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ハイキング
東海

百々ヶ峰  権現山〜東峰〜西峰 恐怖のスケートリンク道

2013年01月31日(木) [日帰り]
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GPS
02:55
距離
6.2km
登り
437m
下り
433m

コースタイム

13:05 ふれあいの森駐車場 発
13:25 展望台
14:00 権現山
14:16 百々ヶ峰 東峰 着
14:53 百々ヶ峰 東峰 発
15:15 百々ヶ峰 西峰
15:35 三田洞展望地
16:00 ふれあいの森駐車場 着
天候 快晴で日なたはポカポカ陽気
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長良川ふれあいの森に駐車 100台ほどの駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
≪道の状況≫
・登山道はよく整備されており、危険個所無し
・日があたるところはほどんど残雪がないものの、百々ヶ峰の北斜面で常時日陰になる箇所は雪が圧雪状態で残っておりスケートリンク状態。転びたくなければアイゼン等滑り止めが必要。金曜土曜の陽気でかなり融雪は進んだと思うが…。
・権現山経由のルートには凍結箇所が無いので大回りになるがこちらの方が安全。

≪登山ポスト≫
・見当たらず

≪トイレ≫
・長良川ふれあいの森キャンプ場、東峰直下の管理林道に有り。

≪火気の使用≫
・百々ヶ峰では山火事防止の観点から火気の使用は禁止とのことです。したがって、山頂等で温かいものを飲食したいばあいは魔法瓶を持参する必要があります。

≪温泉≫
・長良川ふれあいの森入り口付近に三田洞神仏温泉有り。
http://www.group-sanwa.co.jp/mitahoraspa/
出発
奥のアンテナが建っているところが百々ヶ峰東峰山頂
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出発
奥のアンテナが建っているところが百々ヶ峰東峰山頂
駐車場付近も日陰には残雪がある
駐車場付近も日陰には残雪がある
展望台までは日なたの道でポカポカ
展望台までは日なたの道でポカポカ
展望台より御嶽山
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展望台より御嶽山
展望台より小津三山
展望台より小津三山
小津権現山をズームで
格好のいい山容をしている
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小津権現山をズームで
格好のいい山容をしている
こちらは花房、雷倉
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こちらは花房、雷倉
権現山までの階段ゾーン
権現山までの階段ゾーン
下に坑口があるらしい
どうやらかつてはマンガン鉱山があった模様
下に坑口があるらしい
どうやらかつてはマンガン鉱山があった模様
どこまでもどこまでも階段が続く…
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どこまでもどこまでも階段が続く…
静かな権現山山頂
樹林帯で展望は無い
静かな権現山山頂
樹林帯で展望は無い
権現山から管理林道へ降りてきた
一面の積雪
権現山から管理林道へ降りてきた
一面の積雪
山頂直下の登山道
踏み固められた雪は滑りまくる
山頂直下の登山道
踏み固められた雪は滑りまくる
階段部分も滑るので危険
階段部分も滑るので危険
百々ヶ峰東峰山頂に到着〜
百々ヶ峰東峰山頂に到着〜
山頂展望台より北アルプス、乗鞍、御嶽
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山頂展望台より北アルプス、乗鞍、御嶽
御嶽を最大望遠にて
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御嶽を最大望遠にて
乗鞍と北アルプスも
乗鞍と北アルプスも
うっすらと中央アルプスも
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うっすらと中央アルプスも
東には恵那山も見える
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東には恵那山も見える
手前の山の上にちょこっと見えているのは…
左:能郷白山 右:白山 かな??
手前の山の上にちょこっと見えているのは…
左:能郷白山 右:白山 かな??
手前:池田山
奥:伊吹山
手前:池田山
奥:伊吹山
伊吹山を最大望遠で
この前の大雪で更に白くなりましたね
伊吹山を最大望遠で
この前の大雪で更に白くなりましたね
金華山と岐阜市街
木曽川と長良川の流れ
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金華山と岐阜市街
木曽川と長良川の流れ
大パノラマとどん兵衛をおいしく頂きました
大パノラマとどん兵衛をおいしく頂きました
空にそびえる木
よく見ると枝にはもう蕾が
空にそびえる木
よく見ると枝にはもう蕾が
こちらは百々ヶ峰西峰山頂
こちらは百々ヶ峰西峰山頂
もはやスケートリンク状態だ
もはやスケートリンク状態だ
三田洞展望地より北西方向の眺め
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三田洞展望地より北西方向の眺め
能郷白山
高賀三山
高賀山をズームで
高賀山をズームで
スケートリンクでヘアピンカーブとか恐ろし過ぎる
このあと見事にずっこけた
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スケートリンクでヘアピンカーブとか恐ろし過ぎる
このあと見事にずっこけた
最後の最後まで楽はさせてくれないらしい
最後の最後まで楽はさせてくれないらしい

感想

年始に山に登って以来、山に行く時間が取れなかったり、いざ行こうとすると天気が悪かったりして、約一か月ぶりの山行となりました。

先週末の大雪で雪化粧した近場の低山も、パッと見では雪が無くなったように見えたので、これなら安心して登れるかなと思って出かけてきました。
しかし、この目論見は後程見事に裏切られることになるわけですが。

今回はこれで3度目になる百々ヶ峰へ。
長い階段で登っていくという権現山経由のルートはまだ未踏だったので今日はこのルートから。

道中百々ヶ峰を見るとすっかり雪も無くなってこれならのんびり登れると思いきや、山の北側の日陰にはバッチリ雪が残っていました。
まあそれでも新雪にトレースが付いているような状態なら心配あるまい、と思って気楽にスタート。

まずは権現山から続く尾根上にある展望台を目指して登ります。
スタート地点から日陰には雪が残るものの、南斜面に付いていて日当たりがいい登山道はポカポカ陽気。
久しぶりの登山で早くも汗だらだらでしんどくなり、体が鈍ったなと実感しました。筋トレはしてるんですですけどね。もう少し鍛えないと夏にアルプスに行ったときに泣きを見そうです。

20分程で展望台に到着。
ここは東と北方向の展望が開けおり、東には小津権現山をはじめとする小津三山、北には御嶽を望むことができました。

さらに権現山へ尾根上の道を20分程の登り。
途中から見渡す限りの階段ゾーンとなりました。
ちょっとしんどい階段歩きですが、登山道保全のためには階段で土止めをしておいたほうが良いのかも。
途中、道端にロープが張ってあり、危険個所でもないのに何故だろうと思っていたら下に坑口があるとのこと。
帰ってから調べるとかつてはマンガン鉱を採掘していたようでした。
しかし登山道以外に道路は無く、どうやって鉱石を運び出していたのでしょう?

樹林帯の中をジグザグに登るとまもなく権現山山頂に到着。
山頂も木々に囲まれていて展望は無し。人も少なく静かな場所でした。

ここから百々ヶ峰山頂へ管理林道へ一旦下ってから登り返しです。
プラスチック階段が作ってある急斜面を降りると林道は一面の雪道でした。
しかもフカフカの雪ではなく踏み固められてカチコチになった雪道。
ここから山頂までは北斜面に道が付いているので登山道は雪というより氷に覆われていてツルツル滑ります。初めてアイゼンが欲しいと思った次第です。

雪が薄い部分を慎重に辿って、山頂に到着。今日は天気が良いので大展望が待っていてくれました。
北には圧倒的な存在感のある御嶽山。その隣、遥か彼方に乗鞍、北アルプスの山並み。
東を見るとかすかに中央アルプスや恵那山も
西には先週末の大雪で一層白くなった伊吹山
3度目の登山にして初めてこれだけの贅沢な展望が得られ来て良かったと感じました。

絶景を見ながらどん兵衛を食して遅めの昼食休憩の後、下山開始。
トレーニングがてら西峰に寄り道して帰りました。

帰りのルートは最後に駐車場に着くまでほとんど日陰で、登りに通ったところよりも凍結はひどく、まるでスケートリンクのような状態でした。
一旦すべるとストックをついていても効果なし。あとはいかに怪我をしないように上手に転ぶかという問題でした…。

一応、道の端の新雪が残っている部分と、山側の斜面寄りで土と氷がミックスされている部分が安全地帯ですが、場所によっては安全地帯が無いところも。
そういうところは凍結している通らざるを得なくなり、だいたいそこで転倒することになるのでした。車に帰り着くまでに何回転んだことやら。

駐車場に出る最後の最後まで凍結路は続き、安全地帯を探して慎重に歩いたのでかつてなく下山が精神的に疲れる山行になりました。

今回の教訓としては、低山をはいえ残雪が懸念される場合は滑り止めを用意すべきだということでしょうか。
アイゼン、買わないといけないですね〜。

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