富士箱根トレイル� 〔誠斉修�ら東へ南へ 不老山西峰

2020年11月01日(日) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 13.5km
• 登り: 479m
• 下り: 1,124m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:05

10:02 明神峠
10:11 明神山
10:16 10:17 欣求のベンチ
10:27 湯船山
10:42 10:43 白クラノ頭
11:12 峰坂峠
11:21 悪沢峠
11:31 11:32 樹下の二人
11:39 11:41 世附峠
12:08 不老山南峰
13:14 13:15 ナラオ
13:58 13:59 小山町健康福祉会館
14:06 14:07 駿河小山駅
14:07 ゴール地点

不老山南峰とありますが、小山町の富士箱根トレイルガイドマップでは西峰となっています。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き　小田急線新松田駅で下車し、向かいのJR松田駅で御殿場線に乗り換え。ここからはTOICAの範囲です。駿河小山(するがおやま)駅で下車し、明神峠までハイキングタクシーを利用。運賃3350円−助成金1500＝支払い1850円
帰り　JR御殿場線駿河小山駅で乗車
※JR御殿場線はSUICAでの乗り降りができません。無人駅で乗降する際は電車の駅員に精算してもらいます（車両によっては車内で機械精算が可能）。山北駅や谷峨駅などでは降車客が多くて精算に手間取り、駿河小山着が5分遅くなりました。逆にTOICAで乗車してSUICAの駅で下車する場合は有人改札で精算できます。

コース状況／危険箇所等

【コース】急な上り下りも少しありますが、岩場や崩落箇所はなく、歩きやすい道です。ピンクテープや木の幹の赤ペンキは目印として多いですが、場所によって密だったり疎だったりするため、紛らわしい箇所もありました。
【トイレ】トレイル上では明神峠バス停の少し先と世附峠の2箇所に、冬期を除く期間限定の簡易トイレが2箇所ずつ利用可能になります

その他周辺情報

駅の手前の橋を渡る前にセブンイレブンに立ち寄りました。
駿河小山駅前の駅前交流センターではいろいろな情報を得られます。

このあと電車で隣の足柄駅に移動し、足柄峠から虎御前古道で下りました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2699934.html

写真

11/1 9:17

駿河小山駅。シャトルバスに乗りそびれました。

11/1 9:59

駅でタクシーを呼び、峠まで。登山口の少し先に簡易トイレあり。

11/1 10:02

登山口

11/1 10:05

気持ちがいい尾根道を進みます。足下の落ち葉が乾燥していてカサカサ音を立てているのが心地よいです。

11/1 10:16

カエデの黄葉。絶好調ですね。

11/1 10:16

手作りの道標は味があって好きです。

11/1 10:25

ブナの黄葉はちょうどいい感じです。

11/1 10:28

湯船山。特別に見晴らしがきくわけではないので通過します。

11/1 10:29

ブナの黄葉

11/1 10:33

モミジの紅葉はまだまだでした。

11/1 10:34

ねじれた大木

11/1 10:37

だいたいはピンクテープがどこかに見えます。ここは過剰サービスと言えるほど多い箇所。

11/1 10:39

コナラ

11/1 10:43

白くらの頭

11/1 10:48

急な下り。でも、地面にもロープがある箇所はここだけです。

11/1 10:58

右側は伐採が進んでいて開けています。

11/1 11:08

樹林帯の先で片側が開けた場所に出ました。空も青くて気分はウキウキします。

11/1 11:17

正面には不老山が見えています。

11/1 11:23

再び樹林帯を進むと、左側にも道があり、ピンクテープが見えます。下に降りてみたらPSでは違う道でした。進んではいけません。

11/1 11:26

少し先で土手をよじ登り、手前へ戻ってました。サンショウバラの丘へは右手を進みます。

11/1 11:29

サンショウバラの木。駅前で聞いた話では、6月が見頃だそうです。

11/1 11:31

サンショウバラの丘に到着。わりと開けていて見晴らしも良いです。

11/1 11:31

振り返ると富士山が見えました。

11/1 11:33

左方向には愛鷹連峰もきれいに見えます。こんな風に眺めるのは初めてです。

11/1 11:37

世附峠。

11/1 11:37

右側にある簡易トイレには、「登山者専用なので、一般の人は使わないで」とあります。登山以外でここに来る人はいるのかな・・・。この先はGPSだと3本コースがありますが、左の坂を上がり、中央の744ピークを通ります。

11/1 11:45

急登の先の鞍部。不老山までは急坂が続きます。

11/1 12:08

不老山南峰からは富士山がよく見えます(木が邪魔ですが)。北峰は神奈川県の川北町に入ってしまうので、このトレイル上からは外れています。200mほどだそうですが、電車の時間を考えると無理して行かなくてもいいと判断して今回はパス。

11/1 12:11

金時公園への分岐ですが、トレイルは直進します。

11/1 12:16

また現れた急な下り坂。

11/1 12:24

丸太の階段は埋もれています。

11/1 12:31

第1の鉄塔からは富士山と愛鷹連邦が見事です。高圧電線がどうしても視界に入ってしまうのですが。

11/1 12:41

生戸(いきど)山分岐。神縄断層には惹かれますが、ここもトレイルに合わせて進みます。

11/1 12:43

ご老人が二人で56もの標識を2005年に建てたのに、何者かに破壊し尽くされたと憤っています。

11/1 12:47

第2の鉄塔からもよく富士山が見えます。やっぱり電線がひっかかります。鉄塔はくぐらず道なりに左へ進むと、先の方でこの鉄塔を巻いていることがわかります。

11/1 13:21

ちゃんと残っている手作り道標もありますよ。この辺は登山道マップにない道ですが、歩いていると自然と辿っています。

11/1 13:21

地図にない新しく開拓されたコースですが、小山町公認だそうです。道は明瞭です。

11/1 13:22

このコースでは名物の仙人の看板。

11/1 13:30

手摺りがあるほど急な階段。

11/1 13:34

樹林帯の道を出るところに来ました。

11/1 13:38

そのまま直進すると、一般道から進むときの矢印があります。左方向に進みます。

11/1 13:39

高架橋の下で振り向いてみるとこんな感じです。

11/1 13:40

涼しげな川沿いの道を神社方面に進みます。

11/1 13:43

ヒノデ写真館前を通ると道路に出ます。

11/1 13:48

その道路からも見事な富士山がずっと見えます。いいですね。

11/1 13:50

前方左手の橋を渡ります。ちなみに突き当たりは交番。

11/1 14:05

線路の手前側を左に進んだので、健康福祉会館の先で線路をくぐります。その先は左折します。

11/1 14:07

駅に到着しました。予想よりも少し早く着くことができました。

11/1 14:09

バス停からのトレイル。とんがっているのが不老山。左側に目を向けると富士山も見ることができます。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

予備の眼鏡 長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 笛 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

mihara-chan

　乗り換えの駅でぼうっとしていたら目的の電車に乗りそびれてしまい、明神峠行きのシャトルバスを逃しました。でもここまで来たのに何もせずに帰るのは嫌だったので、駅前の観光案内所でタクシー会社を教えてもらい、ハイキングタクシーを呼んで峠まで行き、そこから予定していたコースを歩き始めました。　
　コースには所々急な坂がありますが、危険はありません。尾根上の乾燥した落ち葉がカサカサ鳴る道を歩くのは楽しいです。東西に延びる尾根は南側の木で黄葉が進みつつ、北側の木々ではまだまだ緑が色濃くて、日当たりの違いが感じられました。スギやヒノキの落ち葉や枯れ枝がゴロゴロしている箇所もたくさんありますが、テープがたくさんあるので安心して歩けます（コース上で間違えた所を除く）。
　全体的に樹林帯コースなので展望はあまり良くありませんが、それでも何カ所かあります。富士山や愛鷹連邦が見渡せるのは、サンショウバラの丘、第1鉄塔、第2鉄塔あたりです。予想外だったのは、駅に向かう一般道に降りてからの歩道歩きは進行方向が富士山の向きなので、ずっと眺めながら歩けるのは楽しいです。
　そんなわけで、スタートは予定よりも50分くらい遅くなりましたが、予定していた電車になんとか間に合わせることができました。擦れ違った人は数人だけと静かなコースのようです。全体としては楽しく歩くことができました。