岩手山 焼走りルートをピストン 東北百名山4座連続

2012年10月06日(土) [日帰り]

• GPS: 10:20
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,475m
• 下り: 1,475m

コースタイム

10月5日(金)
「焼走り国際交流村」キャビン泊
10月6日(土)
焼走り登山口5:00 … 7:00第2噴出口跡 … 8:20ツルハシの分れ …
9:30平笠不動避難小屋9:40 … 10:35岩手山2038m山頂10:45 …
1:15避難小屋11:50 … 12:45ツルハシの分れ … 13:25第2噴出口跡13:40 …
15:20登山口

天候

曇り
風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

焼走り登山口前の駐車場は広く、トイレ有り。

コース状況／危険箇所等

・岩手山2038mは「南部片富士」と呼ばれる活火山。
　東側はなだらかな稜線、西側は荒々しい岩稜。
　我々が歩いた「焼走りルート」は東側の距離は長いがなだらかな片富士のほう。
・登山道は危険個所無い。
　噴火の年代により植生の変化を観られる素晴らしいルート。
　特別天然記念物の溶岩流(長さ4km、幅1km)を見ながら歩けるのも面白い。
・下山時、平笠不動避難小屋で登山道整備・避難小屋清掃の方々と会った。
　安全な登山道、きれいな避難小屋。ありがとうございます。
・登山ポストの有る登山口前に広い駐車場・トイレが有る。
　直ぐ近くに「焼走り国際交流村」のテントサイトが有るので、
　駐車場にテントを張ったりするのは御法度であろう。
・西根ICから「道の駅にしね」の方に向かうと「サンクス」が有る。
　このコンビニの横の市道水沢線(冬季閉鎖)を行くと、登山口に近道。
・2連泊の「焼走り国際交流村」
　前日の早池峰で雨に降られたため、「焼走り国際交流村」でのテント泊をあきらめ
　キャビンに変更。
　炊事道具食器付きキッチン・布団付き2段ベッド・テーブル・バス・トイレは勿論
　冷蔵庫・暖房器具・電気湯沸かしポットも有り、至れり尽くせり。
　8人用を4人で使い(4人用は満室だった)一泊素泊まり3,500円/一人の勘定。
　洗濯機は別棟のサニタリールームに有る。
　焼走りの湯は500円/一人。我々は宿泊しているので割引の400円/一人。
・買い出しは「道の駅にしね」が近い。
　安い、品数豊富だけあって大勢のお客さん。

写真

焼走り登山口
鈍足を自覚しているので、今日も早立ち。

第2噴出口跡

右側のコンモリが第1噴出口跡

ツルハシの分れ

この焼走りルート一番の紅葉

平笠不動避難小屋
下山時、ここで昼食

岩手山の活火山らしい稜線
実際には焼走りルートは植生豊かで、第1噴出口過ぎるとコマクサの群生地も有る。

噴火口の取りつき
後ろの道標が最高峰の薬師岳

岩手山の大きくて複雑な噴火口

岩手山最高峰の薬師岳2038m
一等三角点本点

マユミの果実
4つに割れている。
名前の由来は、この木で弓を作ったことに由来する。

焼走り溶岩流
登山道脇に、こんな風景が広がる。
misokatsu、reocyanは念願叶い大感激。

焼走り国際交流村のキャビン
前日の早池峰で雨に降られ、テント泊を諦めキャビンに変更。
暖房も有り快適に過ごせました。

感想

hanakane

・前日の早池峰を皮切りに、岩手山、岩木山、八甲田山と北上して行く2座目。
　まだまだ元気。
　天気も曇りながら、まあまあ。
　ただし、風が強いため山頂のお釜巡りは諦めた。
・活火山＝溶岩流が作り出す「はげ山」を想い描いていた。
　しかし、この思いは良い意味で裏切られた。
　少々早いのだが紅葉のトンネル、豊かなシダ類、7月には見事であろうお花畑。
・「溶岩流を観る」
　この東北4座の出発前から期待でワクワクのmisokatsuとreocyan。
　そのワクワクは裏切られることはなく、見事なものでした。
　下山後の溶岩流公園で管理人さんと長いこと溶岩流談義で盛り上がっていた。