粟ヶ岳(北五百川から往復)、山麓の紅葉は見事も、半袖隊長、頂上部で寒さに震える
- GPS
- 06:45
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
9:36二合目=鉄橋(同4,657M)-
9:43元堂-
9:50大ぶなの木-
10:00三合目(同3,726M)-
10:19四合目=粟石跡(同3,355M)-
10:46薬師の水場-
10:58五合目=粟薬師奥の院(同2,890M)-
11:22六合目=天狗の水場(同2,220M)-
11:53七合目(同1,570M)-
12:16八合目(同735M)-
12:18午の背-
12:35九合目(同319M)-
12:50十合目=頂上13:50-
15:04五合目=粟石跡(一合目=登山口まで残り2,582M)
16:00一合目=登山口
天候 | 曇(稜線上ではやや強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
☆北五百川登山口駐車場(舗装)には20台程度可能かつ簡易トイレの設置あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:登山口に設置あり。 ◆道の状況:スタート直後の滝の通過に気をつけましょう。 鎖場は二ヶ所ありますが、いずれも難易度は低いです。 午(うま)の瀬も、慎重に渡れば問題なしです。 ◇温泉:加茂美人の湯(通常700円、17時以降は600円)にて入浴しました。 とても立派な施設です。 http://www.city.kamo.niigata.jp/section/kouryu/index.htm □飲食店:新潟市内のビジネスホテルに移動のため、寄っている時間がありませんでした。 |
写真
感想
2年前の10月に浅草岳・守門岳に登った折の頂上からの展望で気になったのが粟ヶ岳です。
形の良さが印象に残っており、地元ハイカーの方の「長い山=時間がかかる山」だと言われたことをよく覚えていますが、実際に登ってみて、本当でした。
ガイド本(新潟県の山、2010年版)に拠れば、「歩行時間4時間30分、累積標高差1,230M」と紹介されているのですが、吾輩の場合は「5時間40分=登り3時間40分+下り2時間」もかかっており、頂上までが遠かった・・・というのが実感です。
しかし、山麓から五合目辺りまでは紅葉+黄葉が素晴らしく、四合目を過ぎ、薬師の水場の直前にある岩場を上がったところで、急に「ドバッ!!!」と視界が開け、山麓の鮮やかな紅葉+黄葉が目に飛び込んで来た時には、思わず唸り声を上げてしまうほど、それはそれは絶景が広がっていました。
当日は、朝こそ晴れ間がありましたが、登り始める頃には曇りがちとなり、五合目を過ぎてからは風も強くなりました。
スタートが、当日の登山者の中で最も遅く、途中ですれ違う下山者から「頂上は寒い、風が冷たい」との声を聞いていました。
ようやく頂上に到着したのは午後1時。確かに寒くて、昼食なんて食べてられない!と感じましたが、一人だけいらっしゃった先人から「そこの陰で食べると風がしのげる」と教えていただいた場所で、結局、湯も沸かしてカップ麺まで食べました。
曇っている割には頂上からの眺めはよく、弥彦山はもちろんのこと、米山・黒姫山・鋸山の低山の面々、守門岳・浅草岳とその向こうには越後三山、方角を変えれば、御神楽岳を始めとする川内の山々、そして飯豊の山々・・・。
新潟市の街並みも識別できました。
結局、寒い、寒いと言いながらも頂上には1時間も滞在していました。
下りはひたすら下り、ガイド本とほぼ同じ時間で降りてきましたが、もちろん駐車場には、吾輩のクルマだけポツンと一台残っていました。
新潟市内に向かう途中で「美人の湯まで1KM」との標識を見つけたので寄ってみましたが、あまりに立派な施設に驚くと共に、維持費が掛かりすぎているのでは?と老婆心ながら心配になりました。
翌日は御神楽岳に登るつもりでしたが、小雨が降り止まず断念しましたが、前日の弥彦山と共に、新潟の山の素晴らしさを改めて認識した二日間の山行となりました。
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