姫山の全容は形が綺麗でした｡登りつめた山頂は生憎ガスがかかり眺望は望めませんでした｡大下りした庭園風の火口原の峰ノ大池は人の気配も無く神秘的でした｡下山道の西登山道は倒木や大岩も点在して木々の樹齢が長そうな大木も数多くあり深い森の趣でした｡西登山道から下山した方がより黒姫山の神秘的な魅力に遭遇出来ると感じます｡ｲﾒｰｼﾞよりは手強い山でした｡
21日/戸隠山･修験道の山といえます｡戸隠奥社までの道程で神社をお守りする清掃の方々と気持ちの良い挨拶が交わされました｡岩が大きくくり抜かれた百間長屋は一見の価値があります｡天狗ノ露地からいよいよ岩場が始まり登山者が鎖場で列をなします。一番の難所である蟻の戸渡りは圧巻でした！とにかく怖い｡登り口に亡くなった方への慰霊碑が掲げられているのが更に心配をあおります｡慎重に慎重に股ずりしそうな程の登りで進みます｡着いた八方睨で思わず万歳の雄たけびをあげ昨日は見る事が出来なかった高妻山や冠雪するアルプス連山を遠望して360度の眺望に大満足しました｡戸隠山山頂は狭い場所でした｡高妻山分岐となる一不動避難小屋までの道程は岩場やｱｯﾌﾟ・ﾀﾞｳﾝを繰り返し北側斜面はすでに雪や霜柱があり足元にかなりの注意が必要でした｡ｷｬﾝﾌﾟ場まで下りは蟹の横ばいもあり沢を右へ左へと移動しながら今年最後の紅葉を堪能しながら下って着ました｡
今回の２座は日本二百名山に数えられる名山でしたが本当に登って良かったと思える名山でした｡今年最後の黄･赤に染まる紅葉を見る事が出て思い出深い山行となりました｡戸隠ｷｬﾝﾌﾟ場も綺麗なテント場でした｡

写真

10/20 3:35

古池から望む黒姫山全容

10/19 20:31

新道分岐点から黒姫山山頂を目指す｡

10/19 23:29

黒姫山山頂｡

10/20 0:17

庭園風の火口原･峰ノ大池

10/20 3:29

古池に移る紅葉

10/20 18:15

戸隠キャンプ場から望む朝焼けの戸隠山

10/20 20:51

石仏に手を合わせる百間長屋

10/20 21:22

天狗の露地を縦に横へと登る。

10/20 21:54

最大の難所・蟻の戸渡り

10/20 22:16

蟻の戸渡り全容・登山者が小さく見えます。

10/20 22:29

360度の眺望・八方睨みでﾎｯﾄ一息入れる｡

10/20 21:33

紅葉真っ盛りです｡

10/20 22:46

戸隠山山頂｡

10/20 23:23

自然の造詣物｡

撮影機器：

PENTAX Optio S5z PENTAX Corporation