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記録ID: 240714
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ハイキング
東海

能郷白山 温見峠ルート往復

2012年10月21日(日) [日帰り]
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GPS
03:10
距離
4.9km
登り
597m
下り
597m

コースタイム

温見峠登山口 発 8:35
能郷白山山頂 着 10:05
       発 10:15
温見峠登山口 着 11:40
天候 曇り 時々 雨とガス
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車は温見峠付近に路上駐車

R157 本巣市根尾能郷〜本巣市根尾黒津間 道路決壊により通行止め 本巣市根尾上大須から林道経由で迂回可能
本巣市根尾上大須〜R157までの林道とR157温見峠付近は路肩狭小、一部ガードレール無し 通行には十分注意されたい
コース状況/
危険箇所等
・登山道は危険個所は無いものの稜線に出るまでは急登 スリップ注意

・登山ポストは温見峠登山口に有り
・トイレは岐阜方面からだと本巣市根尾上大須の林道入り口の公衆トイレが最終
・コンビニはR157経由だと本巣市木知原のサークルKが最後
・温泉は根尾にうすずみ温泉、R157沿線に谷汲温泉などの日帰り入浴施設有り
温見峠にて 能郷白山登山口
温見峠にて 能郷白山登山口
ブナ林の中を進む
ブナ林の中を進む
山もみじも色づいてきた
山もみじも色づいてきた
急登で一気に高度を稼ぐ
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急登で一気に高度を稼ぐ
温見峠方向を振り返る
温見峠方向を振り返る
だんだんガスがかかってくる
だんだんガスがかかってくる
ガスがかかっていなければここから大展望がありそうなのだが…
ガスがかかっていなければここから大展望がありそうなのだが…
稜線まで上がるとクマザサの中を進む
稜線まで上がるとクマザサの中を進む
ところどころに真っ赤な紅葉
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ところどころに真っ赤な紅葉
山頂の一等三角点
山頂の一等三角点
山頂の様子
山頂西のほこら付近にて
ガスって何も見えないー
山頂西のほこら付近にて
ガスって何も見えないー
霧の登山道 幻想的な雰囲気
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霧の登山道 幻想的な雰囲気
リンドウ?
一株だけひっそり咲いている
リンドウ?
一株だけひっそり咲いている
急な下り スリップ注意!!
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急な下り スリップ注意!!
温見峠にて
峠付近の紅葉
温見峠にて
峠付近の紅葉

感想

根尾川の源流部、里が春を迎える季節でも残雪で真っ白な山。能郷白山。
温見峠ルートからだと2時間弱で山頂まで行けてお手軽そうだし、温見峠付近は素晴らしい紅葉が見れると聞き、軽い気持ちで出かけてきました。
しかし、山は甘くありませんでした…。

午前6時45分、自宅を出発。温見峠に8:30着。
温見峠の木々はまだ色が付き始めたくらいで、紅葉のピークはもう少し後な感じでした。
日曜日ということもあって先行パーティも何組かある模様。しかし、車のナンバーからして岐阜県側からは私が一番乗りのようでした。

準備を整えて登頂開始。この時点では空も晴れていて絶好の登山日和と思われたました。
登山道はブナ林の中を登って行きます。木漏れ日が登山道を照らしてなんともすがすがしい気分。
同時に登り始めた二人組はどんどん先に進んで行きます。山慣れた人なのかなぁ。
私は写真を撮りながらのんびりペースで登ります。

最初はなだらかな登山道もすぐに地形図の1432mのピークに向けて急登が始まります。自分の胸まである段差を乗り越えたり、所々補助ロープが設置されていたりしてなかなかハードな登りです。
道の両側は樹林帯ではあるもののかなり急斜面になっていて、ずっこけて登山道を踏み外すとかなり怖い思いをしそうです。

展望が開けたところで温見峠のほうを振り返ると車が豆粒のよう。急登で一気に高度を稼ぐ感じです。登り始め時点では晴れていた空も気が付けば雲に覆われ、次第にガスがかかってくるようになりました。
山腹の木々は峠より色づいてきていて、晴れていたらきれいな紅葉が楽しめそうでした。

息も絶え絶え1432m地点に到達し稜線上を行くようになる(これまでも尾根上の登山道だったので稜線上と言うのかな?)と、道の斜度は緩くなり楽に進めるようになります。
進行方向左側、斜面に木がなく展望が開けている箇所もありますが、ガスが濃くて視界はききません。大変な思いをして登ってきたのでちょっとがっかり。
道はガスで霞んできますが、路傍の山もみじが良いコントラストとなり、幻想的な雰囲気です。
咲き遅れたのか、リンドウが一輪だけ咲いていました。

なだらかな道を登っていくと、笹原の中の能郷白山山頂に到達。
山頂には一等三角点と山頂の標識があるだけで、周囲は笹と灌木の茂みで展望はきかず。登頂した達成感という点では今一つな感じでした。
天候もますます悪くなり小雨が舞うようになりました。

山頂から少し西にある祠に向かいます。途中、能郷谷から登ってくる登山道と合流し、少し登り返すと祠のある開けた場所に出ました。晴れていればここが絶景スポットなようですが、今日はミルク色のガスが見えるのみ。風も強くなって、汗びっしょりの身では寒くて仕方ないので早々に下山にかかりました。

下山時、緩い坂でも岩・草が濡れていて足元は滑りやすく、ストックも活用しながら慎重に下ります。
行きに苦労した急登部を降下。足元は土の斜面で滑る滑る。一度ならずしりもちをつく羽目になりました。慎重に下ったため、登山口まで登りとさほど変わらない時間がかかってしまいましたが、あせって膝を痛めては元も子もありません。

急な下りもなんとか無事クリアし、登山口まで帰ってきました。登山口に着くころには天気も若干回復して雲間から青空ものぞいていたので、もう少し山頂で粘っていたら若干の展望が楽しめたかもしれません。


今回は急な上り下りと山頂からの展望がゼロだったので残念でしたが、こういうことがあるのもまた山行なのですね〜。
麓から見るだけだった山の頂上まで自分の足で到達したのは収穫だったと思います。「岳」で島崎三歩いわく、「遠くで見た時ずっとキレイになるんだよ!頂上まで登った山は!」
これから能郷白山を見上げると、これから一段とキレイに見えるのかもしれません。
山頂からの絶景を見にまたいつか再訪したいと思います。

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