冬の上高地・徳沢に泊まり横尾までハイキング
- GPS
- 50:07
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 230m
- 下り
- 214m
コースタイム
※歩行時間:4時間50分 休憩:40分
12日 小屋9:00〜(2時間10)〜横尾11:10/12:40〜(1時間35)〜小屋14:15
13日 小屋8:05〜(1時間25)〜明神9:30/9:40〜(1時間30)〜河童橋11:10/11:20〜(1時間30)〜大正池12:50/13:00〜(50)〜釜トンネル13:50/14:00〜(20)〜出口14:20分着
※ 歩行時間:5時間35分 休憩:40分
天候 | 11日 曇り 12日 晴れのち曇り(無風) 13日 吹雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:釜トンネル入り口まで迎えに来てもらい、しるふれいでお風呂に入り帰る |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 土日以外沢渡にタクシーは居ないとの事なので平日に入る方は注意 ※ 登山ポストは釜トンネル入り口中ノ湯の売店横にあり ※ 釜トンネルの中は真っ暗で工事用の車両も通るので、安全のためヘッデンは必要 ※ 土日は河童橋まではトレースがあると思うが、それより先は無いと思った方がいい ※ 徳沢までの登山道は事前に小屋に電話して確認した方が良い ※ 冬の上高地は夏とは全く違う冬山なので、経験者の同行かガイドツアーをお勧めします。 ※ 徳沢園の冬季小屋についてはこちら⇒http://www.tokusawaen.com/2008/12/post-71.html |
写真
感想
2/11
2年ぶりに冬の徳沢園にいく事になり、前回は一泊でしたがやっぱり一泊ではもったいないということで今回は二泊する。北府中駅に6時40分集合、初日に徳沢まで歩くのでなるべく早く出発しました。平日なので中央高速も空いていて順調に走り沢渡のしるふれいに到着、今回しるふれいには泊まらないので車だけ置かせてもらいタクシーで釜トンネルまで行く予定でしたが、今の時期タクシーは沢渡にはいなくオーナーの好意で釜トンネルまで送ってもらう。ということは帰りもタクシーは呼べないので帰りも迎えに来てもらう事になった。ありがたや〜ありがたや
徳沢園の冬季小屋は布団もあるので持って行くのは自炊道具と二日分の食料だけ、そしてピッケルもアイゼンもいらないからザックも軽くてすむかなと思ったら・・・食材が半端なく多くて結局いつもくらいの重さになりましたが、豪華な食事が食べられ幸せ〜担いで来た甲斐がありました
釜トンネル入り口からヘッデンを付けて歩き始める。緩い登りで時折工事の車輌が通って行くので怖い、出たところで橋の架け替え工事をやっていた。トンネルを出ると一面の雪、何度が冬の上高地に来ていますがこんなに雪が多いのは初めてかもしれない。3連休最後の日なので戻ってくる人が多く、トレースもついていたのでそのまま歩いて行きバスターミナルのところでスノーシューを履いた。天気は時折晴れ間が出ましたが河童橋から穂高は見えなかった、河童橋から先にもトレースが着いていたので順調に明神まで歩いて一休み。明神橋から河原に降りて徳沢に向かう、今日は梓川にもしっかりと雪が着いているので歩けましたが、そのときの状態で歩けないときもあるそうなので小屋に確認が必要です。こんかいは歩けると言われたので一安心、夏道だと雪崩が怖いし河原を歩いて行った方が広々として気持ちいいです。でも風が無い時に限りますけど・・・・徳沢に行くときは追い風ですが帰りは向かい風になるのですよ。
雄大な景色を見ながらのんびりと河原を歩くのはほんとうに気持ちがいい、ケショウヤナギの大木「主さん」が見えてきたら徳沢は近い。適当なところから右に入るり登山道と合流すると徳沢園の冬季小屋に無事到着〜番犬のはなちゃんと小屋番さんが出迎えてくれました。今日は私たちだけみたいだ、二階の部屋に荷物を置いてのんびりと夕食の準備、重たい思いをして持ってきた一日目の夕食はホイル焼きと、もやし鍋〜締めは雑炊、たいへん美味しくいただきました。大きなストーブがあるので部屋は暖かく、3人でおしゃべりをしていたらあっという間に消灯時間になってしまった。
2/12
今日帰らななくていいのでぬくぬくの布団の中から出られず、6時に発電機が回るとパネルヒーターも入り小屋番さんがストーブを付けてくれるのを待って7時に起き出した。窓際に寝ていたまさこさんは寒かったようだが他の二人は暖かく寝られた、小屋番さんに聞くと今朝の気温は−24℃だといっていましたが小屋の中は暖かくて寒さを感じませんでした。朝食を食べてから天気もいいので横尾までお散歩に。
また河原を歩いていく雪も深くなく適当にしまっているのでスノーシューで歩くには丁度よく、今日は風が無いので河原歩きも楽しい〜途中で明神岳から前穂の稜線が見え雪が着いているとその姿がよく分かる。のんびりと歩いて横尾山荘に着きましたもちろん誰もいない、横尾大橋は欄干と同じ高さに雪が積もり渡ってみたsarasawaさんは怖かったと言っていた。穂高の稜線が見えないか少し涸沢方面に歩いて行きましたが、涸沢方面にトレースがあったので連休中に誰か入ったかなどこに行ったのでしょうね、私たちは12時になったのでお昼を食べて戻ることにしました。帰りはあっという間に小屋に着いてしまった。ストーブの周りでまたまたのんびりとお話タイム〜自分たちだけだと気兼ねなくていいな、やっぱり小屋に来るのは平日に限る。今日の夕飯はお好み焼きとポトフスープ、美味しくいただきました。
2/13
あっという間に帰る日です、昨日の夜は風も強く雪が降り出して朝起きたら20僂らい積もっていた。朝食を食べて8時に小屋を出る、また来年来ますね〜と小屋番さんとはなちゃんに挨拶をして出発。外に出ると昨日歩いた自分たちのトレースは無い、小屋番さんから河原を歩いて大丈夫でしょうと言ってくれたので帰りも明神まで河原を歩いて行きますが来るときとは打って変わり向かい風が強くて歩くのが大変、トレースも無くなっていますが河原歩きなので迷うことはありません。それでも時折吹く風は強烈で時にブリザードのようでした、やっとの事で明神橋に着いたときはほっとした。
明神で一休みしてここから3人で交代しながらラッセルをして行く、明神から夏道を歩くのですが小梨平の手前で登山道をはずれてしまった。一昨年もこの辺で間違っで登山道をはずしたので気を付けていたけどやっぱり分からなくなった。帰ってからGPSの軌跡を確認してみると、明神から来たときにどうもまっすぐに森の中に入って行ってしまうようだ、登山道は山際をトラバースしているので左に行かなくてはならないのに広い右方向に引っ張られてしまう。行きは問題なく通過したしたところも雪が降るとトレースも消えて全く分からなくなる。なんとか小梨平のロッジのところに出たのでほっとしたが、上高地だと安心していると迷うこともあると言うことを肝に銘じ、来年来られたら検証したいと思った。
河童橋に着き一休みしていると、単独の女性が歩いてきた。お話を聞くと徳沢にテントをしに行きますと楽しそうに言ったので、私たちが迷ったトレースがありますので気を付けてくださいねと話したら、適当にいきますと気にする風でも無く歩いて行った。その姿を見るととてもテント泊装備が入っていルようには見えない、綺麗にパッキングをしたザックを背負っていたので慣れているんだなと感心してしまった。こういう人が出来る人って言うのかも、私も見習いたいものです。
河童橋から先もトレースは今の彼女のトレースしか無く歩くのに時間がかかりやっとの事で大正池に着きましたここまで帰ってくれば一安心。一休みしてから釜トンネルに向かって歩いていく、ここからは除雪もされているので歩きやすい途中で若者3人とすれ違う今日は小梨平泊まりとのことだった。釜トンネルに着きいよいよこの山旅も終わり〜やっぱり徳沢は2泊するに限るねと話しながら下界に下りててきました。来年があるならやっぱり徳沢は2泊で下山したらしるふれいに泊まるのがベストね
コメント
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お会いできてうれしかったです
結局、あの日は人に会うことなく徳沢まで到着してしまいました
小梨平〜明神へのトレースも多くの部分を使わせていただきました
あの雪の中を徳沢から明神に河原にルートをとって歩かれたんですね
私は寒いのが嫌なのでできるだけ夏道に忠実にたどってしまいました
トレースがあるというのはホッとしました
本当にありがとうございました
komadoriさん、こんにちは
私たちも大正池までkomadoriさんのトレース使わせてもらいました
でも、komadoriさんだったら私達のトレース無くても問題なくいけたのではと思います。
でもトレースがあると歩きやすいし、速く歩けるので使わない手は無いですよね。
レポ読むと、徳沢に冬季小屋があり小屋番さんとわんこがいることは知らなかったようですね。
これを機会にこれからもよろしくお願いいたします。
徳沢園は年末年始限定だと思ってました
テントが好きなので、ついつい調べないで行ってしまいました
ずぼらはいけませんね
komadoriさん、コメントありがとうございます。
まさかすれ違った方からコメントいただけるなんて、嬉しい驚きです。
テントの方は気がつかないかもしれませんね
でも冬にこの地域に入る人には、徳沢に人がいると言うことは安心だと思います。
私は腰が悪いから冬のテント泊はなるべくしたくないので、冬季小屋が営業してくれていて私でも冬の上高地に入れるのでありがたいです。
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