長瀞アルプスから宝登山：満開の蝋梅を堪能するも、半袖隊長、スギ花粉飛散とPM2.5の飛来に狼狽

2013年03月08日(金) [日帰り]

• GPS: 03:06
• 距離: 8.8km
• 登り: 447m
• 下り: 444m

コースタイム

12:55野上駅⇒
13:10萬福寺登山口⇒
13:30天狗山分岐⇒
13:44氷池分岐⇒
13:49野上峠⇒
（昼食10分）
14:06小鳥峠⇒
14:08林道出合い⇒
14:18宝登山北登山口⇒
14:35宝登山頂15:08⇒
15:40宝登山麓駐車場⇒
15:47宝登山神社⇒
16:01長瀞駅

天候

晴れ時々曇り
大量のスギ花粉飛散とPM2.5飛来

アクセス

利用交通機関：

電車

往路）西武池袋駅10:10⇒10:57飯能駅11:03⇒11:57西武秩父駅＝徒歩＝秩父鉄道秩父駅12:29⇒12:51野上駅
復路）長瀞駅16:04⇒16:16和銅黒谷駅⇒宿の送迎車

コース状況／危険箇所等

★登山ポスト：見当たらず
☆道の状況：危険個所なし、残雪なし
▲温泉：和銅鉱泉薬師の湯　ゆの宿　和どうに宿泊
　日帰り入浴は840円。
　http://www.wadoh.co.jp/spa/index.html

◆半袖驚かれ指数：ゼロ
◇半袖出会い指数：ゼロ

◎今日の万歩計：17,888歩（長瀞アルプス〜宝登山は13千歩程度と推定）

写真

西武池袋駅10:10発の飯能行き急行に乗車。
平日の郊外方面行きとあってガラガラ。

飯能駅で11:03発の西武秩父行き普通に乗換え。

西武秩父駅に到着。
池袋〜秩父間は正規料金は750円ですが、金券ショップで株主優待券を買うと540円でした。
秩父鉄道に乗り換えのため、仲見世通り商店街を抜けて・・・

御花畑駅（観光用に芝桜駅の別称あり）に到着するも、電車到着まで17分もあったので、1キロ向こうの隣の秩父駅まで歩きました。

秩父駅11:57発の普通に乗車し、野上駅に向かいます。
秩父〜野上間は490円と、距離の割にはちょいと、お高い。
因みに御花畑〜野上間も490円で。一駅歩いても、節約効果なしでした。

野上駅には12:51に到着。池袋から2時間41分です。
駅前には何もありませんので、食材は事前に購入しておきましょう。
車中では晴れ渡っていた空は、少し薄めの雲が広がって来ました。

駅前を真っ直ぐ歩いて最初の交差点に「長瀞アルプス」登山口への概略図があります。

次にこの案内図が・・・ここで左折かと思って左折して歩いていたら、民家の方よりまだ先だと親切なご指導があり、元の道に戻りまして・・・

この萬福寺のある道を左折すると

登山口に無事到着。
休憩用のベンチ・テーブルが置いてあり、手作りトートバッグや小物が販売用に飾られ賑やかでした。

さて、ここから山道に入ります。
もちろん、急に気温が上がった今日は、端から半袖です。

すぐに尾根に上がって

雑木林の中の道や

天狗山への道を左に分け

杉林の中の道を交互に歩きます。

氷池への道も左に分け、

ここが野上峠。
この野上峠を右手に入るルートを歩く積りでしたが、前方のピークに気を取られてあっさりと見逃し・・・。

そのピークから宝登山が今日初めて視野に入ります。

再び雑木林の尾根道を辿り

小鳥峠を越えると

すぐに林道に出合います。
ふむふむ、ヤマレコ写真で見慣れた風景です。

暫く林道舗装路を歩きますが・・・

それにしても杉林が多い。

やがて、これもヤマレコ写真で見慣れた「毒キノコに注意」看板がある北登山口に到着。
ここからが、本日、最大の急坂が待っているはず。

前方に木段が見えて来ました。

最初の木段を数えてみると97段。

第二弾は62段。

木段は終わって岩が剥き出たルートに変わってヤレヤレと思っていたら・・・

また木段・・・でしたが、これが最後でした。
恐らく全ての木段を合わせても200段には欠けるのではないでしょうか？

着きました、宝登山。とりあえず、半袖ガッツポーズ！

割と広い山頂部です。

南側斜面に蝋梅が咲いています。

まだまだ満開と言っても好い状況でした。

さすがに金曜のためか、散策する観光客は少なめのようです。

うっすらと武甲山が写っています。

ズームアップ1。

ズームアップ2。

長い石段を下り、下山の途につきました。

暫し休憩した後、宝登山神社奥宮で、今回の秩父遠征ハイクの道中無事を祈り、

山腹から下界を見ると、何やらもやっていると言うか、もっと言えば、黄色っぽいと言うか・・・。

スギ花粉が大量に飛散しているのは明らかで、下山中は、眼の縁は痒いは、くしゃみは連発するは、鼻水は垂れるは・・・の悲惨な状況でした。

さて、ルートはこのような広い林道？になり、ジグザクした道をひたすら下るだけ。

ロープウエイも利用できます。
片道460円往復800円。
標高差にして236メートル（約5分）を稼げます。
http://www.hodosan-ropeway.co.jp/ttable.html

山麓駐車場（普通車は500円）。
流石に駐車車両は少なかったです。

パワースポットと言われる宝登山神社に寄ってから

長瀞駅まで真っ直ぐに伸びる道を大鳥居の向こうに渡れば

秩父鉄道長瀞駅に到着。

16:04発の普通電車に乗って

今宵の宿泊先がある和銅黒谷駅へ。ホームには観光PR用の巨大な和同開珎が飾ってありました。
http://www.chichibu.co.jp/~wado/

和銅黒谷駅から民家の向こうに見える武甲山。
夕方になって少しはもやもやが薄れて、山影もはっきりしてきたようです。

駅から送迎バスに揺られて、今日の宿「和銅鉱泉 薬師の湯 ゆの宿 和どう」。
明日は・・・四阿屋山に行こうかな。

感想

半袖隊長👕

　以前から行ってみたかった蝋梅の宝登山に行ってきました。
　ヤマレコハイカーの記録を見ると、長瀞アルプスと組み合わせがほとんどなので、拙者も
・野上駅から長瀞駅へ向かって歩く
・ロープウエイは使わない
の二点を決めました。
　
東京から電車で行く場合は西武電車利用だと思いこんでいましたが、よくよく調べてみると、野上駅に行くには、東武電車で寄居駅経由の方が早かったのですね
（⇒有料電車は使わない場合）。

　さて、長瀞アルプスは、正直言って、アルプスの冠を翳すには距離は短く高低差もありませんが、日本全国にナントカ銀座があるのと同じで、ナントカ・アルプスすと銘打って地域興しにつながるのであれば良しとしましょう。

　道は雑木林とスギ林が交互に現れるルートで、起伏はあるもののかなりなだらかです。最後の木段だけは急坂ですが、それがなければ詰まらない道かもしれません。逆にその急坂が楽しみとも言えるルートですね。

　山頂部には全国的にも有名な蝋梅園が広がり、冬が寒かった今年は、まだまだ見頃の時期が続いています。淡い黄色い花にほのかな香りを漂わせ、新春の訪れを真っ先に知らせてくれる存在であることには間違いありません。

　それにしても、急激な気温の上昇に正比例するかのように、スギ花粉の飛散は急激に激しさを増したようです。下山時に山腹から下界を見ると、明らかにもやもやした空気で、黄色がかった澱みを感じました。くしゃみや鼻水が止まりませんでした。宿泊先の仲居さんも、送迎車の運転手も、7日（木）ようから激増したとおっしゃってました。

　その分、身体にまとわりついた花粉と汗を宿の温泉で流した時には、心底、快感に打ち震えてしまいました。