晴れた日は雪の蓼科山

2013年02月10日(日) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 5.4km
• 登り: 771m
• 下り: 771m

コースタイム

前泊蓼科クライネYH発5:40 →
6:10女の神茶屋駐車7:10 …
8:50 2113mピーク …
11:05 蓼科山2530m 10:20 …
12:45 2113mピーク 13:10 …
14:15 駐車場 → 諏訪IC

天候

快晴
登山口及び樹林帯は微風
しかし、山頂は凄まじい風
何度も、突風を避けるため耐風姿勢をとる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

女の神茶屋付近に幾つかの除雪された駐車場有り。
前泊し、登山口・駐車場の下見をした。
下山してバーベキュー(寒いのに！)中の若い男性に聞くと
「登山口の駐車場は7時で満車。
友人が確保してくれていたから停められた」とのこと。
それならばと、我々は当日6時10分に着いたが既に10台ほど停まっていて、ビックリ。

コース状況／危険箇所等

雪崩や雪庇の危険が少ないと言うことで人気の山。
快晴のこの日は、大勢の入山者。

素晴らしいトレースがついている。
このトレースが下からでも見える。

皆さん、十分な装備。
10本爪以上のアイゼン、ピッケルかストック。
或いは、その両方。
ヘルメットを被ったパーティーもいた。
スノーシューや輪かんじきを背負ったパーティーも。

私たちはピッケルとストック両方を持ったが、雪が柔らかくピッケルの出番は無かった。

アイゼンは駐車場で履いて出発。
登山口から直に急登があるので正解だと思った。

写真

女の神茶屋駐車場
できるだけ、たくさんの車が停められるように車と車の間を詰め、整然と並んでいる。
6時10分に着いたのに、既に10台ほど置かれていてビックリ。

美しいカラマツ林

2度目の急登

2110mのポイント

蓼科山本峰を望む

急登が続く

エビのシッポ
ここから風が強くなる。

北八ヶ岳らしい、シラビソの倒木

アイゼンが良く利く

もう少しで山頂
いよいよ、風が強くなり、何度か耐風姿勢をとる。

蓼科山山頂2530.1m

2011年9月の山頂
参考までに…

蓼科山頂ヒュッテ
小屋を風除けにして、しばしホッ。

エビのシッポ
本当に面白い。

雲が出てきた八ヶ岳
八ヶ岳をこちら側から見るのはあまり無い。
素晴らしい迫力！

トレースの雪の深さはこれ位

感想

hanakane

これが最後の山行になるのだろうか？
それにしては、美しい蓼科山。

「ユックリ、ユックリで良いんだから」と
misokatsuは言ってくれるが、10歩歩いては歩いては立ち止り、ハーハー、ゼイゼイ。
当然のことながら、この日女の神茶屋からの登山者全部に追い越された。
おまけに、下山途中で挨拶を交わしたパーティーにまで追い越され…

20年前の腺癌が再発し、1年。
最近、腫瘍マーカーの数字がピョンと跳ね上がり、また一段末期への階段を降りた。

心に焼き付けておこう…
そんな感傷に浸っていると、不意に涙がこぼれた。