武甲山〜小持山〜大持山
- GPS
- 08:05
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一の鳥居から武甲山 道は整備されていて歩きやすいです。 入口に登山ポストがあります。(用紙あり) 山頂にバイオトイレがありますが冬期閉鎖中でした。 一の鳥居の駐車場に向かう工場地帯に無料トイレがあります。 武甲山から小持山 武甲山からシラジクボへの下りは急でした。 シラジクボから小持山までは一部急な登りがあります。 小持山から大持山 途中小高いピークがあり、その前後が岩が多かったです。 大持山から一の鳥居 基本下りのみです。 急な道が長く続く場所がありました。 妻坂峠からの下りで一部崩落している場所がありました。 |
写真
感想
今日は単独行ではなく久々に友達と武甲山に行ってきました。
ちょうど、小学校からの友達のLiparisさんが北海道からこちらへ帰ってきていたので、jupiterさんともう一人(ヤマレコユーザーではないですがとりあえずSekkenさんで)を誘って武甲山に行くことにしました。
当初の予定では6時ごろに出発する予定でしたが、Sekkenさんが二度寝を楽しんでいたらしく予定より少し遅くなってしまいましたが、国道299号線で秩父方面へ向かい、武甲山登山口の標識を右折してセメント工場施設の間を通り武甲山御嶽神社の一の鳥居にある駐車場へ着きました。
平日と言うこともあり私たちのほかには1台だけ停まっていましたが、その人たちもすぐに帰って行ってしまいました。
駐車場で準備を済ませていると、Liparisさんが登山届を提出した後登山ポストの横で何かごそごそやっているので見てみると登山靴とピッケルのキーホルダーをご自由にお持ちくださいと書いた紙と一緒に取り付けていました。
なんでも、Liparisさんのお父さんが趣味で作っているもので、山に行くたびにいくつかずつ置いて来ているそうです。
武甲山には壱丁目から五十二丁目までの石碑が山頂まで建てられていて今回はこれを数えながら登っていくことにしました。
初めのうちはコンクリートで舗装された道をどんどん登っていきます。
途中、岩魚?の養殖池があり水を川へ流しているところには巨大なつららができていました。
八丁目の丁目石を越えたあたりから登山道へと変わっていきました。
十八丁目には不動滝と言う滝がありここも半分凍っていました、このあたりからjupiterさんがみんなのことを写真に収めようと先回りをしだしましたが、私を含め誰も写りたがらず隠れたり、顔を伏せたりしていてjupiterさんはとても不満そうでした。
スギの植林の中をどんどん登り三十二丁目にある大杉の広場で休憩を取ることにしました。
ここに植えられている大杉は樹齢700年以上と言われていて停めも大きなものでした。
大杉の広場を越えると、徐々に真っ白い石灰岩がゴロゴロ転がっているのが目立ってきました。
武甲山は石灰岩が多く北側斜面は採掘のため削られてしまっています。
四十八丁目には水場がありましたが、一滴ずつ垂れてきているような感じで水筒に汲むのは大変そうでした。
最後の登りを越えると御嶽神社の社殿が見えてきました。
神社の手前に五十二丁目の石碑があり、これが最後の一つでした。
みんなで神社にお参りをしましたがjupiterさんがお財布を車に忘れたためエアー賽銭だと言ってお参りをしていましたがこれが後々大変なことになるとはこの時は誰も知る由もありませんでした。
武甲山の山頂は神社の裏手にあり展望盤と山頂標識がありました。
武甲山は明治時代に標高が測られた時には1,336mだったそうですがその後採石が進められ山頂も削り取られてしまい昭和52年に1,295mが三角点として登録されましたが、その後2002年に再度調査が行われ三角点のある場所より9m高いところが認められ最高点は1,304mとして登録されたそうです。
北側が削られているためフェンスによってそちらへは行けなくなってはいましたが、秩父の街並みと奥に見える山々を望むことができ、西には両神山、北には浅間山や谷川岳、赤城山、東にはかすかに筑波山も見えました。
山頂でお湯を沸かし休憩を取った後、小持山へ向けて出発しました。
武甲山からシラジクボまで急な坂を標高にして300mほど下りますがこのときjupiterさんが腰に違和感を感じ始めたらしく、とりあえずシラジクボまで下りよっぽどひどいようならそこから駐車場まで下りようという話になりました。
シラジクボで腰の調子をjupiterさんが確認しているときみんなでさっきのエアー賽銭がよくなかったんだと行っていましたが真偽のほどはわかりません。
痛みもひどくなく、大丈夫ということだったので予定通り小持山と大持山まで行くことにしました。シラジクボからは再び200m以上登り小持山まで着きました。
ここでお昼の休憩を取ることにしました。
お湯を沸かしコンビニで買ってきたおみそ汁とおにぎりを食べましたが、この時期は暖かいものを食べるととてもおいしく感じました。
小持山から大持山へ向かう道には、間に一つピークがあり岩が多かったですがこのピークから見た景色がこの日の中で一番良かったです。
てっぺんに張り出した岩場があり、下は断崖絶壁でしたが南側の長沢背稜の山々から西の両神山、双子山まできれいに見え、奥には八ヶ岳と思われる雪をかぶった山まで見えました。
また、鳥に詳しいLiparisさんが両神山の辺りに鳥が飛んでいるのに気づき、Sekkenさんが持ってきていた双眼鏡で見てみると確かに3羽の鳥が旋回しながら上昇しているのが見えました。
その鳥はトビでしばらくするとこちらの上空まで来ました。
思わずここに長居してしまいましたが、大持山まで行き再び休憩を取っていると、後から男性が一人で登ってきました。
この人は長い間山に登っているらしくネパールの話やいろいろ山の話を聞き、地図から武川岳や伊豆ヶ岳などの場所も教えてもらいました。
大持山からは下るのみになりますが、途中急な下りが多くjupiterさんは少しつらそうでしたが、全員無事に駐車場まで戻ってこれました。
ちなみに朝、Liparisさんが登山ポストに掛けたキーホルダーは今日だけで残り1個になっていました。
その後は、山バッジ目当てで横瀬駅に行ってみましたがすでに売店が閉まっていて今日は買うことができませんでした。
いつもでしたらここで帰るところですが、本日は最後にふたご座流星群を見るために堂平山の山頂にある堂平天文台へ行ってみました。
途中道を間違え、山道を延々と走りなんとか天文台へ着きましたが、雲が空全体にうっすらとかかっていて明るい星以外はあまり見えなくなっていました。
しかも、一番楽しみにしていたjupiterさんは疲れと車酔いでダウンしてしまい、他の3人で空を見ていると明るい流星がゆっくりと流れていくのを1つだけ見ることができました。
その後、天文台の観望会に参加させてもらい91cmの大型望遠鏡で木星を見せてもらいました。
学生のころは地元の児童館で天体観測の活動をしていてよく見ていたのですが、久々に大きな望遠鏡で見た木星にはとても感動しました。
最後にSekkenさんの家にみんなで集まりおでんを囲んで反省会?を行い解散しました。
いつもは単独行なので、友達と一緒に登るのも楽しくてとてもいい山行になりました。
このルート、ずいぶん前に一度だけ行きましたが、なかなか歩きごたえがあって面白いコースですよね。
ふたご、今回私は週末の予定のためにスルーしましたが、観測に行ったダンナはたくさんの流星を見たらしいですよ(一時間60くらい数えたそうです)
堂平には91cmの鏡筒ありですか。
見え味はいかがでした?
武甲山からの縦走ルートは変化があって楽しかったです(^-^)/
ただ、下りが急で大変でした(´・_・`)
ふたごは極大日を外したのと薄曇りで1つしか見られませんでしたが、旦那さんが1時間に60個も見られたのは凄いですね(^-^)
堂平で見た木星は縞模様もくっきり見えてとても綺麗でしたO(°_-)o
あまり下調べをせずに行ったのですが、観望会には多くの人が来ていました。
堂平には宿泊施設まであるんですね。
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